TheNews(ザ・ニュース) > コメント部屋 > 大相撲のコメント部屋大相撲のコメント部屋 ※コメントを投稿する際は「コメントのルール」を一読ください。 ※誹謗中傷、なりすまし、野球に直接関係ないコメントは「NGコメント」、以上の行為を繰り返すと「NGユーザー」の対象となります。 ※2019年7月1日からコメントの確認・サイト掲載時間は9時~18時の間のみです。またコメント反映までは1時間程度を目安としてください。 ※フィーチャーフォン(ガラケー)の投稿機能に関しましては、動作を保証するものではありませんのでご了承ください。
北の富士さん、初めてのラジオ解説ボックス席 相当、快適だったようですねえ。 曰く、 きょう三日目はラジオ解説放送時の音が土俵に聞こえないようにするため、特別にブースを作りました。その中での放送は完全個室で快適でありました。おかげさんで、しっかり楽しませてもらいました。 相撲内容もだんだんと良くなって、これでひと安心。 照ノ富士が千代丸を右四つに組み止め、豪快な上手投げで破った。自信満々である。このあたりでは力が抜きんでている。弱くて落ちたわけではないので、けがさえ良くなればこのくらいは当然と言えば当然で、驚くには当たらない。 琴勝峰と琴ノ若の若武者2人。この日も持ち味を存分に発揮し、3連勝。両力士ともに申し分のない相撲内容で言うことなしである。 高安と琴奨菊の元大関同士の一番も場内を大いに盛り上げていた。前半戦に元大関が4人もいるとは、私たちの時では考えられないことだが、今は落ちても土俵に執着することが美徳とされているようだ。これも時代であろう。 一方では豪栄道のように昔気質の男もいる。好みの問題だろうが、私は古い人間だから後者の方が好きである。どうも鶴竜の休場が尾を引いているようである。この話はなかったことにしよう。 後半戦は面白い場面が見られた。白鵬は、何場所か前に鮮やかな切り返しで裏返しにされた遠藤との一番。もろ差しを狙う遠藤に対し、右から強烈におっつけ一気に寄り切った。が、勢い余った白鵬が花道を駆け抜けて姿を消してしまった。 確かにすごい気迫と出足ではあったが、多分に白鵬の演出があったみたい。初日こそ少してこずったが、どうやら本調子になってきたとみてよいだろう。それにしても白鵬の走る姿はきれいだったな。 強いと言えば、朝乃山も堂々たる大関相撲であった。あまりあいくちの良くない豊山をものともせず、豪快に寄り切った。新大関の硬さは全く感じさせない。白鵬との優勝争いが楽しみである。 豪快と言えば、隠岐の海が貴景勝を押し倒したのはびっくりである。貴景勝が左からいなそうとしたところを、隠岐の海の右のど輪が物の見事に決まって大関が腰から砕け落ちた。タイミングが良かったこともあるが、隠岐の海の今場所の好調ぶりが証明された一番といえる。 私が優勝候補の一人に挙げた御嶽海が、阿武咲に攻め込まれたが捨て身の首投げで九死に一生の3連勝。どうやら勝ち運も味方をしているようだ。 先にも述べたが、相撲が良くなってきたのはいいことである。お客さまは少ないが拍手は大きい。土俵の方はもう心配はないが、今日も大勢の感染者が出ている。気分がめいる。昨日作ったカレーの残りでも食べて寝るとするか。今の私は何の楽しみもない。こんな晩年になるとは夢にも思わなかった。と、つい弱音が出てしまう。つらいのは俺だけではない。しっかりしろ、北の富士。 ・・・やっぱり、北の富士さん、どこにも出かけてないんですねえ。 『 昨日作ったカレーの残り 』って、ちょっと寂しい言い方ですが、 二日目のカレー・・いいじゃないですか。 夏場だから、三日目・四日目のカレーを食するのは食中毒の危険もありますが、二日目ならノープロブラム、でしょう。 ナンを買ってきて一緒に食べるとか、 残りのカレーに牛乳を足したり、または、ケチャップを足したり、 チョコレートを溶かし入れたりして 味変 させると 楽しく食べられますよ、 油揚げを胡麻油で炒めてカレーに加えて煮ると、お肉の触感でより美味しく感じます。 価格が安定している舞茸や椎茸を足す方法も栄養価の面でお勧めです。 もちろん目玉焼きをひとつ、上にのせても見た目も美味しそうになります。 今日もカレーかぁ・・と嘆かず、楽しんでみてくださいね、 北の富士さん。
安治川部屋の力士だった男性が万引き犯を捕まえました。 元力士の芸人がお手柄! 相撲芸人のめっちゃ(31)が21日午後9時ごろ、東京・武蔵小山の商店街で万引き犯を捕まえた。銭湯帰りに歩いていたところ、前方から青年が走ってきた。その後方から「待て! 捕まえろ!」との声が聞こえた。めっちゃは正面から体当たりし、左を差して寄り倒したという。男はレンタルビデオ店で万引をした疑いがあり、その後警察に引き渡した。 めっちゃは「ここで止めないと面倒なことになると思って止めました。トップスピードで来ましたが、怖いのはまったくなかった。対人はもう(力士時代に)嫌っていうほどやってきましたから。ちょっと腰が引けて、下半身が使えてへんなと、立ち合いを反省しました。腕だけで差しにいったので、踏み込んで当たらないといけません」と、まるで取組後のように振り返った。レンタルビデオ店の店員や警察からは感謝されたという。 めっちゃと一緒に歩いていた相撲芸人のキンボシ西田淳裕は「めっちゃさんは 1ミリもびびることなく向かっていきました。本物だと思いました。ドラマでよく見るシーンが自分に降りかかるとは思ってもいませんでした。僕は怖すぎて、何もできませんでした」と振り返った。 めっちゃは安治川部屋(現在の伊勢ケ浜部屋)に入門し、2004年(平成16年)春場所初土俵。安大ノ浪(あおのなみ)のしこ名で、最高位は東序二段94枚目。現在は相撲芸人として、安美錦の寝起きなど相撲あるある物まねを得意とし、ツイッター@MECCHAHOSODAでもネタを披露している。 めっちゃの兄弟子にあたる安治川親方(元関脇安美錦)は「迷わず当たっていけたのは、稽古をした経験があったからだと思います。そのような状況で向かっていくのは危険も伴うのでやめた方がいいと思いますが、一緒に稽古をした仲間として誇りに思います。現在開催中の7月場所においても、とても勇気をいただきました。ありがとう」とコメントした。 ・・・少し前に、橋の上から川へ身投げした女性を、付近の境川部屋の力士や親方たちが飛び出していき、救助したというニュースがありましたね。 「気は優しくて力持ち」を地で行く行為に アッパレ!
