実は数百種も? キリがない…みかんの種類

この時期によく見かける”みかん“ですが、みかんの種類ってどのくらいあるか、ご存知ですか?スーパーなどで見かける場合は、多くてもせいぜい7、8種類で、それも、産地が違うだけで、リンゴのように、「◯△みかん」と書いて無い事も多いかと思います。しかし世界には800〜1000もの柑橘の種類があり、「温州みかん」はその1000種類のうちの1つだということです。一般的に私たちが食べているみかんはその「温州みかん」です。果皮が厚い”クネンボ”と果実と、小さいうえに種が多い”キシュウミカン”を掛け合わせ、甘みが強く種の少ない温州みかんにしたものです。

そしてまた、その温州みかんは、収穫時期によって、『極早生温州』『早生温州』『中生温州』『普通温州』の4種に分けられ、「温州みかん」だけでも、品種は数百種あるとか。取材をした針茂拓郎さんによると、”針茂果樹園”では、”10月 イサオ、上野、由良、11月 太幸、原口、田口、興津、12月 石地、鹿島、大津、清水”など、一見、同窓会の出欠のような名前の種類の温州みかんが次々と収穫できるそうです。それれも、みかんの種類は、「正直、上げればキリがないんです。」との事。もっと、たくさんの種類の温州みかんが収穫されているのです。いつも、スーパーなどで見る「温州みかん」は、1種類かと思っていたのですが、実は、何種類もみかんの種類があり、それぞれに味も違うそうです。
温州みかんの木の寿命ですが、しっかりと管理すれば100年生以上可能とは言うものの、実際は、50年ぐらいのようです。そして、最盛期には、平均で2000個も、実をつけるそうで、意外な事に、沢山なればなるほど美味しいみかんになり、針茂さんのところでは、隔年交互栽培という方法で3000個もなるようにしているそうです。

このようにして丹精込めて作られたみかんですが、季節により産地でも味が違います。今年は、買うたびに産地、時期、そして名前を意識して、自分好みのみかんを見つけては、いかがですか?

温州みかん

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はりも果樹園 http://www.harimo-farm.com/
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