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続・北の富士さんエピソード 北の富士場所2日目 つづき 話は戻ります。入門当時の師匠だった出羽海理事長(元横綱常ノ花)が大のマージャン嫌いだったのです。親方いわく「パイを交ぜる時、打つ時に脇が空くマージャンをやると脇が甘くなる」が持論でした。時々マージャンをやっているところを見つけると、いつも持ち歩いている象牙のステッキで思い切り頭を殴ってました。 話は続きます。これからが面白いのです。師匠はこうも言いました。「マージャンは脇が空くので相撲の為にはならないが、その点花札は、札を打つ時に脇が締まるので稽古になる」。言い得て妙な話である。それ以来私は花札が好きになりました。何の娯楽もない時代であります。ちゃんこ場の片隅で座布団を挟んで兄弟弟子と一文10円、1、2時間取ったり取られたりしてせいぜい何百円。ささやかな楽しみです。 師匠はこんなことも言っています。「マージャンは中国から来たもの。花札は日本古来の文化。大いにやるべし」。いい時代でした。というわけで今回の黒川さんの件はアウト。やはり出羽海親方はすごい。「マージャンは脇が空くから駄目」。黒川さんは文字通り脇が甘かったようだ。おしまい。お後がよろしいようで。 つづく
続・北の富士さん、エピソード北の富士場所 復刻配信・北の富士コラム特別寄稿2 北の富士さんに言わせると、マージャンは力士にとっても「即アウト」…遊んでいいのは、花札だとか。さて、その理由は!? 北の富士場所2日目は、今話題の賭けマージャンであります。北の富士さんに言わせると、マージャンは力士にとっても「即アウト」。遊んでいいのは、花札だとか。さて、その理由は-。 二人の横綱が元気いっぱいの頃の映像がNHKでながれてましたか!私も若かったし、故千代の富士(元九重親方)も絶頂期を迎えんとしていた時期だけに、自信にあふれて、いい顔をしていたね。北勝海(現八角親方)は、まだ初々しくかわいかったが、今では理事長である。私なんぞは側にも寄れない存在であります。この2人で10連覇、9連覇と怒濤の進撃が始まるのであります。まさにこの世の春を体験させてもらいました。 さて、きょうは何を書きましょうか。何しろ肝心の相撲がないので、どのように話を進めていいのか苦労する。入門時から始めようと考えてはいましたが、気になることがニュースになったので、ちょっとだけ触れてみたいと思います。長いこと、この仕事をさせてもらってますが、固い話はなかったと思う。まして私風情(わたしふぜい)が政治を語るとは恐ろしい世の中になったものです。 最近で気になった話とは黒川検事長が、賭けマージャンで辞任したことであります。ちなみに私はマージャンはしません、できません。多分、父親が大変なマージャン好きで、母と年中けんかをしているのを見て育ち、自然にマージャンは悪い遊びと思ったのでしょう。 ところが相撲部屋に入門して驚きました。関取衆は稽古が終わり飯を食うとすぐにマージャン。暇さえあればマージャン。夜も遅くまでマージャンが続く。腹がすくとラーメンを頼め、水を持ってこい。われわれ若い力士は寝る暇さえないほどで、ますますマージャン嫌いになったのです。後年、武蔵川理事長(元幕内出羽ノ花)に「おまえはマージャンをしないのだけが偉い」とほめられました。 つづく
今は感染者は出ていないようだから、抗体検査が終わり次第、稽古を再開するべきだろう。聞くところによると稽古はしないで済むし、場所も休みだし、喜んでいる不届き者もいるらしい。実に情けない。人間は一度楽を知ると、すぐにナマクラに成り下がってしまうものらしい。私が良い例で、先場所以来一度もペンを握っていないし、文章も書いていない。だからこのありさまであります。そもそも私は真面目な話が苦手である。2日目からは63年間の経験談などを書き述べてみようと思います。
