夏真っ盛り! タコシーズン

夏が旬の獲れる魚は色々あります。川では渓流魚やアユ、そして海に行けばタコが釣れます。タコは、タコ飯や茹でダコ、タコわさ、タコ焼き、煮ダコなど様々な料理にして食べることができます。この様に美味しいタコですが、タコは意外にも簡単に釣ることができます。

日本近海で主に食用に供せられているのは、マダコ、イイダコ、ミズダコの3種です。このうち、マダコは明石海峡近辺が有名です。イイダコは、小型のタコで体内の卵がイイ(飯)に見えることからそう呼ばれています。ミズダコは北方系のタコで、いずれも釣りの対象になっています。

タコ釣りは船や防波堤でも釣ることができます。船であれば船用の仕掛けを使います。この場合、手釣りでやることもあります。一方、防波堤から釣る場合は、タコ釣り用の竿を使うことがお勧めです。タコ釣りに使う道具は、他の釣りと異なる頑丈さと強靭性があります。タコはケーソンの隙間や岩の隙間などに潜んでいます。そのためその近辺にタコ用のルアーやタコテンヤを投入します。タコがテンヤなどに覆い被さると、根掛りしたように重くなります。その際は、アワセを入れて一気に引き上げます。吸盤が他の壁などに吸着すると取れなくなるので、注意が必要です。タコは賢い生き物なので油断すると、脱走することもあるので仕留めた獲物は逃げ出さないように管理しましょう。

今年の夏は、台風5号襲来以降、雨の多い地域が多いです。タコは真水に弱いと言われていて、河川の河口付近や大雨の後などは、海水の塩分濃度が薄まり釣ることが難しいとされています。そのため、今年のタコ釣りは天候を見極め、タイミングを見計らって行く必要があります。また、大阪湾などでは優秀な釣果情報も上っており、天候や場所を間違わなければ大漁も期待できるでしょう。

[写: Leng Cheng@fliker]

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