野洲川コアユ釣りが厳しい

今年の滋賀県の (大きくなる前のアユ)が不調です。この数年間は産卵数調査や仔魚数調査で成績が悪い年もありましたが、実績が悪いなりにコアユ釣りでは釣ることができました。しかし今年は前年までをさらに下回る状況といいます。

琵琶湖岸や琵琶湖に流入する河川には、いくつものコアユ釣りの有名スポットがあります。その多くが不調気味です。また、日ごとの釣果のムラも激しく、ネット掲示板の釣果情報や前日あるいは前々日の釣り場での話を聞いて、我も我もと釣行すると、ボウズの憂き目を見たという人もいました。

野洲川のコアユ釣りの第1級ポイントである落差工では、水量は豊富で例年通りであれば期待できる状況ですが、早朝から始めても釣果がない状況ということです。落差工下流では、長時間粘っていると少し釣果があるといいます。また、コアユ釣りをしているとハス(コイ科の魚には珍しい魚食性)に仕掛けに掛ったコアユを取られたり、仕掛けを絡ませられたりすることがあります。

野洲川のコアユは例年に比べて非常に少ないですが、粘ればボウズは回避できます。また、コアユ以外にヌマチチブ、ヨシノボリ、オイカワ、ハス(いずれも食用可)が釣れています。コアユに拘らず、五目釣りだと考えて釣行するれば楽しめます。また、暑い日に膝したぐらいまで水に浸かっての釣行は心地よいので、涼みに行ってみてはどうでしょうか。

[写:atsuginow@fliker]

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