
薬味を主役に! これからの時期、鍋に大活躍の大根おろし器具が『鬼おろし』 これからの時期、
鍋に大活躍の『大根おろし』
薬味感覚の大根おろしが主役に……!!
今回、そんな大根おろしに
大根の食感も味わえるという
おろし器具をレポート。
大根の時期になると、
大根おろしにほかの食材を入れて
食べるのが好きだと友達に話したら、
『鬼おろし』をおススメされたとよ。
『鬼おろし』って?
おろし器具??
大根が主役になるよ~!!って。
『鬼おろし』?『大根おろし』じゃなくて~。
『鬼おろし』と、名前の由来を調べてみたよ。
竹の刃が鬼の歯を連想されることから
名づけられたそうです。
素材は天然竹素材の竹で作られ、
竹は熱の伝導率が低いため、
食物をおろすのに熱を持たず、
素材を粗くおろせることで、
水分や食物繊維が逃げにくく、
シャキシャキと
ふわふわの大根おろしになるらしい……。
[大きさ・W34cm×H13cm 価格¥1670(税別)]
江戸時代後期からあるようです。
栃木の郷土料理「しもつかれ」を作るときに、
欠かせない器具らしいです。
粗く大根をすりおろすのに使うらしい。
九州の私は、「しもつかれ」?
はじめて聞きました。
ちなみに熊本の郷土料理は「だご汁」です。
そんなのはどうでもよかね~。笑。
今回この商品は、
鹿児島産の竹で、
職人の手で製作している日本製です。
握り手も持ちやすく、
竹でできているので、
竹の香りがして和みます。
「ザクザクザク」と
音を出しながら
すりおろしされる大根。
家にあるおろし金とは
ぜんぜん違う!!
ふわっとした大根おろし。
お皿に水分が出ない!!
ひっくり返し、「トン」とすれば、
おろし側についていた食材が取れます。
粗い大根おろしが完成。
大根おろしのみで食べてみました。
大根だけでも充分なおかずに。
今まで食べていた大根おろしとは
ぜんぜん違う!!
大根の甘みが感じられ、
食感もあり、みずみずしく美味しい。
いつも使っているおろし金で
おろした大根だと、
水分が出てしまい、
シャリシャリはないのに……。
見た目でもわかるけど、
サクサク感が感じられます。
この甘みは、
『鬼おろし』で粗くおろすことで、
辛み成分を抑え、
水分が出ることなく
栄養たっぷりの大根おろしが
できるそうです。
栄養タップリの大根おろし。
胃腸の働きを助ける効果(これ、二日酔いによかね~)
殺菌作用
美肌効果UP!
びっ、美肌!!
これは毎日でも食べなきゃ、だ!!
そして
ダイエットにも良いそうです。
栄養逃さない大根おろし、
『鬼おろし』すごかね~。
使用した「鬼おろし」は
水でざっと洗うだけで、
すぐにキレイに。
天然素材なので、
乾いたふきんでふき取り、
風通しの良いとこで保管!!
これ、大事かばぁ~い~。
『鬼おろし』を使って大人男子をメロメロにする家庭料理に挑戦ばい! 友達に、
この鬼おろしで「からみ餅」を
作って食べてもらいたい!!と言われ……。
さっそく、作って食べました。
[からみ餅 鬼おろしver.]
「うまかぁ~」この一言です。
大根の甘味と食感を味わいながら、
柔らかいお餅にほどよい大根に水分があることで、
ペロッと食べちゃいました~。
大根おろしも主役になります。
次は、「レンコン」。
レンコンおろしには
まったく水分が出なく、
きっちり粘り気もあり、
いい感じのすりおろしができました。
[れんこん餅 鬼おろしver.]
すりおろししたレンコンに
片栗粉・調味料を加えごま油で焼き
「れんこん餅」を作ってみました。
レンコンおろしに水分が残っていたからなのか、
卵もいれていないのに、
つくねみたいな食感でした。
これは、お酒に合いそう~。
人参は水分なく、
みじん切りより少し細かい感じに
おろしができました。
もしかしたら、
みじん切りしたいときは
「鬼おろし」を使えば
いいかもしれません。
きゅうりは、
さすがに少し、
水分が出てきました。
[大根と人参ときゅうりのチョップ風サラダ 鬼おろしver.]
