ダイナミックな自然に恵まれた場所-霧多布湿原ペンションポーチ(1)

道内屈指の花の湿原とも呼ばれる霧多布(きりたっぷ)湿原は、北海道東部最大の街「釧路」と最東端の街「根室」のほぼ中間に位置する浜中町にあります。今回の目的地、ペンション「ポーチ」は、湿原と太平洋に面しています。朝日が目の前の海から昇り、夕日は背後にある湿原に沈むダイナミックな自然に恵まれた場所に位置しています。

ペンション「ポーチ」は、瓜田さんご夫妻の高いホスピタリティを隅々にまで感じる宿です。開業して30年経っているとは思えない程の居住空間の美しさと抜群の居心地の良さを感じます。また、宿で過ごす時間を更に満たしてくれるのが、奥様民子さんのお料理です。当日のメニューは、前菜3種盛、ワカサギの南蛮漬け、野菜たっぷり和風ブイヤベース、海鮮かき揚げ、豆腐ハンバーグ、つやつやの白米、お味噌汁、そしてデザート。旬の地場産品を中心に素材の良さを活かした旨味深い味付けや食欲をそそる盛付けに箸が止まりませんでした。

湿原の保全活動を行っている霧多布湿原ナショナルトラストの理事でもある瓜田さんは、毎晩夕食後にスライドの上映会を行い、霧多布の自然の魅力を紹介してくださいます。温かいおもてなしのお陰ですっかりリラックスし、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

次回は瓜田さんが郷霧多布の魅力を伝える活動をするきっかけとなった出会いをご紹介します。

筆者:澤口美穂。カナダへのワーキングホリデー、グアテマラ留学含め、約2年半北米、中米、南米を中心に周遊。帰国後、ヨーロッパ本社の外資系企業日本法人2社で合計20年間勤務し、アジア、ヨーロッパへ数多く出張。20代からの訪問国数は約30か国以上。平成28年、生活拠点を東京から札幌に移す。様々な国の人々と共に働いてきた経験や自分の想いを形にした新しいビジネスと人生のセカンドステージを構築中。

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きりたっぷペンションポーチ
〒088-1531 北海道厚岸郡浜中町仲の浜122番地
http://porch.sakura.ne.jp/
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