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50ー50 すごいですね。 今日は大谷さん先発、5回まで68球の完璧ピッチングハラハラドキドキで見てましたが変わってからトライネン他が打たれて又負けです! 昨日もシーハン先発変えてバンダ、あー何でバンダなのと思ったらシュワバーにホームラン打たれて、交代! 何のための変更だったのとカリカリしてました。シーハン先発ならゲーム変わっていたと思うのですが。 大谷さん先発の時は投げてすぐバッターの支度、ドラえもんのどこでもドアがあれば飛んでいって手伝ってあげたい。 素人の私でもバンダ、スコットがでてくるとアーアと思う。 今日は50号打ってくれたから二勝目はならなかったけど残念と喜びの複雑な気持ちです。 それにしてもすごい選手ですね。 北の富士さんは彼は日本の宝だよとよく言ってましたが本当にそう思います。 体も大きくて足も長いからホームランの後のベースランニングがステキというと俺の方が足は長いぞとか張り合うのがおかしかった。 明日は勝つ事願って応援します。
大相撲秋場所 小兵の六代目藤ノ川がきびきびした土俵を魅せています。 元幕内の大碇さんの息子さんで、「藤ノ川」は伊勢ノ海部屋に江戸時代後期の頃から伝わる由緒ある四股名。 五代目藤ノ川は学生相撲からの入門で注目されていた服部。 四代目藤ノ川は、柏鵬時代に幕内へ上がってきて「今 牛若丸」とあだ名された 体重100kg前後の超小兵力士で 無敵大鵬や次の時代を担って綱を張ってきた北の富士や玉の海からも金星を獲得する活躍を魅せした。 そして今後、楽しみなのは 藤ノ川が番付を上げていき、琴櫻と対戦すること……ですね。 四代目藤ノ川が北の富士や玉の海を苦しめて土俵を沸かせていた頃に、先代の琴櫻とも数多く対戦してました。 先代琴櫻は藤ノ川が苦手で自身が大関に上がってからも17度の対戦がありましたが、藤ノ川が8勝と拮抗していました。 大鵬のお孫さんである王鵬や琴櫻のお孫さんである二代琴櫻、そこへ六代目藤ノ川が割って入ってかき回す。 名行司と呼ばれ威厳のある裁きをしていた木村庄之助、「その“呼び上げ”な声を聴くだけでも舛席の代金の価値がある」と言われた 呼ばれる寛吉さんの透き通った高音での呼び上げ…… 蔵前国技館が沸きに沸いていた 昭和の大相撲を思い出します。
Yさん、 2週間前の9月3日にご紹介した オータニさんの「アナザー50-50」 今朝の試合で、ホームラン争いのライバルであるシュワバー選手との初対決で直接シュワバー選手から三振を奪って「シーズン50奪三振」を達成し、試合終盤、フィリーズベンチで見守る指名打者シュワバー選手の目の前で、第50号ホームランを放ち、昨年の「50本塁打&50盗塁」に次ぐ、「50本塁打&50奪三振」を達成しました。 ナ・リーグMVPは今年もオータニさんで間違いないでしょう。 ところで オータニさんが土俵にあがったら、どの力士と同じくらいの身長か? というと 横綱大の里より1cm大きいオータニさん。 お二人が並ぶと 大銀杏の分で大の里のほうが少しだけ大きく見えるのでしょうねえ
“令和の鉄人”玉鷲関が初土俵からの通算勝利数で大鵬を抜いて歴代9位となりました。 通算勝利数の歴代トップ30は 1 白 鵬 1187勝 247敗 2 魁 皇 1047勝 700敗 3 千代の富士 1045勝 437敗 4 北の湖 951勝 350敗 5 旭天鵬 927勝 944敗 6 若の里 914勝 783敗 7 安美錦 907勝 908敗 8 玉 鷲 873勝 849敗(現役) 9 大 鵬 872勝 182敗 10 大 潮 860勝 844敗 11 寺 尾 858勝 937敗 12 琴奨菊 828勝 676敗 13 日馬富士 827勝 444敗 14 水戸泉 807勝 766敗 15 稀勢の里 800勝 496敗 16 貴乃花 794勝 262敗 17 高 安 787勝 596敗 18 北の富士 786勝 427敗 19 鶴 竜 785勝 497敗 20 琴ノ若 782勝 764敗 21 武蔵丸 779勝 294敗 22 麒麟児 773勝 792敗 23 千代大海 771勝 528敗 24 蔵 間 765勝 788敗 25 佐田の海 755勝 766敗 26 貴闘力 754勝 703敗 27 琴稲妻 752勝 802敗 28 霧 島 751勝 684敗 29 巨 砲 749勝 798敗 29 高見山 749勝 810敗