そのためには、いつまでも感染を恐れて四股と鉄砲ばかりでは、本場所の土俵に立っても良い相撲を取れるはずがない。確かに相撲という競技は体と体をぶつけ組み合ってなんぼの世界である。3密を避けていたら、とても成り立たない。裸の体で激しく当たり合う。つばきや汗も顔にかかるし、時には血すら飛んでくる。寝る時も食事も大勢の若者が共同生活をする。このままで打つ手がない。と言っても始まらない。協会は一丸となってこの難局を乗り切らねばならない。まさかワクチンができるまで稽古もせず、ジーッと待つのか。そんなわけにはいくまい。 つづく
続北の富士さんエピソード ところで、もし私が死んだ時はとても他の新聞では1面は無理だろう。本紙とは長年の付き合いということもあるので、少しは期待していいかな。別に1面に載りたいわけではないので、気にしないでけっこうです。死んでしまえばおしまいさ。それでも見えを張りたいものよ、人間は。 さて軽口はこの位にして、今後の大相撲は一体どうなるのか心配である。名古屋場所を東京で行うのは決まったようだが、コロナの第2波が来るらしい。もしそうなると、秋場所だって分からなくなる。下手をすれば九州場所にも影響するだろう。例え開催できたとしても、無観客場所となる公算が大きい。これは他のスポーツにも言えることだ。夏の甲子園も中止が決まり、高校球児たちも涙をのんだ。私も元は野球少年だっただけに、同情を禁じ得ない。夢を絶たれた球児に比べ、力士たちはまだ幸せである。運が良ければ再度土俵に上がることができる。例えお客さんが不在でも、相撲が取れるだけでもありがたいと思ってもらいたい。 つづく
日本相撲協会は24日、東京・両国国技館で評議員会を開き、24年度(1~12月)の決算を承認し、経常収益から経常費用を差し引いた額は約14億4500万円の大幅黒字となったと発表しました。 協会担当者によれば「おそらく過去最高」の黒字額だという。 新型コロナウイルス禍の2020年度から3年間で計約113億円の赤字を計上したが、23年度に約3億4600万円の黒字に転じていた。 全6場所完売による入場券売り上げ収入や、巡業日の日数増加による巡業興業契約金収入が増加。 また、スポンサー協賛金や広告売り上げも増えた。グッズの売り上げなども好調という。 法人税の納付額は約2億9000万円だったということ
北の富士さん エピソード10 元NHK藤井康生アナ ・・・ 実は藤井アナ、幼少期の好きだった力士として元横綱栃ノ海を挙げてました。 「私自身のことを言ってなんですが……」と前置きした上で、「北の富士(勝昭)さんの前では(小学生時代は)『北の富士を応援してました』と言いますが、実はやっぱり当時は栃ノ海を応援してましたね。 “ 小よく大を制す ” 栃ノ海の相撲が好きでしたね」と明かしていました。 ・・・ 藤井さん、北の富士さんの前で『栃ノ海さんが好きだった』と話しても大丈夫だと思いますよ。 栃ノ海関は 北の富士さんが出羽の海部屋時代の出羽一門の兄弟子で、100人を超える力士たちが集まる“一門の連合稽古”において胸を出してもらった恩人が佐田の山関と栃ノ海さんでしたから、それを聞いたからと嫌な顔する北の富士さんではないでしょう。 あの猛稽古があったから北の富士さんの突っ張りに磨きがかかり、小兵力士への矢のような突き放しが身につき、突っ張りをかいくぐられ中に入られた時の対処などを学べたことが生きて、後に小兵力士を苦手としなくなって十両全勝優勝→(翌場所)新入幕での13勝という大躍進、横綱昇進後の金星配給の少なさにもつながったのですから北の富士さんにとって栃ノ海さんは大恩人でした。 九重親方が出羽海部屋から独立した際に一緒に独立することになった北の富士さんが出羽海部屋の佐田の山関・栃ノ海関と対戦するようになって、対戦することが『嫌で嫌でしかたなかった』とコメントしてましたね。 この先輩お二人との対戦成績は どちらも 北の富士の2勝4敗でした。 北の富士さんは 大鵬・柏戸・佐田の山・栃ノ海といった先輩横綱たちには “すべて ”勝ち越せませんでしたが、琴櫻・輪島・北の湖・三重ノ海といった後輩横綱たちには “すべて ”勝ち越し、先輩横綱としての壁となり立派に責任を果たしました。
