秋の釣りものハゼ

一雨降るごとに秋が深まる季節になりました。河口付近の汽水域ではハゼ釣りが盛んに行われています。ハゼはてんぷら種としても有名ですが、あまりスーパーで見かける魚ではありません。しかし、河口付近の汽水域では非常に簡単に釣ることができ、ファミリー向けの良い釣りものです。大阪の淀川では毎年ハゼ釣り大会が催されるほどで、子供から大人までハゼ釣りを楽しんでいます。今年はすでに終了しましたが、2匹合計の長寸は最大38.3cmでした。この大会では準優勝は16歳の少年で、7歳の子供も10位入賞を果たしています。

ハゼを釣る上で注意すべきことは底をしっかりとることです。ハゼは底を這うようにして生活しています。そのため、底を這うように釣りエサも投入しなければなりません。脈釣り、ウキ釣り、ぶっこみ、チョイ投げと色々ですが、どの方法であってもエサを底に付近にするのが基本です。エサはアオイソメが主流ですが、必ずしもアオイソメである必要はありません。アオイソメやゴカイといった虫エサは苦手な人も意外と多く、普段釣りをしている人でも、実は嫌々仕方なく触っている人も中にはいます。ですが、ハゼ釣りではアオイソメ以外にも魚の切り身や内臓などを使う人もいます。また、最近ではゴカイそっくりのワームなども開発されているので、それを利用する方法もあります。

ハゼ釣りは道具も簡単なものですし、釣り方自体も難しくはありません。そしてハゼは美味しい魚です。家族サービスにも適した良い釣りものですので、ご家族で参加してみてはいかがでしょうか。

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