日本でのホスピスやターミナルケアの原型となった「二十五三昧会」 現代に先んじること1000年前、日本におけるホスピス、ターミナルケアの原型といえる集団「二十五三昧会」(にじゅうござんまいえ)が僧侶たちによって結成された。彼らの信条・活動が病理を抱える現代社会に… 04/09 19:00 心に残る家族葬
宗教と食の深いつながり キリスト教によって生まれたお菓子とは 宗教と食は密接に関係している。たとえば、仏教では、動物の殺生を禁じられていたため、精進料理が生まれた。曹洞宗の大本山である永平寺では、開祖である道元の教えに基づいて、炊事も仏道修行の一環とされてい… 04/07 19:00 心に残る家族葬
「世の中は三日見ぬ間に桜かな」ーー品川区来福寺の雪中庵蓼太の句碑 2021年春、東京は3月22日に桜の満開が報じられた。それは2002年3月21日に次ぐもので、例年より10日以上早いという。桜が咲き始める頃になると、分厚いダウンジャケットや重いコートがいらなくな… 04/06 19:00 心に残る家族葬
仏教対話AIブッダボットを京大が開発 AIは宗教をいかに語るか 京都大学が仏教関係者らの協力を得て、仏教対話AI「ブッダボット」なるものを開発したというニュースが飛び込んできた。AIという最新技術と仏教の邂逅はいかなる展開を見せるのか。AIが語る宗教とは。■… 04/02 19:00 心に残る家族葬
イエス・キリストの復活祭・イースターとは?2021年はいつ? 「イースター・復活祭」をご存じだろうか。日本ではまだまだ馴染みが浅いが、キリスト教においては、クリスマスと同じくらいに重要なイベントである。もうすぐ時期が近付いているので、その日程やイースター・復… 03/31 19:00 心に残る家族葬
池袋御嶽神社のふくろうと池袋のシンボルであるいけふくろう JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン、西武池袋線、東武東上線のターミナル駅として知られる池袋駅。そして周辺に広がる巨大商業施設の喧騒から離れた住宅地の一角に、池袋御嶽神社という小さな神社がある。創建… 03/30 19:00 心に残る家族葬
日蓮が太陽のような明るさと生来の前向きさを備えていた理由 仏教のイメージは暗い。近年こそ「癒し」「スピリチュアル」「パワースポット」などのキーワードで変化しつつあるが、「ハレの日」を司る神道に比べて仏教は葬儀、法要など、つまり「死」の一文字がつきまとう。… 03/26 19:00 心に残る家族葬
スペインにおけるキリスト教とイスラム教の歴史と文化融合とは スペインは、ヨーロッパの中でも独特の文化を持っている。現在はキリスト教の国であるが、スペインの位置するイベリア半島は、約800年間にも及ぶイスラム教の支配を受けてきたという歴史があるからである。特… 03/22 19:00 心に残る家族葬
医療や看護、看取り、葬送を目的に兵士に寄り添った宗教者・陣僧たち 人類の歴史から戦争がなくなったことはない。今もこの瞬間もどこかの土地で血が流れ命が散っている。 逃れられない戦いと死に向かい合う戦場の兵士たちに寄り添う「従軍チャプレン」という宗教者が海外の軍隊に… 03/19 19:00 心に残る家族葬
めくって楽しむだけじゃない、「坊主」の詠んだ百人一首の世界 近年、競技かるたを題材にした漫画「ちはやふる」がブームになった。この漫画をきっかけに、百人一首の世界に触れた人も多いだろう。在原業平や紫式部といった、平安時代の貴族のイメージが真っ先に出てくる人も… 03/16 19:00 心に残る家族葬
「誕生」は元々人ではなく仏や菩薩のみを対象に使う言葉だった 私は、先日誕生日を迎え一つ歳をとった。ここでは死生観を重点としたコラムを書いてきていたが、誕生から仏教を見てみたいと思う。誕生を辞書で見てみると、「人が生まれる事」または「人が子どもを産む事」とさ… 03/12 19:00 心に残る家族葬
日本仏教最大の革命児の法然 法然の以前以後で大きく異なる日本仏教 浄土宗開祖・法然(1133〜1212)は、鎌倉新仏教の先駆者であり、日本仏教史上最大の革命児である。法然の革命はどれだけ強調してもしきれない。日本の仏教は法然以前・以後に分けられるといってもよい。… 03/11 19:00 心に残る家族葬
寺生まれには独特の悩みがある?登場人物が寺生まれの恋愛漫画を紹介 「僧侶は結婚してはいけない」というイメージを持っている人も多いかもしれない。しかし、日本は明治時代から僧侶の妻帯は許可されている。むしろ「結婚して後継ぎを残さなければならない」という世襲制度が根強… 03/08 19:00 心に残る家族葬
東京都調布市の布田天神社にある「多摩川の碑」について調べてみた 2020年11月に日本財団が行った、17〜19歳の男女を対象とした「デジタル化について」の意識調査によると、若者たちがデジタル化を進めて欲しいものとして、「オンライン授業」が35.9%と第1位にな… 03/05 19:00 心に残る家族葬
「オフィーリア」と「甘粕正彦」にみる残酷な死から表現される美しさ 死は恐ろしい。死は忌避され、「穢れ」ともされてきた。その一方で残酷な死に様が描かれた文学や芸術作品に美しさを見出すことがある。死に美しさを感じるとはどういうことか。■「オフィーリア」を描いたジョ… 03/02 19:00 心に残る家族葬
青森や岩手を中心に東北地方に伝わる民間信仰の「隠し念仏」とは 岩手・青森を中心に東北地方に息づく民間信仰のひとつ「隠し念仏」。時の政府や浄土真宗正統派の本願寺から異端・邪教とされ弾圧、糾弾を受けながらも、今日まで受け継がれている。なお、「隠れ念仏」という似た… 02/25 19:00 心に残る家族葬
生や死を考えさせられる麻枝准(まえだじゅん)作品のおすすめを紹介 「死生観」「人生の意味」というと、宗教的・哲学的でどこか難しく、取っ付きにくいイメージを持つ人もいるかもしれない。しかし、古来より伝わるような宗教や哲学ばかりではなく、身近なマンガやアニメ作品が、… 02/24 19:00 心に残る家族葬
蟻の街のマリアと呼ばれた北原怜子(きたはらさとこ)の慢心と回心 信仰は奇跡は起こす。しかし奇跡とは海を割ったり、死後復活するなどの神話的なものだけではない。「蟻の街のマリア」と呼ばれた北原怜子(きたはらさとこ)は己の傲慢に打ちひしがれ、その度に回心が起こり、小… 02/22 19:00 心に残る家族葬
葬儀の簡素化と仏教慣用句「信は荘厳なり」という考え方は矛盾するか 密教系や浄土系寺院などに入ると、きらびやかに飾り付けられた本堂・本尊を見ることができる。大型寺院ともなると過剰に感じるほど豪奢な飾り付けであることも珍しくない。一切の欲をへの執着を断ち切る仏教の教… 02/18 19:00 心に残る家族葬
哲学者・三木清の「人生論ノート 死について」から考える生と死 哲学者・三木清(1897年-1945年)の著書の中で、最も読まれているのが「人生論ノート」だ。1938年から1941年まで「文学界」で掲載されたエッセイをまとめた著書である。「死について」に始まり… 02/16 19:00 心に残る家族葬