ラジオ解説・・・楽しかったですね。 自宅のラジオの電池が切れていたので、パソコン(スマホでも可)で RADIKO(ラジコ)と検索して、番組表からNHK第一をチョイスし「すぐ聴く」にして、聴くことができました。 放送の冒頭で、 厚井アナウンサーから 「従来と違って狭い場所で、窮屈ですみません」と言われて、 北の富士さんが 『 いえいえ、快適ですよ。 ずっとここに居たい! 』 って返していました。 狭い中で空調の効きがいいのか、今までの舛席で放送中(解説中)に まわりの観客からの いじり に辟易していたのか、 ‟ずっとここに居たい”は、うけましたね。 昨年の九州場所や今年の初場所には、けっこう咳をしていたのですが、今は、ほとんで咳き込まず、体調は良いようですね。 外出自粛で、両國界隈で外食したり、銀座にくりだしたりしていないんでしょうねえ。 とにかく、休場なしで、あと12日間、乗り切って欲しいです。 そういえば、高尾の姉御は元気でしょうか? Yさんも元気でいるでしょうか? みなさん、どうしているのかな? 明日、四日目は、北の富士さんはお休みですが、テレビ解説で 正面:舞の海さん、 向こう正面:井筒親方(元豊ノ島)が 軽妙なやり取りをしてくれそうです。 とっても楽しみ。
ラジオ解説の北の富士さんの話を楽しく聴いてます。 花道で椅子に座って警備の仕事をしている親方は誰かなと思ってよく見たら。 マスクをしていて解らなかったけど。 元栃煌山でした。 親方の制服の青色のジャンバー?上着が 似合ってました。
初日・二日目と進みました。 初日の幕内中盤で、北の富士さんがテレビ解説で『土俵勘が戻ってないのか、幕内では、攻められた力士が踏ん張れず、土俵際で全然残せてない』と指摘されていた通りでしたが、二日目はけっこう見ごたえがありました。 北の富士さん曰く、 二日目の土俵は昨日とは違い、良い相撲が多かった。散々文句を言った甲斐があったというものだ。 今日も佐渡ケ嶽の若手が素晴らしい相撲で共に2連勝。別に2連勝に驚いているわけではない。とにかく内容がよろしい。琴勝峰は立ち合いから出足良く攻めたが、若隆景がしぶとく残し逆に体勢を立て直して攻め返した。若手同士の攻防はなかなか見応えがあった。今度は琴勝峰が懸命に残し、体を入れ替えて九死に一生の逆転勝ちをした。 昨日(初日)も書いたと思うが足腰の良さは、白鵬の若い頃のようでもある。立ち合いから積極的に前に出る取り口も魅力的である。少しほめ過ぎかもしれないが、まさに前途洋々の力士の出現はうれしい限りである。 琴ノ若も負けてはいない。巧者佐田の海に対し、逆にもろ差しになって一気に寄り切った。父の琴ノ若より相撲の速さでは、はるかに勝っている。優しい顔をしているが、芯が強そうである。祖父の琴桜の立ち合いを理想としているらしいが、誠に結構な志である。 若い2人に刺激を受けて琴奨菊も元気いっぱいの2連勝。佐渡ケ嶽部屋の黄金時代が来る日もそう遠くないだろう。 後半戦も気合の入った相撲が見られた。朝乃山は苦手の遠藤を気力で一蹴した。右差しにこだわらず、両上手を引いて寄ると、遠藤は戦意喪失。何もできずに土俵を割った。 貴景勝もかつてのライバル阿武咲に攻め勝ち、機を見てはたき込んだ。できれば押しで攻め切ってほしかったが、まだ出足は本調子ではないようだ。とにかくカド番脱出が先決である。 結びの白鵬は昨日、隠岐の海にヒヤリとさせられた。おそらく反省したのだろう。立ち合いの踏み込みも厳しく豊山に突き押しを許さず右四つに組み止め、呼吸も置かずに上手投げで投げ捨てた。やはり本気を出すと白鵬は強い。鶴竜の突然の休場で逆にやる気が増したと推察する。これが横綱の責任というものである。 一方、休場した鶴竜にはあきれて物も言えない。不用意な裾払いで自滅し、苦笑いをしていたぐらいだから余裕かなと見ていたのだが、まさかの休場には俺の方が苦笑いである。それにしてもあっさりと休場するものだ。休む理由は何とでもなる。実は場所前に痛めていた所を再度やってしまった。こんなところだろう。これで休場は17場所、18場所?(実際は16場所)実によく休むものだ。おそらく休場は横綱の特権と考え違いしているのだろうか。まあよい、ゆっくり休むことである。 それにしても展望で鶴竜の名を挙げなかったのは、私の勘の鋭さ以外の何ものでもない。われながら恐ろしい。 相撲は良かったが、今日の東京都内の感染者は168人。今の私は本当を言うと、相撲よりコロナの方が気になって仕方がない。今日も元気のつく物を食べて早く寝ます。 ・・・今日の三日目、結び五番に注目。 前頭二枚目の阿武咲対関脇御嶽海、関脇正代対二枚目の隆の勝、 そして平成28年三月三段目付出しで一緒に初土俵を踏んだ同期対決=前頭筆頭の豊山対大関朝乃山、 大関貴景勝対小結隠岐の海、 横綱白鵬対筆頭の遠藤。 前半戦(幕内下位)では、琴恵光対若隆景、元大関同士の高安対琴奨菊、照強対石浦の小兵対決。 幕下では、納谷が北磻磨と対戦、宇良も登場して北の富士さん肝いりの新鋭(19歳・昨年五月、序ノ口での初土俵以来6場所連続勝ち越しで番付を上げてきた)北の若と対戦します。 