高速ICが“あちこちひび割れ出した!” 1年間の閉鎖ついに解除 ランプ作り直し さらに続く大規模対策

2024年12月12日(木)5時から、京奈和道「紀の川IC」(和歌山県紀の川市)の通行が再開します。

京奈和道のICが通行再開

 1年間も閉鎖が続いていた高速道路ICがついに復旧です。2024年12月12日(木)5時から、京奈和道「紀の川IC」(和歌山県紀の川市)の通行が再開します。

 紀の川ICは2023年12月、路面のひび割れや土壁の膨れといった路面変状が発見され、並行する市道にもひび割れが拡大していったため、どちらも通行止めとなっていました。原因を特定したうえで、24年3月に復旧方針を決定しています。 変状は元々ため池を埋め立てた場所で発生しました。IC盛土内の地下水位が長い期間をかけて繰り返し変化し、隣接するため池の水を下げた際に盛土全体に変状が生じたことで、ひび割れが発生したとされています。 このため、新たに軽量盛土によってランプを構築するなどの大規模な対策を実施。今回の交通開放後は、さらに恒久対策として地すべり抑制のための押え盛土工を実施します。その完了まで、引き続きモニタリング計測を実施するとのことです。 なお、ひび割れの発生で一部通行止めしていたICに隣接する市道(南側道重行神領線)も、ICと同時に通行再開となります。

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