
ストレスの多い生活が続くと現れる”睡眠障害“。
人によって現れ方はいろいろで、寝付きが悪かったり眠りが浅かったり、一度目が覚めたら眠れなかったり。。。
睡眠はアルツハイマーや心臓発作、糖尿病、インフルエンザ等にまで大きく関係し、良質の睡眠は健康をもたらすとずっと言われて来ましたが、今回英国で発表されたのが、この良質な睡眠をもたらす二つの食品。
起きて30分以内にこれを食べれば良質の睡眠が得られるという魔法の食品は“アーモンド”と“デーツ”。
デーツはナツメヤシの実のドライフルーツで、クレオパトラの美容食とも言われ海外では人気のスーパーフード。日本でも最近はアマゾンでも買える程お馴染みになりました。
朝起きて30分以内にこの魔法の食品アーモンド8粒とデーツを2個食べると、蛋白質と脂肪、炭水化物の正しいバランスをもたらし血糖値を正常にする事が分かったそう。
この朝食べる8粒のアーモンドと2個のデーツのカロリーは150~200カロリーで、体内で消化され丁度就寝時頃にメラトニンを供給し良質の睡眠をもたらすとか。
さらにこの二つの魔法の食品は食後に“熱発生作用”と呼ばれる現象が続いて脂肪を燃やし、代謝を10%上げて体重を減らすスピードをアップするという優れ物だそう。
リーズ大学によると睡眠を6時間以上とる人は肥満度が低く、充分な睡眠がとれないと体は危機的なサバイバルモードになってアドレナリンを放出。脂肪を貯め込み始めるからだそう。
一般的に成人は7~9時間の睡眠が必要だが、これも年齢やライフスタイル、遺伝子等によって個人差があり、英国では1/3の人は睡眠時間が6時間以下だそうで、睡眠がアルツハイマーや心臓発作、糖尿病等に大きく関係する事から、良質の睡眠は全ての健康をもたらすと結論付けている。
そのため魔法の食品に加え、メラトニンの分泌を中断させ良質の睡眠を妨げる光の公害とも言えるスマホやタブレット端末の就寝前使用やアルコール、甘い飲み物、喫煙、運動不足等を控える事も大切だと述べている。
温暖化で世界的に今年の夏はさらに暑く寝苦しい日々が続きます。生活習慣に気を付けて、起きたらアーモンドとデーツ。良質の睡眠をとって病気知らず!