幕下の相撲は、地上波テレビ中継では見られないので、ABEMAテレビで視るとしましょう。 鶴竜の休場は横綱としては 横綱在位37場所で15度目。 昭和以降で 休場が多かった横綱は、 貴乃花が在位49場所で16度。 大鵬が在位58場所で14度。 曙が在位48場所で13度。 柏戸が在位47場所で12度。 千代の山が在位32場所で11度、 北の湖が在位63場所で11度、 千代の富士が在位59場所で11度、白鵬が在位77場所で11度。 長く横綱を務めると、どうしてもピークを過ぎたころから休場が増えるものですね。 それは連続場所勝ち越し記録を持っていた北の湖も白鵬も例外ではなかったですね。 直近では、新横綱の場所での大怪我に泣き、やむなく引退した横綱稀勢の里が在位12場所で9度でした。 子供心に、一番に応援していた柏戸が『怪我して休んでばっかり・・まったくもう!・・』と嘆いていたものですが、貴乃花や曙より休場が少ないというのは意外でした。 毎場所、本気で応援していたから「休場」と聞いて落胆した記憶が強いのですね、きっと。 鶴竜は在位場所の割には、あっちが痛い、こっちも痛いとの途中休場が多く、膝関節が外れるという大怪我で苦しみぬいた貴乃花の最多休場記録にもうすぐ追いついてしまいそうです。 奮起を期待したいものですねえ。 そうそう、今日のNHKラジオ第一での大相撲中継の解説は 北の富士さんです。
温故知新・大相撲カレンダー 7月19日 1998平成10年名古屋場所千秋楽 曙と貴乃花が対戦。 これでこの二人による「千秋楽結びの一番の対戦」が23度目となり、輪島・北の湖戦を抜いて 歴代最多カードとなりました。 ふたりはこの後も千秋楽対戦を重ね、27度となりました。これは大相撲記録です。 これに続くのが、 白鵬・日馬富士の24度、 輪島・北の湖の22度、 柏戸・大鵬の21度、 朝青龍・白鵬の14度、 北の湖・二代若乃花の13度、 貴乃花・武蔵丸の12度、 玉錦・武蔵山の9度、 朝青龍・千代大海の9度、 栃錦・初代若乃花の8度 となっていて、 白鵬・鶴竜が12度で今場所13度目となりそうでしたが、今日からの鶴竜の休場で来場所以降へ持ち越しとなりました。
鶴竜休場。。。 鶴竜は、昨日の初日、安易で不用意な『裾払い』を失敗して まさかの「腰砕け」で金星配給。 これで鶴竜は、横綱在位37場所目で 33個目の金星配給となりました。 歴代の金星配給多数記録は、 北の湖63場所で 53個配給(ひと場所平均 0.841個)、 日馬富士31場所で 40個配給(ひと場所平均1.29個)、 輪島が47場所で 39個配給(ひと場所平均 0.83個)、 貴乃花49場所で 39個(ひと場所平均 0.80個)、 柏戸47場所で 35個(ひと場所平均 0.74個)、 曙48場所で 35個(ひと場所平均 0.73個)、 千代の山が 32場所で34個(ひと場所平均 1.06個)、 栃ノ海が 17場所で33個(ひと場所平均 1.94個)、 そして鶴竜が 37場所目で33個(ひと場所平均 0.89個)、 次いで鏡里の 21場所で31個(ひと場所平均 1.48個)、 栃錦の28場所で 31個(ひと場所平均 1.11個)と続く。 これが 現時点での金星配給数のワースト10です。 ほかに、ひと場所平均では、 男女ノ川が在位12場所で22個(ひと場所平均 1.83個) 宮城山が17場所で29個(ひと場所平均 1.71個)、 前田山が在位6場所で8個(ひと場所平均 1.33個)、 朝潮が16場所で20個(ひと場所平均 1.25個)、 三代若乃花が11場所で18個(ひと場所平均 1.64個) 琴櫻が8場所で12個(ひと場所平均 1.5個) 稀勢の里が12場所で18個(ひと場所平均 1.5個) 旭富士が9場所で12個(ひと場所平均 1.33個) 逆に、金星配給率が少ないのは 白鵬が、今年の春場所終了現在、76場所で26個の金星配給でひと場所平均 0.34個、 その白鵬を金星配給率の少なさで上回るのは 圧巻は、太刀山の在位7年=14場所で金星配給ゼロ、当然ひと場所あたりゼロ。 そして、早逝した玉の海が在位10場所で3個(ひと場所平均 0.30個)、 同じく現役死した玉錦が在位12場所で4個、(ひと場所平均 0.33個)、 栃木山が在位8年=15場所で5個(ひと場所平均 0.33個)、 昭和の大横綱では 戦前では、「角界の至宝」双葉山は 在位17場所で14個(ひと場所平均 0.82個) 戦後では「不沈艦」大鵬が 在位58場所で28個(ひと場所平均 0.48個) そして昭和の終わりの「小さな大横綱」千代の富士が 在位59場所で29個(ひと場所平均 0.49個)、 そして、我らが北の富士さんは在位27場所で金星配給17個、ひと場所平均 1.59個)でした。
