年末に買い換えよう!睡眠の質を左右するマットレスの選び方

質の良い睡眠は健康な体を維持するのに欠かせません。良質な睡眠は様々な要素により決定され、寝具選びも大切な要素の一つとなります。今回は快適な睡眠を得るためのマットレスの選び方についてご紹介しましょう。

マットレス選びが大事な理由
寝具により睡眠の質は大きく左右されるものであり、自分の身体にあった枕(枕選びから始める快眠のススメ)やマットレスを選ぶことが大切です。マットレスの役割とは、体圧を分散させて寝返りを打ちやすくすることにあります。体圧とは、仰向けに寝た時に地面から受ける圧力のこと。実際に硬い床の上に仰向けに寝てみると分かりますが、特にお尻のような出っ張った部分に集中して圧力がかかるのが分かります。このように部分的に圧力がかかってしまうと体を痛めるため、マットレスを敷いて圧力を分散させて、体への負担を軽減させる必要があります。

寝返りの大事な役割とは?
私たちは寝ている間に20〜30回の寝返りを打ちますが、寝返りを打ちやすくするためにもマットレスは大きな役目を果たします。寝返りをうつことで、体の下になった部分に力がかかりすぎるのを避け、また滞りがちな血行を回復させます。(横向き?うつ伏せ? “寝る時の姿勢”にこだわりはある?)
体に合わないマットレスで寝ているとこの寝返りがスムーズに行かなくなり、睡眠が浅くなることで体のコリや腰痛などを引き起こします。

選ぶポイントは硬さにあり
マットレスは素材に関わらず、まずは硬さが選ぶための重要ポイントとなります。 体に合うマットレスは人それぞれであり、体重などにより個人差があるため、購入する前にマットレスに寝てみて試してみることをおすすめしますが、原則としてマットレスは硬すぎず柔らかすぎないものを選びます。硬すぎると体圧が分散されにくく体に負担がかかり、また柔らかすぎるものはお尻などが沈みすぎて寝返りをうちにくくなります。お店でマットレスを試してみるときは、仰向けと横向きに寝た状態で確かめてみると分かりやすいでしょう。ポイントは仰向けに寝た時に、体のカーブが自然でありお尻が沈みすぎないこと。また横向きになった時に、顔の中央から胸の間、おへそまでの線がまっすぐとなり、床に対して平行になるかを確かめます。

低反発・高反発マットレスの違い
マットレスには様々なものがありますが、特に低反発・高反発マットレスが人気なようです。低反発マットレスは体の形や重みに合わせてマットレスが沈むので、体圧をうまく分散させて心地の良いリラックス感が得られるマットレスです。しかしデメリットとして、体が沈みやすいので寝返りが打ちにくいことがあげられます。また低反発マットレスは通気性が悪く、耐久性に乏しいと言われています。他方、高反発マットレスも体圧分散性に優れています。柔らかすぎることなくマットレスが体を押し返すため、寝返りが打ちやすいマットレスです。

また通気性や耐久性にも優れているなど、おすすめのマットレスと言えますが、値段が高めなのが難点と言えるでしょう。マットレスにも寿命はあります。今お使いのものが5年〜10年くらいで、寝返り時に軋むような音がしたり、反応が鈍く感じるのであれば買い換えましょう。体にあったマットレスを選んで、快適な睡眠を手に入れてくださいね。

writer:Akina

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