最低賃金、3度目の持ち越し=上げ幅目安、6%念頭に調整―厚労省審議会

 中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)の小委員会は1日、2025年度の最低賃金引き上げの目安額の取りまとめを持ち越すことを決めた。前年度の50円を上回る6%(63円)を念頭に検討を進めたが、労使双方の理解を得るための調整が難航。3度目の持ち越しを余儀なくされた。4日に第7回となる小委員会を開き、決定を目指す。
 最低賃金は、中央審議会が目安を示し、それを参考に都道府県ごとの地方最低賃金審議会が改定額を決める。現在の最低賃金は全国平均で時給1055円。 

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