
岩手県八幡平市の「オークフィールド八幡平」で去る5月14日、『温泉と馬』をテーマにしたイベントが開催されました。「オークフィールド八幡平」は、アクティブなシニア向けのサービス付き住宅で、リゾートホテルのようなお洒落な造り。雄大な岩手山を眼前に望むダイニングやテラス、広大なお庭にシェア農園もあります。
今回のイベントは、八幡平温泉開発の協力でオークフィールドの庭に源泉を引っ張り、また、引退した競走馬のために地熱を活用したマッシュルーム栽培とプレミアム馬ふん堆肥製造事業を営むジオファームの協力で、参加者は馬と触れ合いながら露天風呂や足湯を楽しむことができました。
参加者は、入居者の方以外にも地元で地域活性化に取り組んでいる方々や、盛岡などからオークフィールドに宿泊にいらした方々に加え、当イベントを八幡平市に提案した「丸の内プラチナ大学」のメンバーも東京から駆けつけました。
当日は、BBQしながら、あるいは湯に浸かりながら馬を眺めるだけでなく、オークフィールドの庭に即席の馬場を作り、乗馬体験もすることができました。
入居者で女性最高齢88歳の川村サトさんは、小学2年生の頃には、農作業が終わった馬を見つけては鞍もつけずに自力で馬に乗り、道や野を駆け回ったという元気なおばあさま。久しぶりの乗馬体験を終えた感想を聞いてみたところ、楽しかったですとの回答があると思いきや「もっとスピード出して駈け回りたかった!」と力強いお言葉が返ってきたのが印象的でした。
また、東京からチェロを持って駆けつけ、屋外で演奏を披露してくれた井利順一さんは「なぜか馬が演奏を聴きいってくれました。今回は”馬と湯”でしたが、”馬と音楽”をテーマにしたイベントも可能かもしれません」と嬉しそうに話していました。
オークフィールド八幡平の代表の山下直基さんは「このようなイベントを継続的に行っていきたい」とのことでしたので、次の取り組みが楽しみです。