「人参・きゅうり・大根」を
すりおろししただけなのに、
サラダ1品できました。
ポン酢をかけ、
残り半分は、
納豆と大根おろしの組み合わせが好きなので
納豆入れて食べちゃいました~。
これは、もう、毎日でも食べちゃう~。
一品なのに、2度楽しめました(笑)。
玉ねぎは、
涙目になってしまうので、
冷蔵庫に入れて
冷やしてからやるのが
おススメです。
おろしを続けていると、
あたりまえですが、
小さくなりますよね~。
玉ねぎって、そういえば……、
1枚・1枚なっていましたね~。
最後は限界。
これは、
包丁を使ってみじん切り!!
しょうがなかね~。
せっかく玉ねぎも試してみたので、
「オニオンドレッシング」にしました。
[適当サラダ 玉ねぎドレッシング 鬼おろしver. ]
醤油・酢・オリーブオイルを入れただけの
ドレシッングですが……。
「あっ。そうだぁ~!!」
すりおろしした玉ねぎと
焼肉のたれを混ぜ合わせても
おいしいドレッシングになるかも~。
次回やってみよ~っと!
王道の
「ヨーグルトすりおろしリンゴ」を
やってみました。
リンゴは、皮つきですりおろしていたのに、
すりおろししていくと、
少し皮が残ってしまいました。
薄く皮がむけるので、
これは、体調悪いときに、
リンゴすりおろし作りに良いかも!!
しょうがは、
「鬼おろし」で
すりおろしたほうが、
粗くすりおろせるので
水分が出ないですけど、
さほど違いはないように思えます。
普段は、しょうがを冷凍保存しているので、
冷凍保存のしょうがも比べてみました。
違いはあまり見えんね~。
冷凍しているしょうがは固かけん、
おろし金がよかったです。
鬼おろしですりおろしをするより、
おろし金を使って細かくすりおろしたほうが
よか気がします。
[豚肉のしょうが焼き 鬼おろしver.]
しょうがが主役の
「豚の生姜焼き」を作りましたが、
ここは、おろし金でもよかったかぁ~って。
最後は、男性の98%が大好き(独断)な『カレー』です!
[とどめのチキンカレー 鬼おろしver.]
レシピ本を見ていたら、
「玉ねぎ・人参・しょうが・にんにく」の
すりおろしが必要な
「チキンカレー」を発見。
いつもと違うレシピで、チキンカレーに挑戦です!!
男子はみんな、カレー好きやけんね!!
鬼おろしで、
玉ねぎ・人参・しょうがをおろしました。
鬼おろしは、みじん切りより細かく、
おろし金より粗く、
程よい大きさになり、
食材が生かされて、
おいしいチキンカレーができたばい!!
ハンバーグ・ミートソースなど、
みじん切りの工程には使えるかなぁ~?
ニンニクは、前回紹介した
『ガーリックツイスト』。
これは、前回のコラムで登場しました(笑)。
『鬼おろし』、
いろいろと試してみた結果、
粗くすりおろしができ、
水分がほとんど出ないことで、
食物の栄養を逃さないで、
食材の食感もあり、
大根おろし大好きな私には最高です!!
これだけで一品出来るけん、
大根おろしにオクラ・もずくとか……入れて、
お酒のおつまみにもできるば~い。
早く、未来のだんなさんと、呑みたかね〜。
田中moko mokoくま3
九州生まれ。特技はアクリルたわし作り。本業は雑誌やカタログなどで活躍するスタイリストだが、現在、絶賛婚活中のアラフォー女子。お裁縫はもちろん、料理も掃除もきっちりこなすのに、なぜか「◎婚」に縁がない……moko mokoくま3が、気になる調理具を、実際に使ってレポートしていきます。