杉山邦博氏が語る「大鵬さんの思い出」 ところが、栃錦の春日野理事長は非常に懐の深い人で、自分があと1期、もう2年理事長をやれたんだけど、ご自身の好敵手だった若乃花の二子山さんに理事長の座を譲ったんです。 票数からいったら、二所一門の若乃花が理事長になれる状況にはないんです。 それが春日野さんとの友情というか、恩で譲ったのは非常に麗しい話なんです。 若乃花さんは二所一門からの理事長ではあったけど、その次に大鵬というわけにはいかなかった。 出羽一門では、昭和42年に独立騒動を起こして破門になった千代の山の九重が、北の富士を連れて一門を出ていったんで、佐田の山が出羽一門の後継者になりました。 その佐田の山に、若乃花の二子山理事長が勇退するときに、「あとは頼むよ」と理事長職を譲ったわけです。 だから結果的に大鵬さんは理事長になれなかった。 もちろん、病気になって杖をついたり、いろんな体調面のことがあったのも事実。 それが結果的に理事長になれなかった理由の一つでもあるけど、もう一つ言えば、今お話ししたような勢力図の関係も残念ながらあったということでしょう。 終わり
杉山邦博氏が語る「大鵬さんの思い出」 大相撲を語るとき、誰が一番強かったですかと聞かれると、70年間見てきた私は 双葉山は別格として 一に大鵬、二に北の湖って言ってるんだけど、やっぱり大鵬さんには攻めと守りがあったし、相撲に深みがありましたよね。奥深さがありました。 荒井 前人未到の優勝32回という大記録を残した大横綱の大鵬さんですが、引退後は大病もされまして、停年で協会を離れるまで、ついに理事長職に就くことはありませんでした。 杉山 確かに大鵬さんは理事長になってもおかしくなかったと思うのですが、やはり角界の保守本流である出羽一門の勢力が、依然として非常に強かったということでしょう。 一方、独立を奨励しながら勢力を拡大していった二所一門ですが、主導権を握るというところまではいってない。 一例を出すと、引退した栃錦さんが年寄春日野としてすぐ協会の理事、大幹部になりましたが、同じ優勝10回を誇る二所一門の若乃花はなかなか理事にはなれなくて、それより先に安念山の立浪のほうが先に理事になったくらいですから。 つまり二所一門というのは、そういう立場なんですね。 つづく
杉山邦博氏が語る 大鵬と柏戸 柏戸さんは前も言いましたけど最初は「そうはいかんよ」だったのが、そのうち大鵬さんには一目も二目も置くようになりました。 大鵬さんはあまり多くは喋らないけど、言葉を訥々と喋るのが大鵬さんでしたね。 べらべら喋るというのは、まずなかったです。 現役を引退して親方になってからも、ずっとスローテンポの話し方でしたね。 私は亡くなったときにも部屋に行って、まだ布団に横たわっておられるところでお別れをしたんですけど、そしたら大嶽親方(元十両大竜)が、「杉山さんが見えましたよ」と言ってくれました。 柏戸さんは いかにも山形県庄内の、いい農家の子供さんだったんだなあという人柄で、ぶっきらぼうにものを言っているようで温かみがありましたね。 柏戸さんともよく食事をしたし、飲みにも行きましたし、あの人は三橋美智也の『古城』しか歌いませんが、一緒にカラオケもしました。 あの人は博多ではクラブのママに大変好かれましたけど、大鵬さんは老若男女から好かれて、まさに「巨人、大鵬、卵焼き」という言葉にあるように、庶民に受けた人でした。 柏戸さんはどちらかといえば、粋筋にモテましたよ。 そういう面でいうと“土俵の鬼”の若乃花もそうだったんだけど、北の湖さんの時代になると、そういう話がないんだよ(笑)。 さっきも言ったようにサントリー角瓶を3本空けたとか、そういう話はあるんだけど、本当に不思議だね(笑)。 つづく
