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九州場所初日 十両の玉正鳳vs嘉陽の一番で呼び上げをした呼出さん、綺麗な呼び上げでしたねえ。 なんという呼出さんでしょう? 邦夫さん…かな? 呼出最上位の立呼出次郎さんの呼び上げの10倍は上手ですねえ。次郎の呼び上げ……あの情けない節まわしはこれから熱戦を期待するファンも土俵に上がる両力士もあれでは力が入らないでしょう。
NHKアーカイブス 北の富士さん2 太田アナウンサー/厳しい言葉をおっしゃることもありますけど。 北の富士さん/俺、力士は別にね、憎くて言ってるわけじゃないから。 勿体ないな。もう少しやりゃいいのにな とかね。 僕は愛情の塊ですよ。やっぱりね、本当は依怙贔屓しちゃいかんのだけどね、どうしても好きな相撲取りはやっぱり密かにね、出るわけだから、タイプはいるじゃないですか。それも含めて、みんなに頑張っていい相撲を取って貰いたいと思いますね。 大相撲の勝負の駆け引きや技術について伝える解説者と、視聴者にわかりやすく伝わるように解説者から言葉を引き出すアナウンサーによって、大相撲の魅力が伝えられてきたことをあらためて実感する。 『アナウンサー百年百話』 ラジオ第2 毎週水曜午後10時|再放送 土曜午後3時45分|再々放送:水曜午前10時30分 2025年3月22日に放送開始100年を迎える。最前線のアナウンサーの「ことば」をもとに放送の100年を振り返る。れい明期からスポーツ、戦争、エンターテインメント、事件・事故など様々な場面で情報を伝えてきた。その時々でどう向き合ってきたのか振り返ります おわり
NHKアーカイブス 名解説者3 現在、解説を担当しているのが北の富士勝昭さんと舞の海秀平さん。 北の富士さんは、相撲協会を退職された平成10年から解説を務めている。 北の富士さんは52代横綱で、優勝10回。師匠として、千代の富士と北勝海(ほくとうみ)という二人の横綱を育てた。相撲協会でも理事として、広報部長、審判部長など務めた。 北の富士さんは今、どんな思いで解説をしているのかをインタビューすると、相撲愛たっぷりにこう語った。 北の富士さん インタビュー 北の富士さん/僕はねあんまり技術的なものはね。よくわからないんだよ。押したことないからね。だけど押されたことあるから、おっつけられたらこんなに効くんだなっていうのはわかるけど、おっつけたってね、口では言うけどやったことないからね、もう言うばっかりなんですよ。 ただね、自分では若干自信があるっていうのはね、土俵際だな。力士にとって1番大事だから、簡単に取り直せばいいってもんじゃないしね。 太田雅英アナウンサー/我々も北の富士さんのお話を伺うのは本当に楽しみで。 北の富士さん/だから、もうあの時間が許す限りね、しゃべってはいたいですよ。結構ね、つまらん相撲でも探してれば、なんか見つかるかもしんないしね。だけど、本当に時々僕は放送して解説してるのを忘れる時あるからね。 解説も忘れて。いや、本当におもしろいときはそうなっちゃうんですよ。 つづく
つづき 玉の海さんが、最後の解説の場所になったのが昭和57年の九州場所。そこで相撲の厳しさを“あるもの”に例えて表現し、後輩力士たちに激励の言葉を贈った。 玉の海さん 後輩力士たちへの激励の言葉 玉の海/えー、ちょうどね、相撲というのはね。その下りのエスカレーターね。 アナウンサー/はい。 玉の海/これをね、下からもう精一杯のね、重い荷物を背負って、そしてその上へ向かってねえ、精一杯その歩いていくのと同じだと思うんですよ。だから、まあ、その土俵というものは、足を休める憩いの場というものは絶対ないんだというぐらいのつもりで、やっぱり頑張ってほしいなと思いますね。 玉の海さんは、番付社会の厳しさをわかりやすい言葉で表現し、解説の立場を退きました。 つづく(次回は北の富士さん)
