
よく身体の冷えを実感しているが、さほど生活に支障をきたしていないのであまり気にしていないという方がいます。あるいは「冷え性だから」で片付けて、それを治そうとしない人もたくさんいます。しかし冷えや低体温の影響はわたしたちが考えるよりも身体にマイナスの影響を与えています。冷えていないだけで体も心も今よりハッピーになれますよ。
低体温の具体的な影響
言うまでもなく体が冷えていると、身体のだるさ、睡眠障害、起床しづらくなる、頭痛、肩こり、腰痛、生理不順、無気力感などが起こりやすくなります。もしこれらの症状の一つでも気になっているのであれば、体が冷えていないかチェックすべきです。姿勢や運動不足、栄養不良だけでなく、冷えがこれらの症状を招いていることはよくあります。
冷えている人は太りやすい
冷えのマイナスの影響はこれだけではありません。人の体温が低下すると常日頃体を守っている免疫力が大きく低減するので、様々なウイルスの進入や進行を許すこととなり、風邪や病気の発症リスクが高まってしまいます(免疫力の高め方)おまけに体温が1度低下すると12%も基礎代謝が減少し、痩せにくくも太りやすい体質になってしまうことでも知られているのです。冷えで風邪をひきやすく太りやすくなるなんて、絶対に避けたいですよね。
でも具体的に体温何度くらいが冷え性なの?
健康的な人の基礎体温が36.5度といわれているのに対し、低体温とされているのが35度台、もしくはそれ以下の温度になります。健康的な体温36.5度から1度程度しか下がっていないのに低体温かと疑問に思われるかもしれませんが、この1度の低下がわたしたちの体に大きな影響を与えてしまうわけです。この低体温の原因を挙げだすと、栄養不足や運動不足、睡眠不足、過剰なストレスなど切がありません。こういった生活習慣は現代人にとって避けようのないものなので、低体温の原因を取り除くことはもちろんのこと、体温を上昇させるような日々の意識が大切なのです。
例えば食事で十分なカロリーを摂取する、筋力トレーニングや運動を習慣化させるなど。たった1度低下するだけでも体には大きなマイナスな影響を与えます。また夏ほど体は冷えやすくなるので注意が必要です(夏の冷えを撃退する方法)
writer:サプリ編集部