大ブレークの兆し!? 地方移住-成功に向けた2つの準備

近年、地方移住は様々なメディアで取り上げられることも多いです。2年前の内閣府調査によると、都市に住む20代~40代の過半数が地方への移住に肯定的であり、実際の地方移住も2009年以降5年間で4倍に増加という報道もあります。
かくいう筆者も今年、20年近く働いてきた東京の企業を辞め、札幌へと移住しました。
しかも、今現在、シングルで、無職です。
ちょっと思い切った地方移住で、当初は心細さで眠れない日が続くかと思いきや、不思議なほど気分は清々しく、こちらへ来てからとても良く眠れるようになりました。「これからは自分が本当に望む新しい人生を形にしていくんだ!」と鼻息荒く、出来立てのポテトチップスを齧りながら、昨年、日本新三大夜景に選ばれた札幌の人気夜景スポット、藻岩山を眺めます。

確かにインターネットの普及に伴い、住む場所の選択は広がりました。ただ人には様々な事情があり、場所を含めて大きく生活を変えるのは簡単なことではないです。そこで、自分の地方移住の悪戦苦闘ぶりや、自分なりの解決策を、読者の方々にお知らせすることにより、私と同じように地方移住に興味がある方のお力になれればと思います。

 

今の時点で、一つ大事だと言えることは、移住を決めるまでに、「住む場所」については、何度も「比較」と「下見」を行うことです。
私の場合は、20代にはバックパックを背負い、ここ数年はパソコンを入れたビジネスバックを携え、これまでに旅行や出張で訪れた国は約30か国。いつか住みたい国、場所はずっと考えてきました。
その中でも、北海道の空気はとりわけ自分に合うと感じていました。
それに留まらず、自分の感覚を確かめるために、移住前に北海道の様々な土地を、様々な季節に何度も旅行し、札幌を新しい生活拠点と決めました。

自然豊かな場所で暮らしたいが、田舎暮らしに必要なサバイバル能力はあまりない、また、東京で人生の半分以上を過ごし、その刺激や中心にいることの安心感も楽しんできた私にとって、北海道の中でも札幌は、「しっくりくる」街だったのです。
人によって、「しっくりくる」街は違うので、同じ地域の中でも、いろいろな街を下見することをお薦めします。

2つ目のポイントとなるのは、今の場所(例えば東京)に住み続けて、自分の好きな地方(例えば北海道)に旅行する生活ではどうなのかという自問自答。
私の場合は、実際、東京に住みながら、毎月どころか月に何度も北海道へ出かけるような生活を2~3年続けました。そして、東京で目の前のことをこなして、流されるように走り続ける日々を続けるうち、世間的な尺度での成功や幸福より、北海道で、「流されずに」「自分ときちんと向き合って」暮らしたいとの”想い”が膨らむことを無視できなくなってきました。

“想い”に従った結果、ここ札幌で四季の変化を毎日の生活の中で鮮やかに感じるという”贅沢”を味わいながら、新生活をスタートできました。今、親の介護等の問題があるわけではなく、自分の気持ち、決心ひとつで、移住を実現出来た環境に感謝しつつ、自分中心に生きてきた半生を振り返り、「そろそろ自分以外の誰かの何かのためになることを」と、”私でもできた!地方移住の実際”をリポートしていきたいと思います。(つづく)

筆者:澤口美穂。カナダへのワーキングホリデー、グアテマラ留学含め、約2年半北米、中米、南米を中心に周遊。帰国後、ヨーロッパ本社の外資系企業日本法人2社で合計20年間勤務し、アジア、ヨーロッパへ数多く出張。20代からの訪問国数は約30か国以上。平成28年、生活拠点を東京から札幌に移す。様々な国の人々と共に働いてきた経験や自分の想いを形にした新しいビジネスと人生のセカンドステージを構築中。

[写:MIKI Yoshihito @fliker]

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