94歳になられた杉山邦博氏が「横綱大鵬」を語る 1953年の入局以来、70年以上にわたって相撲の魅力を伝え続けてきた元NHKアナウンサーの杉山邦博氏(94歳)。 歴史の生き証人ともいえる杉山氏が、相撲ジャーナリストの荒井太郎氏を聞き手に昭和の名場面の数々を振り返る『杉山アナのアンチ巨人、大鵬、卵焼き』(大空出版)より、「大横綱の引き際」について語りました。 荒井 見事な引き際を見せた大鵬さんですが、杉山さんからご覧になって大鵬の美学とは、どういったものなんでしょうか。 杉山 大相撲ではガッツポーズは絶対にするなと言われていますが、大鵬さんのそういう姿は一度も見たことがありません。 どんな場合でも淡々と勝ち名乗りを受けていました。 一番印象に残っているのが、優勝インタビューを私は何度もしましたけど、「優勝おめでとうございます」と言うと、どんな場合でも最初の一言は「おかげさんで」なんです。 真っ先にその言葉から入るんです。 これはやはりほかの人にはなかったですね。大鵬さんの人柄が滲み出ていました。 これには 生い立ちとか、いろいろな苦労をなさったこともあったんでしょうけど、その「おかげさんで」という言葉に大鵬さんの思いが込められていると思います。 ですから柏戸さんに対しても「柏戸関がいたおかげで、自分がある」といつもおっしゃっていましたから。 優勝回数は、特に後年は大きく開いてまるっきり違いますけど、“柏戸関がいるから自分がある”という思いは常に持っていましたよ。 つづく
翔猿……3回転 大柄の湘南乃海と対峙した一番 突いて いなして 押して まわしを掴んで振って いなして…… 湘南乃海に長いリーチで上手まわしを掴まれ投げられました翔猿でしたが、その度に体をくるくる回転させて残し、最後は下から斜め上に押して 巨漢を押し出しました。 国技館内は大喝采❗ 3回転半ではないのでトリプルアクセルではないけど、翔猿だけに「トリプルサルコー」ですね
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50ー50 すごいですね。
今日は大谷さん先発、5回まで68球の完璧ピッチングハラハラドキドキで見てましたが変わってからトライネン他が打たれて又負けです!
昨日もシーハン先発変えてバンダ、あー何でバンダなのと思ったらシュワバーにホームラン打たれて、交代!
何のための変更だったのとカリカリしてました。シーハン先発ならゲーム変わっていたと思うのですが。
大谷さん先発の時は投げてすぐバッターの支度、ドラえもんのどこでもドアがあれば飛んでいって手伝ってあげたい。
素人の私でもバンダ、スコットがでてくるとアーアと思う。
今日は50号打ってくれたから二勝目はならなかったけど残念と喜びの複雑な気持ちです。
それにしてもすごい選手ですね。
北の富士さんは彼は日本の宝だよとよく言ってましたが本当にそう思います。
体も大きくて足も長いからホームランの後のベースランニングがステキというと俺の方が足は長いぞとか張り合うのがおかしかった。
明日は勝つ事願って応援します。
大相撲秋場所
小兵の六代目藤ノ川がきびきびした土俵を魅せています。
元幕内の大碇さんの息子さんで、「藤ノ川」は伊勢ノ海部屋に江戸時代後期の頃から伝わる由緒ある四股名。
五代目藤ノ川は学生相撲からの入門で注目されていた服部。
四代目藤ノ川は、柏鵬時代に幕内へ上がってきて「今 牛若丸」とあだ名された 体重100kg前後の超小兵力士で 無敵大鵬や次の時代を担って綱を張ってきた北の富士や玉の海からも金星を獲得する活躍を魅せした。
そして今後、楽しみなのは
藤ノ川が番付を上げていき、琴櫻と対戦すること……ですね。
四代目藤ノ川が北の富士や玉の海を苦しめて土俵を沸かせていた頃に、先代の琴櫻とも数多く対戦してました。
先代琴櫻は藤ノ川が苦手で自身が大関に上がってからも17度の対戦がありましたが、藤ノ川が8勝と拮抗していました。
大鵬のお孫さんである王鵬や琴櫻のお孫さんである二代琴櫻、そこへ六代目藤ノ川が割って入ってかき回す。