北の富士さんエピソード9 北の富士さんの解説が面白いのは皆さん御承知ですが、実は テレビでの解説よりもラジオでの解説の時のほうがリラックスしてるというか 本音まる出しというか ある意味 やりたい放題でした。 ラジオ実況中に 解説席のすぐ隣の舛席のお客様に声をかけられることがしばしばあり、時には そちらの話に夢中になって土俵を見てない・ラジオ実況アナウンサーからの質問も聞いてない。 そして時折、解説をホッポリ出してトイレへ行ってしまうことがありました。 そんな時には実況アナはひとりで話して時間をつないでいたものですが藤井アナウンサーだけは 「えー、ただいま北の富士さんはトイレへお出かけされてます。ちょっと長いですが、通路とかで知り合いにでも遭遇して話し込んでいるのかもしれません」と微妙な説明をしていました。 しかし北の富士さんは席に戻ってくるなり『よっこらしょ!いやいや、朝から腹の調子が悪くてね。なんか変なもん食ったかなぁ?』と説明してましたがマイクがオフになってなかったので全て聴取者に聞こえてました。 せっかく藤井アナが取り繕ってくれてたのに…… つづく
北の富士さんエピソード8 【インタビュー】元NHK藤井康生アナウンサー 過去の大相撲中継では、北の富士氏、舞の海秀平氏(53)らとの掛け合いがファンの間で人気を博し、藤井アナの最後のテレビ実況にツイッターでは「寂しい限り」「寂しくなるなあ」などのコメントが寄せられた。 また、藤井アナと解説陣とのやりとりを楽しみにしていたファンからは「解説の北の富士さん、舞の海さんと3人での中継は一部ファンから『漫才トリオ』と呼ばれていて実に楽しかった」「北の富士と藤井さんのフジ・フジコンビ好きやったなぁ」などのコメントが寄せられてました。 実は、両国国技館の場合、向こう正面の解説者席の舞の海さんから正面解説者席の北の富士さんが丸見えで、北の富士さんがよそ見している時など、意識的に土俵上の力士が見せた細かい動きについて 『北の富士さん、今の動きはどういう意図があったんでしょうねえ?』と不意打ち的に質問を投げ掛け、北の富士さんが「ん? 今の? あっごめん、ちょっと見てなかった」と言い訳して咳払い。 狙い打ちに成功した舞の海さんは、してやったり。やり込められてばかりではない舞の海さんでした。 つづく
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そ~言えば黒川氏、自身の身辺が安泰のツモりが賭け麻雀をやってしまってはロン外となってしまったわけだな。
続・北の富士さんエピソード
北の富士場所2日目 つづき
話は戻ります。入門当時の師匠だった出羽海理事長(元横綱常ノ花)が大のマージャン嫌いだったのです。親方いわく「パイを交ぜる時、打つ時に脇が空くマージャンをやると脇が甘くなる」が持論でした。時々マージャンをやっているところを見つけると、いつも持ち歩いている象牙のステッキで思い切り頭を殴ってました。
話は続きます。これからが面白いのです。師匠はこうも言いました。「マージャンは脇が空くので相撲の為にはならないが、その点花札は、札を打つ時に脇が締まるので稽古になる」。言い得て妙な話である。それ以来私は花札が好きになりました。何の娯楽もない時代であります。ちゃんこ場の片隅で座布団を挟んで兄弟弟子と一文10円、1、2時間取ったり取られたりしてせいぜい何百円。ささやかな楽しみです。
師匠はこんなことも言っています。「マージャンは中国から来たもの。花札は日本古来の文化。大いにやるべし」。いい時代でした。というわけで今回の黒川さんの件はアウト。やはり出羽海親方はすごい。「マージャンは脇が空くから駄目」。黒川さんは文字通り脇が甘かったようだ。おしまい。お後がよろしいようで。
つづく
続・北の富士さん、エピソード北の富士場所
復刻配信・北の富士コラム特別寄稿2
北の富士さんに言わせると、マージャンは力士にとっても「即アウト」…遊んでいいのは、花札だとか。さて、その理由は!?
