バッグから性別不明の遺体=ストーカー容疑で捜索時―元交際相手宅・川崎

 神奈川県警は1日、川崎市川崎区大師駅前の住宅で、バッグに入れられた性別不明の遺体を発見したと発表した。捜査関係者によると、行方不明となった女性の元交際相手宅をストーカー規制法違反容疑で捜索した際に見つかったという。県警は死体遺棄事件とみて捜査するとともに、女性との関連も調べている。
 女性の親族によると、女性は昨年12月20日に祖母宅にいたが、その後行方が分からなくなった。同日、祖母宅では何者かに窓ガラスが割られる被害があった。
 女性は行方不明になる前、元交際相手から嫌がらせや付きまといを受けたとして、周囲や警察にたびたび相談していた。祖母宅に避難することもあったという。
 県警によると、捜査員が今年4月30日深夜、2階建て住宅内を捜索した際にバッグを発見。翌1日、中に遺体が入っていたことを確認した。遺体は腐敗が進み、一部白骨化していたという。
 県警は遺体の身元確認を進め、2日に司法解剖を実施し、死因などを調べる。 
〔写真説明〕神奈川県警本部=横浜市中区

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