そういえば初日を前にして、今場所の展望を北の富士さんが投稿していました。 それをご紹介すると 7月場所の展望に入る前に、九州地方で甚大な大雨の被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。力士たちの相撲が、少しでも皆さま方の心の安らぎや励ましとなっていただけるなら幸甚に存じます。 何か理事長のあいさつみたいになってしまったが、とにかく力士たちはこの未曽有の惨事の時に相撲を取れることをよく理解し、心を込めて土俵を務めてもらいたい。だから今場所は勝った負けたより、いかに良い相撲を取るか、心を打つ相撲を取れるかが大事だと思う。親からもらった頑強な体で「コロナ」なんか吹っ飛ばす気力を見せ付けてくれ。 それでは展望といきますか。夏場所が中止になったので、相撲を見るのは春場所以来である。情報は全くない。誰が好調で誰が不調か、皆目見当が付かない。情報通の舞の海君でもお手上げである。 それでも予想をしなければいけない。初日に体を見れば、ある程度の好不調の見分けは付くだろうが、残念ながらそれでは間に合わない。勘に頼る以外ない。共通して言えるのは、全員稽古不足ということである。土俵が使えない時は筋トレしかない。街のジムは閉鎖しているので、結局は自宅か部屋でやるしか手はない。 最近はトレーニングルームのある部屋もあるらしいが、相撲取りは土俵の上で稽古してナンボのものである。肝心の稽古もせずバーベルを何百キロ持ち上げたってクソの足しにもならない。昔の相撲部屋はダンベルひとつ置いていなかった。ひたすら四股、てっぽうのみ。「しこてつ3年」と言って、これさえみっちりやると3年で十両になれると言われたものだ。 今、これを実行しているのは白鵬くらいなものだろう。 テレビで朝乃山が、師匠に縄跳びを勧められて一日10分やってます。これには泣きたくなってしまった。そんなもの、俺だってできる。まあ高砂親方は面白い人だから、多分冗談だと思うが、飛ぶ鳥を落とす勢いの新大関が縄跳び10分は、あまりにも情けない。 いけない、また脱線したようだ。全力士が稽古不足は条件が同じである。であるから、実力のある者が勝つのは当たり前である。白鵬は夏場所の中止で、十分に休養できて体調は悪くないだろう。恐らく独走状態で優勝するだろうと私は思う。 それに続くのは鶴竜と言いたいが、朝乃山の勢いの方を買う。”縄跳び10分” が少し気になるが、平常心で取れたなら白鵬と優勝を争うだろう。貴景勝は押し相撲だけに稽古不十分はきつい。とにかく、かど番だけは脱出したいところ。 それに続くのは御嶽海。持ち前の思い切りの良い相撲が取れたら3度目の優勝も夢ではない。東関脇の正代にも期待したいが、三役に定着する力が付いたか、まだ信用はできない。 三役と幕内上位には、なかなか良い顔触れがそろっている。大栄翔、隆の勝、阿武咲らの押し相撲が上位にとっては要注意であろう。 炎鵬と照強が存分に働けば、相撲勘の鈍っている大きな力士はついて行けないだろう。幕内下位には琴ノ若と琴勝峰の期待の若手力士がいる。いずれも敢闘賞候補である。思い切り暴れてもらいたい。 将来を嘱望される力士がいる一方で、土俵を去る力士もいる。元関脇栃煌山がひっそりと引退を発表した。一時は大関も期待された好力士だったが、体の硬さとけがの多さが持ち前の地力を発揮することを妨げた。真面目で正直な相撲は好感度抜群の力士ではあったが、また一人、惜しい力士がいなくなったのは残念。 私の思い出は、もろ差しになった栃煌山が把瑠都に両上手から高々とつり出された一番(2009年春場所)。つられた栃煌山がぴくりとも動かないのを「軒下につるされたシャケじゃあるまいに、少しは抵抗したらどうだ」と苦言を呈したことがあった。 どうもそれ以来、栃煌山は「シャケ」と言われたと聞いている。もしそれが本当だとしたら申し訳ないことであった。あのころは私も若かったので、毒舌も多かった。今は「仏の北の富士」と言われているのに。 とにかく、今場所はどんな相撲が飛び出すやら、期待より不安の方が大きいのが正直なところであります。私はコロナにビクビクして放送することになります。 それでは十五日間、よろしくお付き合い願います。 ・・・初日は、北の富士さんが名前を挙げた力士たちが、概ね白星スタートを切りました。 舞の海さんは、向こう正面の奥に急仕立てで作られたアクリルボックスのような小部屋に閉じ込められ?て、可哀そうに見えました。アナウンサーから話を振られることも少なく、ガラスケースに収まった五月人形のようでした。
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北の富士さん、初めてのラジオ解説ボックス席 相当、快適だったようですねえ。
曰く、
きょう三日目はラジオ解説放送時の音が土俵に聞こえないようにするため、特別にブースを作りました。その中での放送は完全個室で快適でありました。おかげさんで、しっかり楽しませてもらいました。
相撲内容もだんだんと良くなって、これでひと安心。 照ノ富士が千代丸を右四つに組み止め、豪快な上手投げで破った。自信満々である。このあたりでは力が抜きんでている。弱くて落ちたわけではないので、けがさえ良くなればこのくらいは当然と言えば当然で、驚くには当たらない。
