
岩手県宮古市の重茂漁協は、1月12日より、早採りわかめ『春いちばん』の初出荷を開始する。
重茂漁協は岩手県宮古市重茂半島東岸(本州最東端)に位置し、親潮と黒潮が交錯する栄養塩が豊かな絶好の漁場で1月~2月の厳冬期にしか収穫されない。この時期は波が荒く、しかも極寒の海上での作業はきつく、毎日収穫することも難しい貴重なわかめということだ。
元々地元でしか食べられていなかったものを、平成14年には岩手県の協力及び助成を受けて商標登録と商品化を図り、現在は全国の消費者、生協、量販店、ス-パ-、魚市場等へ販売展開している。
『春いちばん』は原藻(生わかめ)のまま出荷されるので栄養価も高く早春にしか味わえない逸品とされ、わかめのしゃぶしゃぶをはじめ様々な調理法で楽しまれている。