1.5席分使える「がっつり仕事席」5月値上げ 東海道・山陽新幹線の「S WorkPシート」利用が定着

東海道・山陽新幹線の7号車に設定されている「S WorkPシート」の利用料金が値上がりします。

5月15日乗車分から2000円に

 JR東海とJR西日本は2025年1月30日、東海道・山陽新幹線に設定しているビジネス客向け座席「S WorkPシート」の利用料金を値上げすると発表しました。

「S WorkPシート」は、モバイル端末などを気兼ねなく使って仕事できるよう、16両編成の「のぞみ」「ひかり」「こだま」のうち、7号車「S Work車両」の一部に設定している座席です。

 3人掛け(A・B・C席)のB座にパーティションなどを設け、一人当たりのスペースがより広く確保されています。

 ただし、この「S WorkPシート」を利用するには、普通車指定席の値段に加え、追加額が必要です。JR東海によると追加額は、2023年10月のサービス導入からこれまで「お試しいただきやすい」1200円でしたが、利用が定着してきたため、5月15日乗車分から2000円に値上げするといいます。

 また、あわせて「S Work車両」の利用者向けに、専用のウェブコンテンツを掲載したサイトの開設や、駅などで使えるクーポンなどの配布も計画しています。この利用者向け新サービスの詳細については決まり次第、追って告知される予定です。

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