富山県・春の風物詩・ホタルイカ

富山湾は大陸棚がない。そのためか春に大量のホタルイカが押し寄せる。すべてメス、産卵しに来るのだ。ホタルイカの産卵の水深は、月に影響を受けていると言われている、おそらく月の光が届かない水深で産卵するのだろう。半月の時は、満月のときの水深の半分のところで産卵しているのかもしれない。新月の時、産卵は水深0メートルの岸でおこなわれる。月の光から新月の日に、いわゆる「ホタルイカの身投げ」がおこなわれると考えられます。2~5月の新月の日に富山県民はホタルイカを待っている。

ヘッドライトと専用の玉網を数本、ウェーダーであったり、スパイクブーツなどを用意。深夜、ホタルイカが来たら、玉網ですくうの。砂浜に打ちあがったイカは、砂を噛んでしまうので食べれないが、良い釣り餌になる。

最近は、車の光で砂浜を照らしたり、漁港内で発電機を用いた灯光器を使用するので、漁業関係者のクレームがり、国分浜は出入り禁止。新湊の某漁港ではは、罰金30万となる。最近は石川県、岐阜県、長野県などの近県からも来るので、少々人が多すぎるきらいがある。

地元の人は知っているが。ホタルイカが大量に押し寄せたときは、暗闇の海で適当に玉網を動かすと、玉網の中にホタルイカが入る、すると玉網が青く光るのだ。この青色の光を楽しみにしているの。優雅にホタルイカの発する光を見届けたいためむやみにライトをあてるのは禁物なのだ。

地元の人は毎年、来る珍客を楽しみに生きている。

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