秋の味覚サンマに関して国際間で協議されました

不良が続くサンマの資源管理を巡って、国際会議が開催されました。この会議では、北太平洋のサンマの資源保護が話し合われ、日本、中国、韓国、台湾、アメリカなど8カ国が参加しました。

この会議で、日本はサンマに関して、漁獲量が急激に増加している中国を念頭に、国や地域ごとに上限を定める「漁獲枠」の新設を提案しました。その漁獲量は、日本が24万トン余り、台湾が19万トン余り、中国は4万6千トン余りなどとしました。しかし、この提案に対して、中国、韓国、ロシアが上限を設けるのは時期尚早として反対し、賛成は提案国の日本をはじめ、台湾、アメリカとなり合意を得ることはできませんでした。

しかし、公海で大量に漁を行っている中国、韓国、台湾に関しては今後1年間サンマ漁船を増やすことを禁止する措置が合意されました。さらに、来年の会合でまたサンマの資源管理のあり方を協議することも決められました。

近年、公開では中国、韓国、台湾の漁船が大挙して押しかけ、さらうようにサンマを捕っていきます。そのため、庶民の秋の楽しみであるサンマが値上がりしてしまっています。周辺国で漁獲枠を決めることはとても重要な案件です。来年の会合に期待したいところです。

[写:Satoshi KINOKUNI@fliker]

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秋の味覚サンマに関して国際間で協議されました へのコメント 1件 』

  • 投稿者:えび

    違法爆漁! 築地が豊洲に移転した頃には「魚」がいなくなってるかも。

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