デスクワーカーに知ってもらいたい、椅子選びのポイント3つ

デスクワーカーは仕事の性質上、一日中椅子に腰掛けた状態で過ごしていることが多いものですが、もしあなたが身体に合わない椅子を使用している場合、一日中悪い椅子の悪影響にさらされることになります。「実は怖い座りすぎ!」 にて紹介している通り、ただでさえ座った状態で長時間過ごすのは健康に悪影響。椅子が体に合わなければダブルパンチです。そこでデスクワーカーに知ってほしい、椅子選びのポイントについて紹介します。

1.前傾姿勢と後傾姿勢を使い分けよう
市販のデスクチェアーは主に、前傾姿勢向きのものと、後傾姿勢向きのものの2つに分類されます。どちらが良いかは実は仕事内容によって異なるのをご存知でしょうか。書類チェックや書き込みといった地面に水平なものを見る業務内容の際は前傾姿勢の椅子が適しています。でもパソコン入力のように垂直なものを見る業務内容の際は後傾姿勢の椅子が適しているのです。現在あなたが使用している椅子は、行っている業務内容に適したものであるか一度チェックしてみましょう。

2.適した高さや角度のもの。そして太ももを意識。
わたしたちは通常、下半身へ血液が送られた際、ふくらはぎのポンプ機能で再び上半身へスムーズに送り返されるようになっています。しかし一日中椅子に腰掛けた状態でいるデスクワーカーのみなさんは、この働きが大きく阻害されるため、血流が悪化します。それが眠気、集中力低下、首や肩のコリ、むくみ、果てには動脈硬化の原因になるのです。下半身の血流を阻害させないポイントとして、椅子に腰掛けたとき太ももが圧迫されないような高さ、角度のものを選ぶことが推奨されます。太ももの後ろ側を圧迫しないことで、足がむくみにくくなるので意識してみてください。

3.視線を見下ろせる高さを確保しよう
今どきのデスクワーカーの多くが避けられないのがパソコンを使った業務です。一日中パソコンを前にしてひどい眼精疲労や肩こりに悩まされている人は非常に多いことでしょう。そんなパソコンを使った業務を行っている方は、パソコン画面を少々見下ろせる程度の高さが確保できる椅子を選びましょう。というのも人の目は見上げた状態を長時間維持することで筋肉が緊張し、眼精疲労や肩こりの原因となることで知られているからです。これを回避するには目の負担が最小限度に抑えられる、見下ろす姿勢を心がけることです。現在椅子のせいでパソコンを見上げる状態となっている方は、椅子の昇降機能で高くするか、椅子そのものが高いものを選びましょう。もちろんこの際太ももを圧迫しないものを選ぶことを忘れないように。

writer:サプリ編集部

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