肉体・精神、そしてカフェインストレスによる抜け毛がある

薄毛に悩む方の割合は3人に1人だとも言われており、どの年齢においても女性より男性のほうがその割合が多いとされています。薄毛の原因は様々ですが、やはりもっともよくないとされるのがストレスです。薄毛リスクの高い男性は特に、過剰なストレスにさらされないよう注意する必要があります。しかもストレスと言っても精神的なものだけでなく、身体的ストレスにも注意が必要です。

精神的ストレスが頭皮環境に与える影響
わたしたちが精神的ストレスを伴うと、自律神経のうち交感神経が活発化します。交感神経は血管を収縮させ血糖値を上昇させることで、ストレスに対抗する働きをもっているのですが、これが過剰となったとき、身体には様々な悪影響が発生してきます。そのひとつがコリ・血行不良に伴う薄毛です。 血行不良は栄養素を運搬する血液の働きを阻害してしまうため、頭髪に十分な栄養が送られず、やがて髪の毛は薄く、脱毛に発展していくこととなります。(頭皮の凝りを放っておくと抜け毛の原因に)

肉体的ストレスも同様に頭皮環境に悪影響をもたらす
しかし精神的ストレスだけが頭皮環境を悪化させるわけではありません。交感神経は、肉体的ストレス発生時にも活発化するようになっているからです。肉体的ストレスとは、十分な休息もなしに身体を無理に動かすことや、睡眠不足といったもの。つまり疲労です。肉体疲労や睡眠不足を抱えているとき、当人は大したことないと思っていても、身体にはストレス症状、ないし頭皮環境への悪影響が発生しているのです。

カフェイン由来のストレス症状に伴う頭皮環境悪化
仕事の際コーヒーをガブガブ飲んでいる方は多いかと思いますが、コーヒーに含まれるカフェインには頭皮環境へ多大な悪影響を与えることで知られています。まずひとつが、カフェインには交感神経を活発化させ、身体を一種のストレス状態にする働きがあるためです。ストレスで血行不良に伴う薄毛に繋がるということですね。そして二つ目が、育毛に寄与してくれる成分として知られるアデノシンの働きを阻害してしまうためです。アデノシンは発毛促進因子の生産を高める働きがありますが、カフェインがこの働きを妨害し、発毛促進因子の生産を減少させてしまうのです。カフェインによってもたらされたストレス症状が、いかに頭皮環境を悪化させているかがわかります。

薄毛の進行が気になっている方、また常に頭皮環境を気遣っているあなたは、この3種類のストレスケアにも目を向けて見るべきかもしれません。

writer:サプリ編集部

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