琴勝峰と琴ノ若の若武者2人。この日も持ち味を存分に発揮し、3連勝。両力士ともに申し分のない相撲内容で言うことなしである。 高安と琴奨菊の元大関同士の一番も場内を大いに盛り上げていた。前半戦に元大関が4人もいるとは、私たちの時では考えられないことだが、今は落ちても土俵に執着することが美徳とされているようだ。これも時代であろう。 一方では豪栄道のように昔気質の男もいる。好みの問題だろうが、私は古い人間だから後者の方が好きである。どうも鶴竜の休場が尾を引いているようである。この話はなかったことにしよう。
後半戦は面白い場面が見られた。白鵬は、何場所か前に鮮やかな切り返しで裏返しにされた遠藤との一番。もろ差しを狙う遠藤に対し、右から強烈におっつけ一気に寄り切った。が、勢い余った白鵬が花道を駆け抜けて姿を消してしまった。 確かにすごい気迫と出足ではあったが、多分に白鵬の演出があったみたい。初日こそ少してこずったが、どうやら本調子になってきたとみてよいだろう。それにしても白鵬の走る姿はきれいだったな。
強いと言えば、朝乃山も堂々たる大関相撲であった。あまりあいくちの良くない豊山をものともせず、豪快に寄り切った。新大関の硬さは全く感じさせない。白鵬との優勝争いが楽しみである。
豪快と言えば、隠岐の海が貴景勝を押し倒したのはびっくりである。貴景勝が左からいなそうとしたところを、隠岐の海の右のど輪が物の見事に決まって大関が腰から砕け落ちた。タイミングが良かったこともあるが、隠岐の海の今場所の好調ぶりが証明された一番といえる。
私が優勝候補の一人に挙げた御嶽海が、阿武咲に攻め込まれたが捨て身の首投げで九死に一生の3連勝。どうやら勝ち運も味方をしているようだ。
先にも述べたが、相撲が良くなってきたのはいいことである。お客さまは少ないが拍手は大きい。土俵の方はもう心配はないが、今日も大勢の感染者が出ている。気分がめいる。昨日作ったカレーの残りでも食べて寝るとするか。今の私は何の楽しみもない。こんな晩年になるとは夢にも思わなかった。と、つい弱音が出てしまう。つらいのは俺だけではない。しっかりしろ、北の富士。
・・・やっぱり、北の富士さん、どこにも出かけてないんですねえ。 『 昨日作ったカレーの残り 』って、ちょっと寂しい言い方ですが、 二日目のカレー・・いいじゃないですか。 夏場だから、三日目・四日目のカレーを食するのは食中毒の危険もありますが、二日目ならノープロブラム、でしょう。 ナンを買ってきて一緒に食べるとか、 残りのカレーに牛乳を足したり、または、ケチャップを足したり、 チョコレートを溶かし入れたりして 味変 させると 楽しく食べられますよ、 油揚げを胡麻油で炒めてカレーに加えて煮ると、お肉の触感でより美味しく感じます。 価格が安定している舞茸や椎茸を足す方法も栄養価の面でお勧めです。 もちろん目玉焼きをひとつ、上にのせても見た目も美味しそうになります。 今日もカレーかぁ・・と嘆かず、楽しんでみてくださいね、 北の富士さん。
安治川部屋の力士だった男性が万引き犯を捕まえました。
元力士の芸人がお手柄! 相撲芸人のめっちゃ(31)が21日午後9時ごろ、東京・武蔵小山の商店街で万引き犯を捕まえた。銭湯帰りに歩いていたところ、前方から青年が走ってきた。その後方から「待て! 捕まえろ!」との声が聞こえた。めっちゃは正面から体当たりし、左を差して寄り倒したという。男はレンタルビデオ店で万引をした疑いがあり、その後警察に引き渡した。
めっちゃは「ここで止めないと面倒なことになると思って止めました。トップスピードで来ましたが、怖いのはまったくなかった。対人はもう(力士時代に)嫌っていうほどやってきましたから。ちょっと腰が引けて、下半身が使えてへんなと、立ち合いを反省しました。腕だけで差しにいったので、踏み込んで当たらないといけません」と、まるで取組後のように振り返った。レンタルビデオ店の店員や警察からは感謝されたという。
めっちゃと一緒に歩いていた相撲芸人のキンボシ西田淳裕は「めっちゃさんは 1ミリもびびることなく向かっていきました。本物だと思いました。ドラマでよく見るシーンが自分に降りかかるとは思ってもいませんでした。僕は怖すぎて、何もできませんでした」と振り返った。
めっちゃは安治川部屋(現在の伊勢ケ浜部屋)に入門し、2004年(平成16年)春場所初土俵。安大ノ浪(あおのなみ)のしこ名で、最高位は東序二段94枚目。現在は相撲芸人として、安美錦の寝起きなど相撲あるある物まねを得意とし、ツイッター@MECCHAHOSODAでもネタを披露している。
めっちゃの兄弟子にあたる安治川親方(元関脇安美錦)は「迷わず当たっていけたのは、稽古をした経験があったからだと思います。そのような状況で向かっていくのは危険も伴うのでやめた方がいいと思いますが、一緒に稽古をした仲間として誇りに思います。現在開催中の7月場所においても、とても勇気をいただきました。ありがとう」とコメントした。
・・・少し前に、橋の上から川へ身投げした女性を、付近の境川部屋の力士や親方たちが飛び出していき、救助したというニュースがありましたね。 「気は優しくて力持ち」を地で行く行為に アッパレ!
