「黄金色のイモがざくざく」が由来のさつまいも「コガネセンガン」– さつまいも食べ比べ 第2回

女優の広瀬すずさんがさつまいも好きをツイッター頻繁に公言し、バラエティ番組で広瀬すずさんのさつまいも好きが放送され最近話題の秋の味覚「さつまいも」の食べ比べ第2回です。鹿児島県は作付け面積1万2千ヘクタール、収穫量が約32万トンと、全国1位のサツマイモ王国(※1)(ちなみに2位は茨城県約17万トン、全国合計は86万トンです。)。そこ東京・日比谷にある鹿児島県のアンテナショップ「かごしま遊楽館」で入手したさつまいもの内今回は「コガネゼンガン」を試食します。

■食用よりも加工用として

コガネセンガンは漢字では「黄金千貫」と書き、農林省九州農業試験場で育成された品種です。名前は「黄金色のイモがざくざく」ということから由来しており、鹿児島県ないのさつまいもの中では最も多く作られている品種で、いも焼酎の原料としても利用されています。食用というより加工用として利用されることが多く、焼酎だけでなく、カリントウやでんぶんなどの原料になるということです。

コガネゼンガン

見た目はやや細長く黄白色の皮が一般的なさつまいもと違う印象です。まるで山芋みたいですが。。。、

コガネゼンガン

光が当たるとその名のとおり、黄金色に輝いて見えます。

■まるで栗のようにまろやかで上品な甘さ

蒸かしてみると皮が薄いですが、繊維がたてに入っているためかやや割りづらいかもしれません。肉質はほっこりしており、まるで栗のようです。秋の味覚としてさつまいもとよく対比されがちな栗は、さつまいもより上品だと評価されがちです。しかしコガネセンガンは栗のように上質で甘さ優しい味わいです。食感はほろほろと崩れ、口のなかですっと消えていくのが特徴的でした。皮は薄いですが、やや繊維があり、食べづらく苦手な人もいるかもしれません。冷えるとやや味が薄いと感じるかもしれません。

コガネゼンガン

TheNews 独断調査班評価【甘さ:2、食感:1、皮:1、水分:1、冷えてから:1(3段階評価)】

externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)