
第9回 脂質&糖質カットの豚骨味を試食! 日清「カップヌードルナイス 濃厚! キムチ豚骨」
うまい! 最初に言っちゃいますが“うまかった”です!
日清の「カップヌードルナイス」は脱メタボ食としてスペックが高いけど、4月に発売されたしょうゆ味とシーフード味には、なにかもの足りなさを感じていた。
それは、子どものころから慣れ親しんだ従来のカップヌードルと無意識で味を比べて感じていたんだと思う……。
初めてコカコーラ・ゼロを飲んだときの、“これじゃない感”にも似ていた。
ロングセラー商品であるがゆえ、慣れ親しんだ味と少しでも違うと、どうしても違和感を感じてしまうのだ。
ところが新発売の「濃厚!キムチ豚骨」は素直に“うまい”と感じた。
従来のカップヌードルも毎年たくさんのフレーバーが発売されるが、アタリもあればハズレもある。「カップヌードルナイス 濃厚! キムチ豚骨」は個人的にアタリだ!
レタス4個分の食物繊維まで入った飲酒後でもOKな豚骨ラーメン! どうせならと自分のような40オヤジが最もラーメンを食べたくなるタイミング、そしてダイエット中は自殺行為ともいえる酒を飲んだ後に食ってやりました(笑)。
うまい!と感じたのは、このタイミングで食ったこともあるかもしれないが、豚骨のこってり感と、キムチのピリ辛が絶妙で、既存の2種類より断然うまいと思った。
それでいて、カロリーはコンビニおにぎり1個分程度で、従来のカップヌードルと比べて、脂質50%OFF、糖質40%OFFだから、飲んだ後に食べても罪悪感なし!
ガチな豚骨ラーメンに比べ圧倒的にヘルシーなうえに、レタス4個分の食物繊維まで含まれている。
そもそもメタボが気になるアラフォー世代を狙った商品だから、どのフレーバーもスペック的には、ほとんど申し分がない。
そこで、惜しまれるのがナトリウムの量だ。
従来のカップヌードルと変わらない食塩相当量が含まれているので、血圧も気になりだした40オヤジとしては、めちゃうまいんだけどスープを飲み干すことはできなかった……(涙)。
日清「カップヌードルナイス 濃厚! キムチ豚骨」
コンビニで税別170円前後(9月11日発売)
8ビットドット絵調のロゴも、元祖ファミコン世代である40オヤジを意識したデザイン。
カップヌードルナイスのウリである、低カロリー、低脂質、低糖質を上ぶたに大きく表示。
塩分も50%OFFなら最高だったのに……。
栄養成分を見ると、4.6グラムという食塩相当量以外は完璧!
ちなみにWHO(世界保健機構)の食塩摂取目量は1日5グラム。
これは厳しすぎる値だけど、1食でそれに近い量というのは、さすがに多すぎる……!?
左:日清「カップヌードルナイス 濃厚! ポークしょうゆ」
右:日清「カップヌードルナイス 濃厚! クリーミーシーフード」
ともにコンビニで税別170円前後
太田日向(おおたひなた)
食生活の8割がコンビニという40代独身オヤジ。標準体重12キロオーバーのメタボ体型から、約1年で14キロのダイエットに成功。太りにくい体にしようと、調子に乗って筋トレも開始。筋トレに効くコンビニ食も探している。