ラジオ解説・・・楽しかったですね。
自宅のラジオの電池が切れていたので、パソコン(スマホでも可)で RADIKO(ラジコ)と検索して、番組表からNHK第一をチョイスし「すぐ聴く」にして、聴くことができました。
放送の冒頭で、
厚井アナウンサーから
「従来と違って狭い場所で、窮屈ですみません」と言われて、
北の富士さんが
『 いえいえ、快適ですよ。 ずっとここに居たい! 』
って返していました。
狭い中で空調の効きがいいのか、今までの舛席で放送中(解説中)に まわりの観客からの いじり に辟易していたのか、
‟ずっとここに居たい”は、うけましたね。
昨年の九州場所や今年の初場所には、けっこう咳をしていたのですが、今は、ほとんで咳き込まず、体調は良いようですね。
外出自粛で、両國界隈で外食したり、銀座にくりだしたりしていないんでしょうねえ。
とにかく、休場なしで、あと12日間、乗り切って欲しいです。
そういえば、高尾の姉御は元気でしょうか? Yさんも元気でいるでしょうか?
みなさん、どうしているのかな?
明日、四日目は、北の富士さんはお休みですが、テレビ解説で 正面:舞の海さん、 向こう正面:井筒親方(元豊ノ島)が 軽妙なやり取りをしてくれそうです。 とっても楽しみ。
ラジオ解説の北の富士さんの話を楽しく聴いてます。
花道で椅子に座って警備の仕事をしている親方は誰かなと思ってよく見たら。
マスクをしていて解らなかったけど。
元栃煌山でした。
親方の制服の青色のジャンバー?上着が
似合ってました。
初日・二日目と進みました。 初日の幕内中盤で、北の富士さんがテレビ解説で『土俵勘が戻ってないのか、幕内では、攻められた力士が踏ん張れず、土俵際で全然残せてない』と指摘されていた通りでしたが、二日目はけっこう見ごたえがありました。
北の富士さん曰く、
二日目の土俵は昨日とは違い、良い相撲が多かった。散々文句を言った甲斐があったというものだ。 今日も佐渡ケ嶽の若手が素晴らしい相撲で共に2連勝。別に2連勝に驚いているわけではない。とにかく内容がよろしい。琴勝峰は立ち合いから出足良く攻めたが、若隆景がしぶとく残し逆に体勢を立て直して攻め返した。若手同士の攻防はなかなか見応えがあった。今度は琴勝峰が懸命に残し、体を入れ替えて九死に一生の逆転勝ちをした。 昨日(初日)も書いたと思うが足腰の良さは、白鵬の若い頃のようでもある。立ち合いから積極的に前に出る取り口も魅力的である。少しほめ過ぎかもしれないが、まさに前途洋々の力士の出現はうれしい限りである。
琴ノ若も負けてはいない。巧者佐田の海に対し、逆にもろ差しになって一気に寄り切った。父の琴ノ若より相撲の速さでは、はるかに勝っている。優しい顔をしているが、芯が強そうである。祖父の琴桜の立ち合いを理想としているらしいが、誠に結構な志である。
若い2人に刺激を受けて琴奨菊も元気いっぱいの2連勝。佐渡ケ嶽部屋の黄金時代が来る日もそう遠くないだろう。
後半戦も気合の入った相撲が見られた。朝乃山は苦手の遠藤を気力で一蹴した。右差しにこだわらず、両上手を引いて寄ると、遠藤は戦意喪失。何もできずに土俵を割った。 貴景勝もかつてのライバル阿武咲に攻め勝ち、機を見てはたき込んだ。できれば押しで攻め切ってほしかったが、まだ出足は本調子ではないようだ。とにかくカド番脱出が先決である。 結びの白鵬は昨日、隠岐の海にヒヤリとさせられた。おそらく反省したのだろう。立ち合いの踏み込みも厳しく豊山に突き押しを許さず右四つに組み止め、呼吸も置かずに上手投げで投げ捨てた。やはり本気を出すと白鵬は強い。鶴竜の突然の休場で逆にやる気が増したと推察する。これが横綱の責任というものである。
一方、休場した鶴竜にはあきれて物も言えない。不用意な裾払いで自滅し、苦笑いをしていたぐらいだから余裕かなと見ていたのだが、まさかの休場には俺の方が苦笑いである。それにしてもあっさりと休場するものだ。休む理由は何とでもなる。実は場所前に痛めていた所を再度やってしまった。こんなところだろう。これで休場は17場所、18場所?(実際は16場所)実によく休むものだ。おそらく休場は横綱の特権と考え違いしているのだろうか。まあよい、ゆっくり休むことである。 それにしても展望で鶴竜の名を挙げなかったのは、私の勘の鋭さ以外の何ものでもない。われながら恐ろしい。
相撲は良かったが、今日の東京都内の感染者は168人。今の私は本当を言うと、相撲よりコロナの方が気になって仕方がない。今日も元気のつく物を食べて早く寝ます。
・・・今日の三日目、結び五番に注目。 前頭二枚目の阿武咲対関脇御嶽海、関脇正代対二枚目の隆の勝、 そして平成28年三月三段目付出しで一緒に初土俵を踏んだ同期対決=前頭筆頭の豊山対大関朝乃山、 大関貴景勝対小結隠岐の海、 横綱白鵬対筆頭の遠藤。
前半戦(幕内下位)では、琴恵光対若隆景、元大関同士の高安対琴奨菊、照強対石浦の小兵対決。
