グリーンを置くだけ!英国流お部屋の空気清浄

ロンドンから友人夫妻が到着。今や毎年恒例のこの時期の訪日。今回の彼等のお楽しみは今や欧米人に大人気の日本酒”獺祭“。旬の和食を頂く箸も進みます。今回日本に来る前にニューヨーク在住の家族を訪れた彼等との話はやっぱりトランプ大統領。

まずは世界的注目を浴びた”パリ協定”脱退。ヨーロッパでは既にフランスに次ぎ英国でも2040年にはガソリン車、ディーゼル車の販売を終了。中国、インドですら規制や補助金を使ってEV比率を高めると宣言している中、世界有数の排気ガス放出国アメリカのパリ協定脱退は地球の未来にとって一抹の不安です。

そんな中、世界保健機構がレポートを発表。外気汚染だけでなく実は室内の空気汚染も世界的に深刻な状況で、年に430万人が室内空気の汚染に関連した病気で亡くなっているそう。

単に汚染された外気が室内に入って来るだけでなく、途上国では炭や灯油で暖をとったり調理する事で起こる汚染、先進国でも室内清掃に使う洗剤等による汚染もあって、実際英国でも毎年4万人がこうした室内汚染によって亡くなっていると英国内科医師会が報告しています。

対策としては空気清浄器がまず浮かぶけれど、問題はコスト。
そこで今回NASAが発表した解決策が”植物“。室内にグリーンを置く事で植物の葉や根に存在する微生物が室内の汚染を軽減するそうで、100スクエアフィート(畳6畳位)に1つグリーンを置く事を薦めています。

グリーンは心の癒しにもなるし、認知症予防にもなると言われています。特に写真のPeace Lily(ユリ科)は秀逸だそうで、こうしたレポートがメディアで大きく扱われているのを目にすると、ヨーロッパは自然や文化をしっかり保存して人がそうした自然や文化と共存する事を大事にする国々だとつくづく実感した今回の英国の報道。トランプ大統領にも是非お薦め。パリ協定復帰も是非!

externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)