おかず?それともおやつ?岩手県久慈市のローカルフード、「まめぶ汁」

2013年にヒットした、NHKの朝の連続テレビ小説『あまちゃん』でも登場した、岩手県久慈市のローカルフード、「まめぶ汁」。焼き豆腐やニンジン、ゴボウ、椎茸などが入った、けんちん汁に近い味の出汁に、黒砂糖とクルミが入った団子を投入した料理です。『あまちゃん』のヒロイン・天野アキが、初めてそのまめぶ汁を口にした時の、「おかずなのか、おやつなのか分からない、微妙な食べ物」と表現をしたとおりの味です。

醤油ベースの出汁に入ったクルミと砂糖をたっぷり含んだ団子を歯で噛み締めると、醤油の塩辛さと、団子の甘味が口の中いっぱいに広がります。辛さと甘さ、どちらの味も決して引けを取らず、「甘じょっぱい」という感想が、これほどピッタリな食べ物もそうそうお目にかかれないでしょう。

どうしても、おかずと甘い物の両方を同時に食べたい!という時にはこのまめぶ汁がおすすめです。また、おかずとして、まめぶ汁が食べたい!という人であれば、七味唐辛子を少しだけ振りかけて食べると、辛さが引き立ち、おかずとして美味しく食べることが出来ます。

朝ドラの中では、「微妙」と称された、まめぶ汁ですが、何処かクセになりそうな不思議な魅力を持つ食べ物です。「ご当地グルメでまちおこしの祭典! B-1グランプリ」の2013年度には、5位という上位ランキングにも入っているほど、今や人気のあるローカルフードなのです。

パイナップル入りの酢豚が大好物だという人や、ポテトサラダを作る時には、さくらんぼやみかんを必ず入れるという人には、是非一度食べてもらいたいオススメの岩手県のローカルフードです。

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