簡単に調理しやすくうまみが凝縮されていてる…大阪湾産「うおぜ」

泉州地域のスーパーでたくさん出回っている「うおぜ」、大阪湾でよく獲れる小さめの魚で、魚市場などでは15尾ほど入ったパックが300円程度で売られていることもあります。岸和田市にある、ある魚屋店員さんオススメの調理法は一位「煮付け」二位「揚げ物」とのことです。頭を落としてあるものなら下処理不要でそのままお料理に使えます。頭付きのものであれば、頭の部分を切ると内臓部分も一緒に出てくるので、その後軽く洗えば下処理完了です。気にしない人であれば頭がついたものをそのまま調理することも問題ありません。

うおぜの特徴は、簡単に調理しやすくうまみが凝縮されていておいしいところです。また、小さいものでも身がいっぱいに詰まっていて食べるときにも取りやすく、お得感があります。かれいやたいなどの大きな魚に比べて味の通りが良いので、煮付けにすると短時間でしっかりと味が染みて調理するときにも手間が少なく食べるときにも煮付けの味をしっかりと実感することができます。フライにするとまた煮付けとは違った味わいになります。尻尾に近い部分の小さく柔らかい骨の部分や両サイドのひれの部分は、揚げると香ばしくなり、食べるとおいしく栄養も採れます。噛むのが平気な人であれば、細かく身を外さなくても丸ごとたべることができます。

泉州地域では「泉州なす」などの野菜が有名なのですが、大阪湾産の「うおぜ」も価格もお手頃で、簡単に調理しやすく味もおいしく食べやすい、泉州の自慢の食材です。

[画像:筆者撮影]

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