お客さんにお茶と一緒に出す家も・・・– 鹿児島の漬物を食べ比べ 第1回

「食欲の秋」ということで前回はさつまいもを食べ比べましたが、今回は同じく東京・日比谷にある鹿児島県のアンテナショップ「かごしま遊楽館」を訪れた際に手に入れた鹿児島県の漬物です。鹿児島には世界一大根としてギネスブックにも認定された「桜島大根」があり、桜島の特産品となっています。桜島大根は加工品としても利用されており、切干大根や漬物に広く利用されています。また「山川漬」といって400年以上前から鹿児島県山川地方に伝わる漬物もあります。山川漬は冬に大根を風に3、4週間さらして乾燥させてから漬ける方法で、乾燥させた大根に海水をかけながら杵でついて作る手法が特徴的です。

今回は桜島大根と使った「さつま漬け」と「山川漬」だけでなく、通常のたくわんに、たくわんの麦味噌づけ、また変り種として牛蒡の漬物の5種類をごはんと一緒に食べ比べしてみました。第一回目の今回は定番のたくわんです。

■たくわん 漬物の人気選手はお客様のお茶といっしょに

たくわん

鹿児島ではたくわんはお客さんが来たときにお茶と一緒に出す家もあるほど定番です。鹿児島では寒風でうまみを凝縮させるために高いやぐらに大根を干し光景が風物詩となっており地域もあります。

たくわん

こうした寒風干しされた大根を使用したのが今回のたくわんです。そのまま食べると、甘さはすっきりしており、よくあるたくあんの甘ったるさはありません。コリコリとよい歯ごたえが楽しいです。ご飯にも当然よく合い、毎朝の定番ならこれ!といったところでしょうか。調査班の平均では2切れで1膳食べることができまさにごはんがとまらないご飯のお供です。

TheNews 独断調査班評価【食感:3 塩見:2、甘さ:2、ごはんとの相性:3、お酒との相性:1、飽きないか:3(3段階評価)】

 

externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)