ゲームフィッシングに最適な魚・アメマス

アメマスの日本での自然分布は日本海側ですと山形県以北。太平洋側ですと千葉県以北に生息しています。とりわけて北海道に生息数が多いとみられています。一生と淡水で過ごす河川型と一定期間海で過ごす降海型の2つのタイプがいます。北海道では河川型のアメマスの事をエゾイワナと呼び区別していますが、どちらもアメマスである事に変わりありません。アメマスは雑食性で昆虫から稚魚などまで貪欲に捕食します。なので、ゲームフィッシングに最適な魚と言えるでしょう。

特に最近人気なのが、降海型のアメマスと海で釣る、海アメフィッシングです。降海型のアメマスは一般的に5年目の秋に川に遡上されると言われています。冬には遡上する河川の近くの海にいる場合が多いので、冬がシーズンになります。降海型では80cm以上にまで大きくなるものもいます。北海道全域で釣れる可能性はありますが、海アメのメッカと言える場所が島牧の江ノ島海岸です。ルアーやフライで狙っている人が大半です。

ルアーは30g~60gのメタルジグや10cm以上のミノーを使います。フライの場合はリアルミノーやシュリンプタイプを使います。どちらの場合も飛距離の稼げるタックルで挑むといいでしょう。アメマスは通常表層近くに浮いている場合が多いので、釣り方はそれほど難しくありません。ルアーやフライをあまり沈める必要は無いので、ロストの心配もないでしょう。

潮通りの良い場所や河口周辺などを好みます。根や魚礁周り、海藻が生い茂っている場所も好む習性があります。アタリはシンプルです。ゴンゴンという強いアタリなので、フッキングに繊細さは必要ありません。アメマスは食べてもあまり美味しくはない魚なので、キャッチアンドリリースをお勧めします。

externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)