「目を見張る」?庶民に愛され続ける郷土料理

和歌山のアンテナショップ「わかやま紀州館」で売られている秋の新商品を紹介してきましたが、今回はショップで売っていた郷土料理「めはり寿司」を紹介します。

「めはり寿司」は紀伊半島南端部に位置する熊野地方で、昔から庶民に愛され続けていた郷土料理です。熊野地方は平安時代頃から熊野にある、本宮、新宮、那智の熊野三山を参詣する熊野詣が盛んでした。熊野古道沿いの宿場などで茶がゆと共に高菜漬が出されていたともいわれており、高菜の葉で御飯を包み、めはり寿司として食されてきました。めはり寿司は「目を見張るほどおいしい」「目を見張るほど大きい」がその名の由来といわれています。今回の商品は食べやすく二口サイズです。

食べてみると、口のなかに高菜の香りがいっぱいに広がり後からくる梅の風味のアクセントがすばらしいおにぎりタイプのお寿司です。また大きさのわりに1個でもなかなかのボリュームで小腹が空いたときに食べてもいいかもしれません。

TheNews 独断調査班評価【味:3、香り:4、食感:3(5段階評価)】

【今回の新商品】
めはり寿司(焦がし醤油梅) 777円(税込)販売:熊野の里株式会社

※今回の新商品は10月末時点の情報です。現在「わかやま紀州館」では「紀州果実シロップ」や「柿チップ」が11月の新商品として推されています。

externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)