NHKアーカイブス 名解説者2 神風さんの後、昭和30年に解説者に加わったのが、最高位関脇の玉の海梅吉さん。神風さんにとっては、現役時代の師匠でもあった。 「怪力玉の海」と言われ、右腕1本で相手をひねり倒すという、力技が得意の力士だった。玉の海さんは、昭和57年まで27年にわたって解説を務めた。玉の海さんの解説について、石橋さんは次のように話している。 石橋省三アナ インタビュー 非常に人間味あふれる解説をしてくれましてね。 独特の語り口があって、表現も非常に工夫していましたね。 例えば、旭國(あさひくに)になんかね、 「小柄で鍛え上げたこの筋肉、土に深く根を下ろした古木の味わいがある」とかね。 よく、あのそういう盆栽に例えながらお話したことありましたよ。 で、貴ノ花の驚異的な下半身の粘りなんかについては、「この人は下半身にもう1つの命がある」とかね。 やっぱり色々工夫していたんだろうと思うんです。 玉の海さんは力士の特徴を、「下半身にもう1つ命がある」「古木の味わいです」など、印象的な言葉で表現した。 そんな玉の海さんは、相撲道や相撲文化をとても大事にしていた。昭和52年の九州場所、なかなか横綱昇進を果たせない大関貴ノ花への思いを語った場面がある。 玉の海さん 大関貴ノ花への思い 玉の海さん/もうあそこまであの体力でいったらねえ、これはもうこれだけでもう本当に立派じゃないかと。 別にその綱締めなくてもね、あのー長い期間、大関でこれだけ、やはりその見応えのある厳しい相撲を取り続けてきたんですからね、これは私は本人は大変な努力だったと思うんですよ。まあ、その何か、もうあまり責めないでおいてくれっていうような感じさえしますね。
事風は親方辞めて仕事がないだろし舞の海もグルコサミンと解説だけ、おまけにケチで有名なのに一億!も損して焦ってしまい事風メインにして又自分をもり立てる意味で北の富士裏切った。 そりょあ北の富士も怒るでしょう。 まして体調悪いのにそんな話聞いたら尚更だ!舞の海人間的に許せない! 悲しい話だよ。
NHKアーカイブス 名解説者 神風さん2 アナウンサー/立ち合いの前哨戦はやはり大鵬はですね、もろ差しを狙いましたね。 神風/もろ差しを狙いましたね。それから玉の海は右からおっつけました。 アナウンサー/おっつけました。 神風/徹頭徹尾、おっつけりゃ良かったですが、これが甘かった。左差されましたね。左四つになりました。これで左四つになってですね、大鵬がもろ差しを狙って巻き替えましたね。成功したんです。 ところが玉の海もパッと右を巻き替えて右四つになりました。これ右四つになって玉の海はいいんですが、大鵬の右のかいなの返しがいいですから、上手が遠くて全然取れませんね。 アナウンサー/そうですね。 神風/これで差したまま半身にならないでね、持ちこたえるのは、しかし立派なもんですね。 アナウンサー/なるほどね。 神風/大鵬が細かく上手を打ったんですが、これはやっぱりビクつきませんね。 アナウンサー/3回か4回打ちましたね。 神風/それで上手を取ろうと上手を取ろうとね、探っとるんですが、やっとね届くんですが、やっぱり引っかからんですね。しかし大鵬はですね、右四つであの体勢でやっぱり攻めたいとこなんですが、相手の足腰を知ってますからね。慎重に慎重に、とにかく慌てて攻めるんですね。玉の海の方にしたらですね、あの体勢ではもうとにかくどうすることもできませんね。これも下手投げを打ちにいったら、つぶされますからね。これ下手投げを打ったらいけませんし、これで頑張って頑張って、とにかく上手をとるチャンスを狙う以外今のとこ、手はないというところでしょうね。その点、この体勢なら大鵬は攻めないけませんね。 水入り後の取り組みでは、神風さんの予想が的中する。神風さんが「打ったらいけません」と言っていた、下手投げを玉の海が打ちにいくが、決まらずに十分な左上手を取っている大鵬が寄り切って32回目の優勝を決めた。 つづく (次回は 名解説者玉の海さんについて)
