ふくらはぎを伸ばすのが正解。こむら返りになったときの対処法

せっかく眠っていたところを、こむら返りの猛烈な痛みで起こされてしまった、という経験はありませんか?「こむら返り」とは、ふくらはぎのあたりをつったような痛みが生じることを言います。こむら返りは冷え込んだ夜中や妊婦さんなどに多く見られる症状で、いつ起きてもおかしくありません。しっかり対処方法を身に着けておきましょう。

立てるならアキレス腱伸ばしをする
準備運動の中に「アキレス腱伸ばし」というものがありますよね。こむら返りになってしまったときは、立ち上がれるのなら立ってアキレス腱伸ばしをしてみましょう。こむら返りは、ふくらはぎの筋肉が異常に収縮したり緊張状態が続いたときに、こむら返りは起こります。つまりアキレス腱伸ばしでふくらはぎの収縮を和らげることが、こむら返りを治す近道になるというわけです。まだ痛みが小さくて立てるくらいのこむら返りなら、すぐに立ち上がってアキレス腱伸ばしをしましょう。

立てないならふくらはぎをストレッチする
こむら返りの痛みが酷くて立ち上がれない場合は、座ったままor寝転んだままでストレッチをしましょう。立っていても座っていても、基本的には「ふくらはぎの筋肉を伸ばす」ことに変わりはありません。こむら返りになっている方の足のつま先を、グッとすねの方に引き上げるような感じで上げてください。余裕があれば手でつま先を持ってすね側に引っ張るのもアリです。指先は5~10秒引っ張り上げたら、ゆっくり元に戻しましょう。この動作を痛みがなくなるまで続けるのが一般的です。とにかくふくらはぎの筋肉を伸ばすことを意識してやってみてくださいね。近くに人がいるなら、ストレッチを手伝ってもらうと良いですよ。

こむら返りは日頃の生活で予防できる
思わず涙が出るほど猛烈な痛みのあるこむら返り、可能なら起きないのが一番ですよね。こむら返りは、日頃からしっかりミネラルを摂取しておくことで予防できます。特にカルシウムやマグネシウムは必須です。また、筋肉が必要以上に緊張しないために、身体をマッサージしておくことも大切です。特に身体をよく動かした日などは、お風呂やベッドでよく筋肉をもみほぐしておきましょう。こむら返りは冷えや血行不良といった要因でも起こりますから、寒い季節はよく注意しておいてくださいね。

writer:さじや

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