北の富士場所2日目は、今話題の賭けマージャンであります。北の富士さんに言わせると、マージャンは力士にとっても「即アウト」。遊んでいいのは、花札だとか。さて、その理由は-。
二人の横綱が元気いっぱいの頃の映像がNHKでながれてましたか!私も若かったし、故千代の富士(元九重親方)も絶頂期を迎えんとしていた時期だけに、自信にあふれて、いい顔をしていたね。北勝海(現八角親方)は、まだ初々しくかわいかったが、今では理事長である。私なんぞは側にも寄れない存在であります。この2人で10連覇、9連覇と怒濤の進撃が始まるのであります。まさにこの世の春を体験させてもらいました。
さて、きょうは何を書きましょうか。何しろ肝心の相撲がないので、どのように話を進めていいのか苦労する。入門時から始めようと考えてはいましたが、気になることがニュースになったので、ちょっとだけ触れてみたいと思います。長いこと、この仕事をさせてもらってますが、固い話はなかったと思う。まして私風情(わたしふぜい)が政治を語るとは恐ろしい世の中になったものです。
最近で気になった話とは黒川検事長が、賭けマージャンで辞任したことであります。ちなみに私はマージャンはしません、できません。多分、父親が大変なマージャン好きで、母と年中けんかをしているのを見て育ち、自然にマージャンは悪い遊びと思ったのでしょう。
ところが相撲部屋に入門して驚きました。関取衆は稽古が終わり飯を食うとすぐにマージャン。暇さえあればマージャン。夜も遅くまでマージャンが続く。腹がすくとラーメンを頼め、水を持ってこい。われわれ若い力士は寝る暇さえないほどで、ますますマージャン嫌いになったのです。後年、武蔵川理事長(元幕内出羽ノ花)に「おまえはマージャンをしないのだけが偉い」とほめられました。
つづく
今は感染者は出ていないようだから、抗体検査が終わり次第、稽古を再開するべきだろう。聞くところによると稽古はしないで済むし、場所も休みだし、喜んでいる不届き者もいるらしい。実に情けない。人間は一度楽を知ると、すぐにナマクラに成り下がってしまうものらしい。私が良い例で、先場所以来一度もペンを握っていないし、文章も書いていない。だからこのありさまであります。そもそも私は真面目な話が苦手である。2日目からは63年間の経験談などを書き述べてみようと思います。
そのためには、いつまでも感染を恐れて四股と鉄砲ばかりでは、本場所の土俵に立っても良い相撲を取れるはずがない。確かに相撲という競技は体と体をぶつけ組み合ってなんぼの世界である。3密を避けていたら、とても成り立たない。裸の体で激しく当たり合う。つばきや汗も顔にかかるし、時には血すら飛んでくる。寝る時も食事も大勢の若者が共同生活をする。このままで打つ手がない。と言っても始まらない。協会は一丸となってこの難局を乗り切らねばならない。まさかワクチンができるまで稽古もせず、ジーッと待つのか。そんなわけにはいくまい。
つづく
続北の富士さんエピソード
ところで、もし私が死んだ時はとても他の新聞では1面は無理だろう。本紙とは長年の付き合いということもあるので、少しは期待していいかな。別に1面に載りたいわけではないので、気にしないでけっこうです。死んでしまえばおしまいさ。それでも見えを張りたいものよ、人間は。
さて軽口はこの位にして、今後の大相撲は一体どうなるのか心配である。名古屋場所を東京で行うのは決まったようだが、コロナの第2波が来るらしい。もしそうなると、秋場所だって分からなくなる。下手をすれば九州場所にも影響するだろう。例え開催できたとしても、無観客場所となる公算が大きい。これは他のスポーツにも言えることだ。夏の甲子園も中止が決まり、高校球児たちも涙をのんだ。私も元は野球少年だっただけに、同情を禁じ得ない。夢を絶たれた球児に比べ、力士たちはまだ幸せである。運が良ければ再度土俵に上がることができる。例えお客さんが不在でも、相撲が取れるだけでもありがたいと思ってもらいたい。
つづく
日本相撲協会は24日、東京・両国国技館で評議員会を開き、24年度(1~12月)の決算を承認し、経常収益から経常費用を差し引いた額は約14億4500万円の大幅黒字となったと発表しました。
協会担当者によれば「おそらく過去最高」の黒字額だという。
新型コロナウイルス禍の2020年度から3年間で計約113億円の赤字を計上したが、23年度に約3億4600万円の黒字に転じていた。
