首都高5月から「怒涛の入口閉鎖」計55か所!? 1か所あたり40日 新型「ETC専用料金所」へ改築

首都高速道路は2025年4月16日、「ETC専用入口」の拡大に向けて、通行止めを伴う料金所のリニューアル工事を5月から順次実施すると発表しました。その数は計「55か所」に上ります。

計55か所が新たに「ETC専用」に

 首都高速道路は2025年4月16日、「ETC専用入口」の拡大に向けて、通行止めを伴う料金所のリニューアル工事を5月から順次実施すると発表しました。その数は計「55か所」。普段の入口を利用しようとして「閉鎖されている!」とならないよう注意が必要です。

 首都高のETC専用入口は現状35か所ですが、今年度新たに55か所の入口をETC専用とする方針です。合わせて、料金所をシンプルな“無人仕様”に改築するため、1か所につき40日程度の通行止めを伴うとしています。

 改築に伴う通行止めが始まるのは、次の5か所です。

・通行止め入口:1号羽田線(上)「鈴ヶ森」、3号渋谷線(上)「高樹町」、9号深川線(下)「福住」、湾岸線(西)「臨海副都心」、湾岸線(西)「三溪園」
・通行止め期間:5月25日(日)20時~7月5日(土)1時(予定)

 以降、6~9月頃に20か所、10~12月頃に15か所、来年1~3月頃に15か所、それぞれ改築が始まります。詳細なスケジュールは追って発表されますが、6月から7月にかけては計25か所が閉鎖される見込みです。

 なお、6~9月頃の20か所には、C2中央環状線の王子南、扇大橋、中野長者橋、西池袋といった比較的新しい料金所も含まれます。首都高の寺山 徹社長は4月16日の会見で、「(閉鎖中の入口に)近接する入口は極力止めないようにする」など工夫しながらスケジュールを組んでいると話しました。

 なお、この改築工事に合わせるように5月26日から7月25日まで、首都高はETC車載器の購入助成キャンペーンを実施します。助成台数は1万台で、1台あたり最大1万円を補助。東京都、神奈川県、埼玉県の店舗が対象です。

※一部修正しました(4/17)

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