名行司と呼ばれ威厳のある裁きをしていた木村庄之助、「その“呼び上げ”な声を聴くだけでも舛席の代金の価値がある」と言われた 呼ばれる寛吉さんの透き通った高音での呼び上げ……
蔵前国技館が沸きに沸いていた 昭和の大相撲を思い出します。
Yさん、 2週間前の9月3日にご紹介した
オータニさんの「アナザー50-50」
今朝の試合で、ホームラン争いのライバルであるシュワバー選手との初対決で直接シュワバー選手から三振を奪って「シーズン50奪三振」を達成し、試合終盤、フィリーズベンチで見守る指名打者シュワバー選手の目の前で、第50号ホームランを放ち、昨年の「50本塁打&50盗塁」に次ぐ、「50本塁打&50奪三振」を達成しました。
ナ・リーグMVPは今年もオータニさんで間違いないでしょう。
ところで
オータニさんが土俵にあがったら、どの力士と同じくらいの身長か? というと
横綱大の里より1cm大きいオータニさん。
お二人が並ぶと 大銀杏の分で大の里のほうが少しだけ大きく見えるのでしょうねえ
“令和の鉄人”玉鷲関が初土俵からの通算勝利数で大鵬を抜いて歴代9位となりました。
通算勝利数の歴代トップ30は
1 白 鵬 1187勝 247敗
2 魁 皇 1047勝 700敗
3 千代の富士 1045勝 437敗
4 北の湖 951勝 350敗
5 旭天鵬 927勝 944敗
6 若の里 914勝 783敗
7 安美錦 907勝 908敗
8 玉 鷲 873勝 849敗(現役)
9 大 鵬 872勝 182敗
10 大 潮 860勝 844敗
11 寺 尾 858勝 937敗
12 琴奨菊 828勝 676敗
13 日馬富士 827勝 444敗
14 水戸泉 807勝 766敗
15 稀勢の里 800勝 496敗
16 貴乃花 794勝 262敗
17 高 安 787勝 596敗
18 北の富士 786勝 427敗
19 鶴 竜 785勝 497敗
20 琴ノ若 782勝 764敗
21 武蔵丸 779勝 294敗
22 麒麟児 773勝 792敗
23 千代大海 771勝 528敗
24 蔵 間 765勝 788敗
25 佐田の海 755勝 766敗
26 貴闘力 754勝 703敗
27 琴稲妻 752勝 802敗
28 霧 島 751勝 684敗
29 巨 砲 749勝 798敗
29 高見山 749勝 810敗
横大3人衆は揃って連勝スタートでよ~し。高須院長がご観戦だってさ。
杉山邦博氏が語る「大鵬さんの思い出」
ところが、栃錦の春日野理事長は非常に懐の深い人で、自分があと1期、もう2年理事長をやれたんだけど、ご自身の好敵手だった若乃花の二子山さんに理事長の座を譲ったんです。
票数からいったら、二所一門の若乃花が理事長になれる状況にはないんです。
それが春日野さんとの友情というか、恩で譲ったのは非常に麗しい話なんです。
若乃花さんは二所一門からの理事長ではあったけど、その次に大鵬というわけにはいかなかった。
出羽一門では、昭和42年に独立騒動を起こして破門になった千代の山の九重が、北の富士を連れて一門を出ていったんで、佐田の山が出羽一門の後継者になりました。
その佐田の山に、若乃花の二子山理事長が勇退するときに、「あとは頼むよ」と理事長職を譲ったわけです。
だから結果的に大鵬さんは理事長になれなかった。
もちろん、病気になって杖をついたり、いろんな体調面のことがあったのも事実。
それが結果的に理事長になれなかった理由の一つでもあるけど、もう一つ言えば、今お話ししたような勢力図の関係も残念ながらあったということでしょう。
終わり
杉山邦博氏が語る「大鵬さんの思い出」
大相撲を語るとき、誰が一番強かったですかと聞かれると、70年間見てきた私は 双葉山は別格として 一に大鵬、二に北の湖って言ってるんだけど、やっぱり大鵬さんには攻めと守りがあったし、相撲に深みがありましたよね。奥深さがありました。
荒井 前人未到の優勝32回という大記録を残した大横綱の大鵬さんですが、引退後は大病もされまして、停年で協会を離れるまで、ついに理事長職に就くことはありませんでした。
