オーストラリアで発見された珍妙な顔の魚について

2017年5月31日にオーストラリアの「連邦海洋保護区」内で発見されたとある魚が注目を集めています。この魚には顔と判断できるパーツが存在せず、胴体だけのような見た目をした、何とも珍妙な見た目をしていることで話題を集めています。科学者によると、よく顔に当たる部分を見れば「目」や「鼻」のような器官は存在するのだが、目にあたる器官は機能しておらず、鼻も小さく、のっぺらとした顔には口だけが異様に存在感を示している何とも不気味な外見をしています。

学術的な名称が存在せず、メディアなどでは「カオナシ魚」と呼ばれているこの魚は。オーストラリアのジャービス湾から4000メートルの深さで発見された深海魚です。最後に確認されたのは1800年代にまで遡り、奇妙な見た目とは裏腹にとても学術的価値の高い魚だという事です。

このカオナシ魚を発見した研究者らのグループは、「連邦海洋保護区」含むオーストラリアの海域に潜む珍しい海洋生物や未知なるものを集めており、深海の魚たちについての謎を探求していかなければならない、といった旨のコメントをメディアに向けて発言しました。このカオナシ魚は研究材料として利用され、今後の海洋生物の仕組みを解き明かす道しるべになるのです。

[taitiro a.k.a. amamako @fliker]

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