疲れ目に効果抜群、赤い天然色素「アスタキサンチン」

スマホなどの便利な機器が発展し、目の疲れを訴える人が増えています。眼精疲労を軽減するには目を休めることが一番。同時に目の疲れを回復させる成分を摂取すれば、より早い疲労回復が期待できます。眼科医も認めるという成分「アスタキサンチン」についてご紹介しましょう。

アスタキサンチンはカニやエビの赤い色素
今や国民病とされる目の疲労は、スマホやパソコンの長時間使用が原因のひとつとされています。これらの使用時間を減らしたくても、仕事上そうはいかないこともあります。目の疲れを軽減するために、ツボ押しまたは蒸しタオルで目を温めると、目の周囲の筋肉がほぐれて楽になるのでおすすめです。また目に良い成分を摂取するのも効果的です。よく知られているのがブルーベリーなどに含まれるアントシアニン。でもここ最近、特に注目されているのは、アスタキサンチン です。カロテノイドの一種で、カニやエビ、鮭などに含まれる赤い天然色素です。

強い抗酸化力が眼精疲労を軽減
アスタキサンチンは、カロテロイドの中でも強い抗酸化力を持つことで知られています。抗酸化力とは、体を酸化させる活性酸素を抑える力のこと。アスタキサンチンの抗酸化力は、ビタミンEの1000倍、ビタミンCの6000倍にもなります。自然界ではカニやエビ、サケ、イクラに含まれるアスタキサンチンですが、例えばサケが長期に渡って回遊できるのは、アスタキサンチンの抗酸化力が疲労を取り払うからだと言われています。人間にも強力な抗酸化力を発揮するアスタキサンチンは、体内で合成できないため、食品やサプリメントから摂る必要があります。アスタキサンチンは眼精疲労の改善に効果を発揮します。目を酷使すると、ピントを調節する毛様体筋が緊張してしまい、眼精疲労だけでなく首や肩まで強張ってしまうこともあります。アスタキサンチンには目の新陳代謝を促し血流をよくする働きがあるので、毛様体筋の緊張がほぐれ視力の回復が見込めるのです。

1日目安量は6mg摂取、サプリメントを併用するのもOK
目の健康を維持するには、定期的にアスタキサンチンを摂るのが理想です。アスタキサンチンは効果を得るために、1日に約6mg摂取するのが良いとされています。アスタキサンチンはエビやカニ、オキアミ、サケ、イクラなどに含まれていますが、アスタキサンチン6mgに相当する量を、これらから毎日摂取するのは難しいかもしれません。効率的に摂取するには、サプリメントを併用するのも一つの方法でしょう。アスタキサンチンは、疲労が起こる前に摂取しておくと、目のひどい疲労が起こりにくくなり、回復も早まるそうです。もちろんスマホやパソコンの使用時間を減らす努力をし、目の休息時間を取ることも忘れないようにしましょう。

writer:Akina

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