山の町の一面を感じる行程を歩んでいく -神戸市街の八宮巡り2-

暑くなってきて外を歩くのも一苦労ですが、街中を探索する街歩きはいつも人気です。神戸では「八宮巡り」という散策があり、国際港湾都市神戸の中心地から山手、そして下町まで、神戸の街を体感できる散策路があります。

四宮(よのみや)神社
南北に伸びるトアロードを山手方面へ上っていくと東西を走る山手幹線通りにぶつかるので、進路を左手の兵庫県庁方面へ。山手幹線通りの左側を沿って歩いていくと、兵庫県議員会館や県庁議場棟などが道沿いに現れます。兵庫県の行政の中心エリアを進んでいくと兵庫県庁西館の向かいに四宮神社の真っ赤な鳥居が見えてきます。
周囲を高い建物に囲まれた境内に祀られているのは市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)です。江戸時代には鬼門鎮護や福徳円満だけでなく文学芸能としても崇敬されており、花隈芸者の名付け親としても有名だったといいます。境内には弁財天芸能塚があり芸を目指す参拝者が歌を歌うなどして詣でる姿を目にすることもあります。

五宮神社
四宮神社の北にはツツジやモミジで有名な相楽園という名の日本庭園があります。五宮神社へは相楽園沿いの坂道を北へ上ります。港町として有名な神戸ですが、六甲山を代表とする山の町でもあります。五宮神社へ向かう道は神戸の山の町の一面を感じる行程でもあります。坂を上り高台を東西に走る道を西に向かうと五宮町という地名が出てくるのでさらに坂を上ります。急な坂道を上っていくと祥福寺というお寺が見えてきますが目指す五宮神社は祥福寺の右手西側に位置する小さな神社です。境内に木々も少なくまさに山に鎮座する神社の印象をもつ五宮神社には開発と厄除けの霊験があるという天穂日命(あめのほひのみこと)が祭られています。
日によっては山から吹き降ろす風が強い境内ですが、南を見渡すとポートアイランドや神戸港など港町神戸の風景を眺めることができます。

次回は山を下りて六宮神社を目指します。

【今回の神社】
■四宮神社
祭神:市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
住所:神戸市中央区中山手通5-2-13
アクセス:市営地下鉄「県庁前駅」下車すぐ

■五宮神社
祭神:天穂日命(あめのほひのみこと)
住所:神戸市兵庫区五宮町22-10
アクセス:市営地下鉄「大倉山」から徒歩25分程度

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