NHKアーカイブス アナウンサー百年百話 「誕生!名解説 〜神風・玉の海・北の富士〜」 NHKに残る貴重な音源からアナウンサーの100年を振り返る『アナウンサー百年百話』。 今回は、NHK大相撲中継の「専属解説者」、神風さん、玉の海さん、北の富士さんの三者三様の語り口や魅力を伝える。 また、実況アナは解説者の特徴をどう引き出そうとしているのかに注目する。 大相撲中継で、現在、相撲協会に所属する親方衆とは別に協会から離れた立場で解説を担当しているのが、北の富士さん、舞の海さん。 解説者が登場したのは、テレビ放送が始まった1953(昭和28)年、神風正一さんが初めてだった。 神風さんは切れ味鋭い上手投げが得意で、現役時代は最高位前頭2枚目。昭和25年に引退している。その後、昭和28年から62年まで34年の長きにわたって解説者を務めた。 一緒に中継を担当してきた元NHKアナウンサーの石橋省三さんは、神風さんについて次のように語りました。 石橋省三アナウンサー インタビュー もう本当に頭脳明晰でね。 パパパっとこう、頭の切り替えも早いし、よく見えるんですよね。 もう、手裁きなんかは、本当によく頭の中で、素早くビデオを再生しているような感じでね。よく話していましたね。 神風さんは、力士の動き・手さばきをわかりやすく表現しながら、その技術・心理面に言及するという歯切れの良さが人気だった。神風さんの持ち味がよくわかるのが、昭和46年初場所の千秋楽での解説。 横綱の大鵬と玉の海が14勝1敗で並んでの優勝決定戦で、水入り(相撲が長引いて両力士に疲労が見えたため、取り組みを一旦中断すること)になった。 しばしの休憩を挟んで中断した時と同じ体制から勝負を再開したが、この取り組み再開までに数分間の時間があり、ここで神風さんがそれまでの展開の振り返りと、再開した後の展開を予想している。 アナウンサー/神風さん 神風/はい。 この項つづく
尾車の解説は北の富士さん追い出しにかかった舞の海との陰謀だとか、散々世話になった北の富士さんに背を向けて尾車をメインに据えようとの画策していてそれが北の富士さんの耳にはいり怒って俺はまだ健在だとばかりに無理してテレビにでたとか、舞の海は前から嫌いだったがそんな男だよ。協会は若い親方で話も上手い人がいるからそちらからと思ったが、二人に押し切られたのかな! ドロドロの協会は先が見えない! 尾車のメインも嫌だ!
『 大相撲のコメント部屋 へのコメント 2,141件 』
新十両の安青錦・新入幕の獅司
ウクライナ出身の関取が白星発進です!
ボクシングやレスリングなど
格闘技の盛んな国ですが
相撲も盛んになると思います!
これからも頑張って下さい♪
九州場所初日
十両の玉正鳳vs嘉陽の一番で呼び上げをした呼出さん、綺麗な呼び上げでしたねえ。
なんという呼出さんでしょう? 邦夫さん…かな?
呼出最上位の立呼出次郎さんの呼び上げの10倍は上手ですねえ。次郎の呼び上げ……あの情けない節まわしはこれから熱戦を期待するファンも土俵に上がる両力士もあれでは力が入らないでしょう。
NHKアーカイブス 北の富士さん2
太田アナウンサー/厳しい言葉をおっしゃることもありますけど。
北の富士さん/俺、力士は別にね、憎くて言ってるわけじゃないから。
勿体ないな。もう少しやりゃいいのにな とかね。
僕は愛情の塊ですよ。やっぱりね、本当は依怙贔屓しちゃいかんのだけどね、どうしても好きな相撲取りはやっぱり密かにね、出るわけだから、タイプはいるじゃないですか。それも含めて、みんなに頑張っていい相撲を取って貰いたいと思いますね。
大相撲の勝負の駆け引きや技術について伝える解説者と、視聴者にわかりやすく伝わるように解説者から言葉を引き出すアナウンサーによって、大相撲の魅力が伝えられてきたことをあらためて実感する。
『アナウンサー百年百話』
ラジオ第2 毎週水曜午後10時|再放送 土曜午後3時45分|再々放送:水曜午前10時30分
2025年3月22日に放送開始100年を迎える。最前線のアナウンサーの「ことば」をもとに放送の100年を振り返る。れい明期からスポーツ、戦争、エンターテインメント、事件・事故など様々な場面で情報を伝えてきた。その時々でどう向き合ってきたのか振り返ります
おわり
NHKアーカイブス
名解説者3
現在、解説を担当しているのが北の富士勝昭さんと舞の海秀平さん。
