京急線「幻の延伸先」が大化け!? 富士山を一望できる場所にリゾートエリアを整備へ

京急電鉄と三井不動産は油壺エリアで、新たなリゾートホテルの建設に向けた事業計画の検討を共同で推進するための協定を締結しました。

京急電鉄と三井不動産が協定締結

 京急電鉄と三井不動産は2025年10月3日、神奈川県三浦市の油壺エリアで、新たなリゾートエリアの整備に向けた事業計画の検討を共同で推進するための協定を締結したと発表しました。

 京急はかつて、京急久里浜線の三崎口から油壷までの延伸を目指していましたが、実現せず、幻の延伸計画となっています。

 神奈川県や県内市町村、経済団体などで構成する「神奈川県鉄道輸送力増強促進会議」は、現在も延伸を要望していますが、これに対し京急は「鉄道の延伸については、三浦市において予測されている大幅な人口減少と高齢化によって極めて困難な状況であると判断し、凍結した」と回答しています。

 計画地では2021年まで、京急が「京急油壺マリンパーク」を運営しており、相模湾と富士山、そして美しい夕日を一望できる立地となっています。

 今回の協定締結により、京急のエリアマネジメント活動で培った知見と、三井不動産が国内外で培ったホテル・リゾート開発の実績を融合したリゾートホテルの整備を目指すとしています。

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