幕下では、納谷が北磻磨と対戦、宇良も登場して北の富士さん肝いりの新鋭(19歳・昨年五月、序ノ口での初土俵以来6場所連続勝ち越しで番付を上げてきた)北の若と対戦します。
幕下の相撲は、地上波テレビ中継では見られないので、ABEMAテレビで視るとしましょう。
鶴竜の休場は横綱としては 横綱在位37場所で15度目。
昭和以降で 休場が多かった横綱は、
貴乃花が在位49場所で16度。
大鵬が在位58場所で14度。
曙が在位48場所で13度。
柏戸が在位47場所で12度。
千代の山が在位32場所で11度、 北の湖が在位63場所で11度、 千代の富士が在位59場所で11度、白鵬が在位77場所で11度。
長く横綱を務めると、どうしてもピークを過ぎたころから休場が増えるものですね。 それは連続場所勝ち越し記録を持っていた北の湖も白鵬も例外ではなかったですね。
直近では、新横綱の場所での大怪我に泣き、やむなく引退した横綱稀勢の里が在位12場所で9度でした。
子供心に、一番に応援していた柏戸が『怪我して休んでばっかり・・まったくもう!・・』と嘆いていたものですが、貴乃花や曙より休場が少ないというのは意外でした。 毎場所、本気で応援していたから「休場」と聞いて落胆した記憶が強いのですね、きっと。
鶴竜は在位場所の割には、あっちが痛い、こっちも痛いとの途中休場が多く、膝関節が外れるという大怪我で苦しみぬいた貴乃花の最多休場記録にもうすぐ追いついてしまいそうです。
奮起を期待したいものですねえ。
そうそう、今日のNHKラジオ第一での大相撲中継の解説は 北の富士さんです。
温故知新・大相撲カレンダー
7月19日
1998平成10年名古屋場所千秋楽 曙と貴乃花が対戦。 これでこの二人による「千秋楽結びの一番の対戦」が23度目となり、輪島・北の湖戦を抜いて 歴代最多カードとなりました。
ふたりはこの後も千秋楽対戦を重ね、27度となりました。これは大相撲記録です。
これに続くのが、 白鵬・日馬富士の24度、 輪島・北の湖の22度、 柏戸・大鵬の21度、 朝青龍・白鵬の14度、 北の湖・二代若乃花の13度、 貴乃花・武蔵丸の12度、 玉錦・武蔵山の9度、 朝青龍・千代大海の9度、 栃錦・初代若乃花の8度 となっていて、 白鵬・鶴竜が12度で今場所13度目となりそうでしたが、今日からの鶴竜の休場で来場所以降へ持ち越しとなりました。
鶴竜休場。。。
鶴竜は、昨日の初日、安易で不用意な『裾払い』を失敗して まさかの「腰砕け」で金星配給。
これで鶴竜は、横綱在位37場所目で 33個目の金星配給となりました。
歴代の金星配給多数記録は、
北の湖63場所で 53個配給(ひと場所平均 0.841個)、
日馬富士31場所で 40個配給(ひと場所平均1.29個)、
輪島が47場所で 39個配給(ひと場所平均 0.83個)、
貴乃花49場所で 39個(ひと場所平均 0.80個)、
柏戸47場所で 35個(ひと場所平均 0.74個)、
曙48場所で 35個(ひと場所平均 0.73個)、
千代の山が 32場所で34個(ひと場所平均 1.06個)、
栃ノ海が 17場所で33個(ひと場所平均 1.94個)、
そして鶴竜が 37場所目で33個(ひと場所平均 0.89個)、
次いで鏡里の 21場所で31個(ひと場所平均 1.48個)、
栃錦の28場所で 31個(ひと場所平均 1.11個)と続く。
これが 現時点での金星配給数のワースト10です。
ほかに、ひと場所平均では、
男女ノ川が在位12場所で22個(ひと場所平均 1.83個)
宮城山が17場所で29個(ひと場所平均 1.71個)、
前田山が在位6場所で8個(ひと場所平均 1.33個)、
朝潮が16場所で20個(ひと場所平均 1.25個)、
三代若乃花が11場所で18個(ひと場所平均 1.64個)
琴櫻が8場所で12個(ひと場所平均 1.5個)
稀勢の里が12場所で18個(ひと場所平均 1.5個)
旭富士が9場所で12個(ひと場所平均 1.33個)
逆に、金星配給率が少ないのは
白鵬が、今年の春場所終了現在、76場所で26個の金星配給でひと場所平均 0.34個、
その白鵬を金星配給率の少なさで上回るのは
圧巻は、太刀山の在位7年=14場所で金星配給ゼロ、当然ひと場所あたりゼロ。
そして、早逝した玉の海が在位10場所で3個(ひと場所平均 0.30個)、
同じく現役死した玉錦が在位12場所で4個、(ひと場所平均 0.33個)、
栃木山が在位8年=15場所で5個(ひと場所平均 0.33個)、
昭和の大横綱では
戦前では、「角界の至宝」双葉山は 在位17場所で14個(ひと場所平均 0.82個)
戦後では「不沈艦」大鵬が 在位58場所で28個(ひと場所平均 0.48個)
そして昭和の終わりの「小さな大横綱」千代の富士が 在位59場所で29個(ひと場所平均 0.49個)、
そして、我らが北の富士さんは在位27場所で金星配給17個、ひと場所平均 1.59個)でした。
