伊東純也、サウジの守備シフトに驚き隠せず「こんなに引いてくるのは初めてだったのでビックリしました」 

 日本代表は25日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選の第8節でサウジアラビア代表と対戦し、0−0で引き分けた。

 ベンチスタートとなった伊東純也は62分に菅原由勢との交代でピッチへ。持ち味のスピードを生かしたプレーやセットプレーのキッカーとしてチャンスを作り続けたが、最後までゴールネットを揺らすことはできず結果はスコアレス。「メンバーが何人か入れ替わった中、サイドからの攻撃では何回か良い場面があったと思います。でも、そこの精度は自分を含めて良くしていかなといけない」と自身に矢印を向ける。「(鎌田)大地からのパスで裏抜けしたシュートとか、(堂安)律とワンツーとかありましたけど、もっと多く作れた」と唇を噛んだ。

 敵地での勝ち点上積みを狙う現在3位のサウジアラビアは、“対日本”を意識した5バックの守備的シフトで臨んだ。サウジアラビアを率いるエルヴェ・ルナール監督は「日本を相手にオープンな展開に持ち込むわけにはいかない」とその意図を明かしており、「スコアレスドローという結果には満足している」と勝ち点1を前向きに捉えた。ボール保持率は日本が77%、サウジアラビアが23%という最終スタッツとなっている。

「サウジアラビアとは何回もやったことありますけど、こんなに引いてくるのは初めてだったのでビックリしました」と伊東。「サウジアラビアとやる時は、どちらかというと支配率で負けている試合が多いイメージ」と話す。伊東が話す通り、アジア最終予選第3節の対戦ではホームのサウジアラビアが58%、日本が42%という保持率だった。「サウジアラビアはもともとレベルの高いチーム。そういうチームがブロックを組んできた時に、しっかりと崩せるようにしていきたい」と課題を挙げた。

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