白砂糖の弊害が怖すぎる!代用になる糖分は?

白砂糖が体にあまり良くないことはよく知られています。ではなぜ良くないのかということになりますが、白砂糖になるまでの分離精製過程においてミネラル分やビタミン類が完全に無くなり人工的な甘味料となります。それが体内に取り入れられることによって体は大きな負担を強いられるからです。ビタミンB類やカルシウムの欠乏を促し、骨や歯などを弱くしていくこともわかっています。体を酸性に傾かせ免疫力も弱めてしまいます。さらにビタミンB類の欠乏は脳の機能を阻害するとも言われています。この人工的、化学的な甘味料に代わるより自然な甘味料の効用を考えてみることにしましょう。

手軽に手に入れられる黒砂糖にスイッチ
黒砂糖は原料のサトウキビの茎をしぼりその汁を煮詰めることで作ります。過程はとてもシンプルでより自然なものと言えます。そのため鉄分、カルシウム分、ミネラル分が豊富に残ったままの甘味料ということになります。またカリウムも豊富に含まれていますので、過剰な塩分を体外に排出してくれて高血圧症の予防や冷え性の予防にもいいと言われています。さらに含まれる鉄分によって悪玉活性酸素の除去作用も期待されます。亜鉛も豊富に含まれているので精力増強や子供の成長にも良いとされます。

できれば生ハチミツにスイッチ
ハチミツは花から採取した花蜜を蜜蜂の体内で酵素よって分解して巣に蓄えたものですね。古代からその効能は記されていて、インドに伝わる伝統医学のアユールヴェーダ、漢方の原典にもその名前はあらわれています。ビタミン類やアミノ酸、酵素やミネラル分が豊富に含まれていて、美容にも健康にもとても優れています。その糖は単糖類に分類され、単糖類は、体に吸収されるスピードが速いのでエネルギーに変換される時に負担にならないのです。黒砂糖と同じようにカリウムも多く含まれているので高血圧予防にもいいようです。整腸作用もあり腸のはたらきを助けるので免疫力アップにも役立ちます。さらに殺菌作用も優れているので細菌の増殖を抑えることによる風邪の予防にも効果が高いのです。ただし、ボツリヌス菌の芽胞が混入している可能性があるので乳幼児の摂取は避けましょう。

ホットケーキ以外でも使えるメープルシロップにスイッチ
サトウカエデの樹液を煮詰め、その液体から不純物をろ過して作られたのがメープルシロップです。
栄養成分としてはタンパク質、カリウム、カルシウム、亜鉛、マグネシウム、ビタミン、アミノ酸などが豊富に含まれています。さらに63種類のポリフェノールが含まれているようです。体が酸化すると老化や免疫力が落ちる原因になります。ポリフェノールには抗酸化作用があることが知られていますのでアンチエイジング効果や免疫力のアップにもとても効果があります。またポリフェノールは高血圧の予防やがん予防にも効果が高いことが分かっています。

甘いものの誘惑も多いこの季節、より自然な甘味料を摂ることで、健康維持や若さを保つことを心がけたいものですね。

writer:Masami

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