杉山 確かに大鵬さんは理事長になってもおかしくなかったと思うのですが、やはり角界の保守本流である出羽一門の勢力が、依然として非常に強かったということでしょう。
一方、独立を奨励しながら勢力を拡大していった二所一門ですが、主導権を握るというところまではいってない。
一例を出すと、引退した栃錦さんが年寄春日野としてすぐ協会の理事、大幹部になりましたが、同じ優勝10回を誇る二所一門の若乃花はなかなか理事にはなれなくて、それより先に安念山の立浪のほうが先に理事になったくらいですから。
つまり二所一門というのは、そういう立場なんですね。
つづく
杉山邦博氏が語る 大鵬と柏戸
柏戸さんは前も言いましたけど最初は「そうはいかんよ」だったのが、そのうち大鵬さんには一目も二目も置くようになりました。
大鵬さんはあまり多くは喋らないけど、言葉を訥々と喋るのが大鵬さんでしたね。
べらべら喋るというのは、まずなかったです。
現役を引退して親方になってからも、ずっとスローテンポの話し方でしたね。
私は亡くなったときにも部屋に行って、まだ布団に横たわっておられるところでお別れをしたんですけど、そしたら大嶽親方(元十両大竜)が、「杉山さんが見えましたよ」と言ってくれました。
柏戸さんは いかにも山形県庄内の、いい農家の子供さんだったんだなあという人柄で、ぶっきらぼうにものを言っているようで温かみがありましたね。
柏戸さんともよく食事をしたし、飲みにも行きましたし、あの人は三橋美智也の『古城』しか歌いませんが、一緒にカラオケもしました。
あの人は博多ではクラブのママに大変好かれましたけど、大鵬さんは老若男女から好かれて、まさに「巨人、大鵬、卵焼き」という言葉にあるように、庶民に受けた人でした。
柏戸さんはどちらかといえば、粋筋にモテましたよ。
そういう面でいうと“土俵の鬼”の若乃花もそうだったんだけど、北の湖さんの時代になると、そういう話がないんだよ(笑)。
さっきも言ったようにサントリー角瓶を3本空けたとか、そういう話はあるんだけど、本当に不思議だね(笑)。
つづく
94歳になられた杉山邦博氏が「横綱大鵬」を語る
1953年の入局以来、70年以上にわたって相撲の魅力を伝え続けてきた元NHKアナウンサーの杉山邦博氏(94歳)。
歴史の生き証人ともいえる杉山氏が、相撲ジャーナリストの荒井太郎氏を聞き手に昭和の名場面の数々を振り返る『杉山アナのアンチ巨人、大鵬、卵焼き』(大空出版)より、「大横綱の引き際」について語りました。
荒井 見事な引き際を見せた大鵬さんですが、杉山さんからご覧になって大鵬の美学とは、どういったものなんでしょうか。
杉山 大相撲ではガッツポーズは絶対にするなと言われていますが、大鵬さんのそういう姿は一度も見たことがありません。
どんな場合でも淡々と勝ち名乗りを受けていました。
一番印象に残っているのが、優勝インタビューを私は何度もしましたけど、「優勝おめでとうございます」と言うと、どんな場合でも最初の一言は「おかげさんで」なんです。
真っ先にその言葉から入るんです。
これはやはりほかの人にはなかったですね。大鵬さんの人柄が滲み出ていました。
これには 生い立ちとか、いろいろな苦労をなさったこともあったんでしょうけど、その「おかげさんで」という言葉に大鵬さんの思いが込められていると思います。
ですから柏戸さんに対しても「柏戸関がいたおかげで、自分がある」といつもおっしゃっていましたから。
優勝回数は、特に後年は大きく開いてまるっきり違いますけど、“柏戸関がいるから自分がある”という思いは常に持っていましたよ。
つづく
翔猿……3回転
大柄の湘南乃海と対峙した一番
突いて いなして 押して まわしを掴んで振って いなして……
湘南乃海に長いリーチで上手まわしを掴まれ投げられました翔猿でしたが、その度に体をくるくる回転させて残し、最後は下から斜め上に押して 巨漢を押し出しました。
国技館内は大喝采❗
3回転半ではないのでトリプルアクセルではないけど、翔猿だけに「トリプルサルコー」ですね