
【進化の過程が分かる】
「環境水族館」を名乗るこの水族館の特徴は、魚を展示するだけでなく食育や進化の過程をわかりやすく紹介している点だ。館内に入って、すぐに目に飛び込むのが化石と古代生物のオブジェ。そばにはオウムガイやハイギョなど、進化から取り残された生き物が展示されている。
【命の大切さを感じる】
また、シーラカンスの研究も盛んで、泳いでいる貴重な映像だけでなく、貴重な標本も展示しています。「魚などの魚介類は、食べ物である前に生き物である」というコンセプトのもと、食卓から販売店、市場から漁、そして海に続くアプローチをとおして、命や環境の大切さを発信するというコンセプトだ。
【レストランのメニューは魚介が中心】
レストランのメニューは魚介が中心、敷地内の釣り堀で釣った魚を調理してくれます。また、水槽の前に寿司屋が常設され、泳ぐ魚を見ながらお寿司を食べることができる。
【バックヤードツアーが無料】
随時行われるバックヤードツアーは、参加料が無料だ。チョウザメの水槽を見下ろしたり、魚運搬方法の説明を聞いたり、ろ過装置を見たり、ホルマリン保存された生物を見たり。ボランティアガイドさんの説明を聞きながら、30分間も水族館の裏側を見ることができる。外には巨大なタッチプールがあり、カニやヤドカリなど、様々な生き物と触れ合うことができるだけでなく、本物の浜のような大きな浅瀬では、水の中で遊ぶことも可能だ。
他にもキッズプログラムとして、魚を使った料理体験、夏の磯観察、親子で漁業体験宿泊ツアーや、縄文キッズ宿泊ナイトなどの体験企画も豊富だ。夏休みのレジャーや課題の題材などで利用してみてはいかがだろうか。
住所:福島県いわき市小名浜字辰巳町50
電話:0246-73-2525
FAX:0246-73-2526
入館料:一般1,800円 小~高校生900円
開館時間:3月21日~11月30日9:00~17:30 12月1日~3月20日9:00~17:00
[写:寅次郎@fliker]