なんと、鶴竜が今日二日目から休場。
昨日初日の遠藤戦で裾払いを空振り、土俵に倒れた際に右ひじから落ちて痛打したらしい、です。
そういえば初日を前にして、今場所の展望を北の富士さんが投稿していました。
それをご紹介すると
7月場所の展望に入る前に、九州地方で甚大な大雨の被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。力士たちの相撲が、少しでも皆さま方の心の安らぎや励ましとなっていただけるなら幸甚に存じます。
何か理事長のあいさつみたいになってしまったが、とにかく力士たちはこの未曽有の惨事の時に相撲を取れることをよく理解し、心を込めて土俵を務めてもらいたい。だから今場所は勝った負けたより、いかに良い相撲を取るか、心を打つ相撲を取れるかが大事だと思う。親からもらった頑強な体で「コロナ」なんか吹っ飛ばす気力を見せ付けてくれ。
それでは展望といきますか。夏場所が中止になったので、相撲を見るのは春場所以来である。情報は全くない。誰が好調で誰が不調か、皆目見当が付かない。情報通の舞の海君でもお手上げである。 それでも予想をしなければいけない。初日に体を見れば、ある程度の好不調の見分けは付くだろうが、残念ながらそれでは間に合わない。勘に頼る以外ない。共通して言えるのは、全員稽古不足ということである。土俵が使えない時は筋トレしかない。街のジムは閉鎖しているので、結局は自宅か部屋でやるしか手はない。 最近はトレーニングルームのある部屋もあるらしいが、相撲取りは土俵の上で稽古してナンボのものである。肝心の稽古もせずバーベルを何百キロ持ち上げたってクソの足しにもならない。昔の相撲部屋はダンベルひとつ置いていなかった。ひたすら四股、てっぽうのみ。「しこてつ3年」と言って、これさえみっちりやると3年で十両になれると言われたものだ。 今、これを実行しているのは白鵬くらいなものだろう。
テレビで朝乃山が、師匠に縄跳びを勧められて一日10分やってます。これには泣きたくなってしまった。そんなもの、俺だってできる。まあ高砂親方は面白い人だから、多分冗談だと思うが、飛ぶ鳥を落とす勢いの新大関が縄跳び10分は、あまりにも情けない。
いけない、また脱線したようだ。全力士が稽古不足は条件が同じである。であるから、実力のある者が勝つのは当たり前である。白鵬は夏場所の中止で、十分に休養できて体調は悪くないだろう。恐らく独走状態で優勝するだろうと私は思う。 それに続くのは鶴竜と言いたいが、朝乃山の勢いの方を買う。”縄跳び10分” が少し気になるが、平常心で取れたなら白鵬と優勝を争うだろう。貴景勝は押し相撲だけに稽古不十分はきつい。とにかく、かど番だけは脱出したいところ。
それに続くのは御嶽海。持ち前の思い切りの良い相撲が取れたら3度目の優勝も夢ではない。東関脇の正代にも期待したいが、三役に定着する力が付いたか、まだ信用はできない。
三役と幕内上位には、なかなか良い顔触れがそろっている。大栄翔、隆の勝、阿武咲らの押し相撲が上位にとっては要注意であろう。 炎鵬と照強が存分に働けば、相撲勘の鈍っている大きな力士はついて行けないだろう。幕内下位には琴ノ若と琴勝峰の期待の若手力士がいる。いずれも敢闘賞候補である。思い切り暴れてもらいたい。
将来を嘱望される力士がいる一方で、土俵を去る力士もいる。元関脇栃煌山がひっそりと引退を発表した。一時は大関も期待された好力士だったが、体の硬さとけがの多さが持ち前の地力を発揮することを妨げた。真面目で正直な相撲は好感度抜群の力士ではあったが、また一人、惜しい力士がいなくなったのは残念。
私の思い出は、もろ差しになった栃煌山が把瑠都に両上手から高々とつり出された一番(2009年春場所)。つられた栃煌山がぴくりとも動かないのを「軒下につるされたシャケじゃあるまいに、少しは抵抗したらどうだ」と苦言を呈したことがあった。
どうもそれ以来、栃煌山は「シャケ」と言われたと聞いている。もしそれが本当だとしたら申し訳ないことであった。あのころは私も若かったので、毒舌も多かった。今は「仏の北の富士」と言われているのに。 とにかく、今場所はどんな相撲が飛び出すやら、期待より不安の方が大きいのが正直なところであります。私はコロナにビクビクして放送することになります。 それでは十五日間、よろしくお付き合い願います。
・・・初日は、北の富士さんが名前を挙げた力士たちが、概ね白星スタートを切りました。
舞の海さんは、向こう正面の奥に急仕立てで作られたアクリルボックスのような小部屋に閉じ込められ?て、可哀そうに見えました。アナウンサーから話を振られることも少なく、ガラスケースに収まった五月人形のようでした。
遠藤関の勝利者インタビューが素晴らしい。被災した九州の友人に勝って元気と勇気を届けられたらと思って土俵に上がりました。与える等と言わないで届けられたらと言う謙虚な姿勢に更に感動。