全6場所完売による入場券売り上げ収入や、巡業日の日数増加による巡業興業契約金収入が増加。
また、スポンサー協賛金や広告売り上げも増えた。グッズの売り上げなども好調という。
法人税の納付額は約2億9000万円だったということ
北の富士さん エピソード10
元NHK藤井康生アナ
・・・
実は藤井アナ、幼少期の好きだった力士として元横綱栃ノ海を挙げてました。
「私自身のことを言ってなんですが……」と前置きした上で、「北の富士(勝昭)さんの前では(小学生時代は)『北の富士を応援してました』と言いますが、実はやっぱり当時は栃ノ海を応援してましたね。
“ 小よく大を制す ” 栃ノ海の相撲が好きでしたね」と明かしていました。
・・・
藤井さん、北の富士さんの前で『栃ノ海さんが好きだった』と話しても大丈夫だと思いますよ。
栃ノ海関は 北の富士さんが出羽の海部屋時代の出羽一門の兄弟子で、100人を超える力士たちが集まる“一門の連合稽古”において胸を出してもらった恩人が佐田の山関と栃ノ海さんでしたから、それを聞いたからと嫌な顔する北の富士さんではないでしょう。
あの猛稽古があったから北の富士さんの突っ張りに磨きがかかり、小兵力士への矢のような突き放しが身につき、突っ張りをかいくぐられ中に入られた時の対処などを学べたことが生きて、後に小兵力士を苦手としなくなって十両全勝優勝→(翌場所)新入幕での13勝という大躍進、横綱昇進後の金星配給の少なさにもつながったのですから北の富士さんにとって栃ノ海さんは大恩人でした。
九重親方が出羽海部屋から独立した際に一緒に独立することになった北の富士さんが出羽海部屋の佐田の山関・栃ノ海関と対戦するようになって、対戦することが『嫌で嫌でしかたなかった』とコメントしてましたね。
この先輩お二人との対戦成績は どちらも
北の富士の2勝4敗でした。
北の富士さんは 大鵬・柏戸・佐田の山・栃ノ海といった先輩横綱たちには “すべて ”勝ち越せませんでしたが、琴櫻・輪島・北の湖・三重ノ海といった後輩横綱たちには “すべて ”勝ち越し、先輩横綱としての壁となり立派に責任を果たしました。
北の富士さんエピソード9
北の富士さんの解説が面白いのは皆さん御承知ですが、実は
テレビでの解説よりもラジオでの解説の時のほうがリラックスしてるというか 本音まる出しというか
ある意味 やりたい放題でした。
ラジオ実況中に 解説席のすぐ隣の舛席のお客様に声をかけられることがしばしばあり、時には そちらの話に夢中になって土俵を見てない・ラジオ実況アナウンサーからの質問も聞いてない。
そして時折、解説をホッポリ出してトイレへ行ってしまうことがありました。
そんな時には実況アナはひとりで話して時間をつないでいたものですが藤井アナウンサーだけは
「えー、ただいま北の富士さんはトイレへお出かけされてます。ちょっと長いですが、通路とかで知り合いにでも遭遇して話し込んでいるのかもしれません」と微妙な説明をしていました。
しかし北の富士さんは席に戻ってくるなり『よっこらしょ!いやいや、朝から腹の調子が悪くてね。なんか変なもん食ったかなぁ?』と説明してましたがマイクがオフになってなかったので全て聴取者に聞こえてました。
せっかく藤井アナが取り繕ってくれてたのに……
つづく
北の富士さんエピソード8
【インタビュー】元NHK藤井康生アナウンサー
過去の大相撲中継では、北の富士氏、舞の海秀平氏(53)らとの掛け合いがファンの間で人気を博し、藤井アナの最後のテレビ実況にツイッターでは「寂しい限り」「寂しくなるなあ」などのコメントが寄せられた。
また、藤井アナと解説陣とのやりとりを楽しみにしていたファンからは「解説の北の富士さん、舞の海さんと3人での中継は一部ファンから『漫才トリオ』と呼ばれていて実に楽しかった」「北の富士と藤井さんのフジ・フジコンビ好きやったなぁ」などのコメントが寄せられてました。
実は、両国国技館の場合、向こう正面の解説者席の舞の海さんから正面解説者席の北の富士さんが丸見えで、北の富士さんがよそ見している時など、意識的に土俵上の力士が見せた細かい動きについて
『北の富士さん、今の動きはどういう意図があったんでしょうねえ?』と不意打ち的に質問を投げ掛け、北の富士さんが「ん? 今の? あっごめん、ちょっと見てなかった」と言い訳して咳払い。
狙い打ちに成功した舞の海さんは、してやったり。やり込められてばかりではない舞の海さんでした。
つづく