北の富士さんは、相撲協会を退職された平成10年から解説を務めている。
北の富士さんは52代横綱で、優勝10回。師匠として、千代の富士と北勝海(ほくとうみ)という二人の横綱を育てた。相撲協会でも理事として、広報部長、審判部長など務めた。
北の富士さんは今、どんな思いで解説をしているのかをインタビューすると、相撲愛たっぷりにこう語った。
北の富士さん インタビュー
北の富士さん/僕はねあんまり技術的なものはね。よくわからないんだよ。押したことないからね。だけど押されたことあるから、おっつけられたらこんなに効くんだなっていうのはわかるけど、おっつけたってね、口では言うけどやったことないからね、もう言うばっかりなんですよ。
ただね、自分では若干自信があるっていうのはね、土俵際だな。力士にとって1番大事だから、簡単に取り直せばいいってもんじゃないしね。
太田雅英アナウンサー/我々も北の富士さんのお話を伺うのは本当に楽しみで。
北の富士さん/だから、もうあの時間が許す限りね、しゃべってはいたいですよ。結構ね、つまらん相撲でも探してれば、なんか見つかるかもしんないしね。だけど、本当に時々僕は放送して解説してるのを忘れる時あるからね。
解説も忘れて。いや、本当におもしろいときはそうなっちゃうんですよ。
つづく
つづき
玉の海さんが、最後の解説の場所になったのが昭和57年の九州場所。そこで相撲の厳しさを“あるもの”に例えて表現し、後輩力士たちに激励の言葉を贈った。
玉の海さん 後輩力士たちへの激励の言葉
玉の海/えー、ちょうどね、相撲というのはね。その下りのエスカレーターね。
アナウンサー/はい。
玉の海/これをね、下からもう精一杯のね、重い荷物を背負って、そしてその上へ向かってねえ、精一杯その歩いていくのと同じだと思うんですよ。だから、まあ、その土俵というものは、足を休める憩いの場というものは絶対ないんだというぐらいのつもりで、やっぱり頑張ってほしいなと思いますね。
玉の海さんは、番付社会の厳しさをわかりやすい言葉で表現し、解説の立場を退きました。
つづく(次回は北の富士さん)
NHKアーカイブス 名解説者2
神風さんの後、昭和30年に解説者に加わったのが、最高位関脇の玉の海梅吉さん。神風さんにとっては、現役時代の師匠でもあった。
「怪力玉の海」と言われ、右腕1本で相手をひねり倒すという、力技が得意の力士だった。玉の海さんは、昭和57年まで27年にわたって解説を務めた。玉の海さんの解説について、石橋さんは次のように話している。
石橋省三アナ
インタビュー
非常に人間味あふれる解説をしてくれましてね。
独特の語り口があって、表現も非常に工夫していましたね。
例えば、旭國(あさひくに)になんかね、
「小柄で鍛え上げたこの筋肉、土に深く根を下ろした古木の味わいがある」とかね。
よく、あのそういう盆栽に例えながらお話したことありましたよ。
で、貴ノ花の驚異的な下半身の粘りなんかについては、「この人は下半身にもう1つの命がある」とかね。
やっぱり色々工夫していたんだろうと思うんです。
玉の海さんは力士の特徴を、「下半身にもう1つ命がある」「古木の味わいです」など、印象的な言葉で表現した。
そんな玉の海さんは、相撲道や相撲文化をとても大事にしていた。昭和52年の九州場所、なかなか横綱昇進を果たせない大関貴ノ花への思いを語った場面がある。
玉の海さん 大関貴ノ花への思い
玉の海さん/もうあそこまであの体力でいったらねえ、これはもうこれだけでもう本当に立派じゃないかと。
別にその綱締めなくてもね、あのー長い期間、大関でこれだけ、やはりその見応えのある厳しい相撲を取り続けてきたんですからね、これは私は本人は大変な努力だったと思うんですよ。まあ、その何か、もうあまり責めないでおいてくれっていうような感じさえしますね。
事風は親方辞めて仕事がないだろし舞の海もグルコサミンと解説だけ、おまけにケチで有名なのに一億!も損して焦ってしまい事風メインにして又自分をもり立てる意味で北の富士裏切った。
そりょあ北の富士も怒るでしょう。
まして体調悪いのにそんな話聞いたら尚更だ!舞の海人間的に許せない!
