必見!ストレスに強くなる考え方「SOC(首尾一貫感覚)」

理想からはほど遠い労働環境、厳しすぎるノルマ、重い人間関係など、ビジネスマンのほとんどは日々ストレスフルな毎日を過ごしているはずです。そんな過酷な環境で生き抜くには、ストレスに強くなるほかありません。ここではビジネスマン必見のストレスに強くなる考え方「SOC(首尾一貫感覚)」について紹介したいと思います。

SOC首尾一貫感覚とは
SOCとはSence of conherenceを略したもので、日本語に直訳すると「首尾一貫感覚」という言葉になります。これはアメリカの医療社会学者が研究によって得た、ストレスに打ち勝つために提唱する概念のようなものです。分かりやすくいえば、ストレスに強くなる考え方というものです。このストレスに強くなる考え、SOC首尾一貫感覚を心がけておけば、度重なるストレスにも耐えられるタフなメンタルを手にすることができるというわけ。具体的には以下の3つを意識する考え方のことです。

有意味感
把握可能感
処理可能感

でもこれを提唱するアメリカの医療社会学者は、何を根拠にこの考え方が正しいと結論づけたのでしょうか。

アウシュビッツなどの強制収容所で長生きした人達の研究に基づいている
上記のアメリカの医療社会学者は、アウシュビッツなどの強制収容所という非常に過酷な環境で過ごしてきた人の生存者において、ストレスに打ち負かされることなく、健康で長生きしていた人もいたことに着目し、彼らの共通点を見極めたいという考えのもと研究を行いました。すると彼らの共通点を研究した結果、SOCという考え方が提唱されるに至ったというわけです。ではこのSOCという考え方(有意味感、把握可能感、処理可能感)とは、具体的にどのような考え方でいることなのでしょうか。

これを意識すればストレスに強くなれる!
SOCという考え方において意識しておきたい3つのポイント、有意味感、把握可能感、処理可能感についてそれぞれ見ていきましょう。有意味感とは、例え自分が辛い状況にいても、何かしらの意味を見出せる感覚のことです。例としては、仕事を押し付けられてばかりだけど、この行いがスキルアップに直結しているんだ、といった考え方です。次に把握可能感とは、例え困難な状況でも明確に事態を把握できる感覚のことです。例としては、今は小さな雑務しか任されないが、入社から間もないからこれは当然で、1年後辺りには大きな仕事も任されるようになるだろう、といった考え方です。そして最後に処理可能感とは、辛い状況でもどうにかなるはずという考え方です。例としては、厳しいノルマを強いられたが、頑張れば達成できるかもしれない、失敗してもクビになるわけでもない、といった考え方です。

これらの意識、及び考え方を心がけておけば、あなたも度重なるストレスにも耐えられるタフなメンタルを手にすることができるかもしれませんよ。何事も広い視野を持ちゲーム感覚で楽しむ、すべては自分を成長させる意味のあるチャレンジだと思えると良いですね。

writer:サプリ編集部

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