悲しい話だよ。
NHKアーカイブス
名解説者 神風さん2
アナウンサー/立ち合いの前哨戦はやはり大鵬はですね、もろ差しを狙いましたね。
神風/もろ差しを狙いましたね。それから玉の海は右からおっつけました。
アナウンサー/おっつけました。
神風/徹頭徹尾、おっつけりゃ良かったですが、これが甘かった。左差されましたね。左四つになりました。これで左四つになってですね、大鵬がもろ差しを狙って巻き替えましたね。成功したんです。
ところが玉の海もパッと右を巻き替えて右四つになりました。これ右四つになって玉の海はいいんですが、大鵬の右のかいなの返しがいいですから、上手が遠くて全然取れませんね。
アナウンサー/そうですね。
神風/これで差したまま半身にならないでね、持ちこたえるのは、しかし立派なもんですね。
アナウンサー/なるほどね。
神風/大鵬が細かく上手を打ったんですが、これはやっぱりビクつきませんね。
アナウンサー/3回か4回打ちましたね。
神風/それで上手を取ろうと上手を取ろうとね、探っとるんですが、やっとね届くんですが、やっぱり引っかからんですね。しかし大鵬はですね、右四つであの体勢でやっぱり攻めたいとこなんですが、相手の足腰を知ってますからね。慎重に慎重に、とにかく慌てて攻めるんですね。玉の海の方にしたらですね、あの体勢ではもうとにかくどうすることもできませんね。これも下手投げを打ちにいったら、つぶされますからね。これ下手投げを打ったらいけませんし、これで頑張って頑張って、とにかく上手をとるチャンスを狙う以外今のとこ、手はないというところでしょうね。その点、この体勢なら大鵬は攻めないけませんね。
水入り後の取り組みでは、神風さんの予想が的中する。神風さんが「打ったらいけません」と言っていた、下手投げを玉の海が打ちにいくが、決まらずに十分な左上手を取っている大鵬が寄り切って32回目の優勝を決めた。
つづく
(次回は 名解説者玉の海さんについて)
NHKアーカイブス
アナウンサー百年百話
「誕生!名解説 〜神風・玉の海・北の富士〜」
NHKに残る貴重な音源からアナウンサーの100年を振り返る『アナウンサー百年百話』。
今回は、NHK大相撲中継の「専属解説者」、神風さん、玉の海さん、北の富士さんの三者三様の語り口や魅力を伝える。
また、実況アナは解説者の特徴をどう引き出そうとしているのかに注目する。
大相撲中継で、現在、相撲協会に所属する親方衆とは別に協会から離れた立場で解説を担当しているのが、北の富士さん、舞の海さん。
解説者が登場したのは、テレビ放送が始まった1953(昭和28)年、神風正一さんが初めてだった。
神風さんは切れ味鋭い上手投げが得意で、現役時代は最高位前頭2枚目。昭和25年に引退している。その後、昭和28年から62年まで34年の長きにわたって解説者を務めた。
一緒に中継を担当してきた元NHKアナウンサーの石橋省三さんは、神風さんについて次のように語りました。
石橋省三アナウンサー インタビュー
もう本当に頭脳明晰でね。
パパパっとこう、頭の切り替えも早いし、よく見えるんですよね。
もう、手裁きなんかは、本当によく頭の中で、素早くビデオを再生しているような感じでね。よく話していましたね。
神風さんは、力士の動き・手さばきをわかりやすく表現しながら、その技術・心理面に言及するという歯切れの良さが人気だった。神風さんの持ち味がよくわかるのが、昭和46年初場所の千秋楽での解説。
横綱の大鵬と玉の海が14勝1敗で並んでの優勝決定戦で、水入り(相撲が長引いて両力士に疲労が見えたため、取り組みを一旦中断すること)になった。
しばしの休憩を挟んで中断した時と同じ体制から勝負を再開したが、この取り組み再開までに数分間の時間があり、ここで神風さんがそれまでの展開の振り返りと、再開した後の展開を予想している。
アナウンサー/神風さん
神風/はい。
この項つづく
尾車の解説は北の富士さん追い出しにかかった舞の海との陰謀だとか、散々世話になった北の富士さんに背を向けて尾車をメインに据えようとの画策していてそれが北の富士さんの耳にはいり怒って俺はまだ健在だとばかりに無理してテレビにでたとか、舞の海は前から嫌いだったがそんな男だよ。協会は若い親方で話も上手い人がいるからそちらからと思ったが、二人に押し切られたのかな!
ドロドロの協会は先が見えない!
尾車のメインも嫌だ!