シーズンもいよいよ終盤 鮎釣り

今年のアユのシーズンもいよいよ最終局面を迎えようとしています。アユ釣りは、3月ごろから初夏のコアユ釣り、遡上しコケを食むようになり縄張りを持つようになった鮎を釣る友釣り、そして、最後にやってくるのが落ち鮎を狙う今の時期です。落ち鮎は、産卵のために川を下り、河口付近に向かうアユのことを言います。人によって好き嫌いはあるようですが、卵や白子を抱えしっかりと脂がのっています。滋賀県などの一部の地域では落ち鮎のシーズンには資源保護の観点から禁漁期が設けられており、違反すると懲罰が待っていることもあります。しかし、すべての地域がそうなっているわけではないので、漁協の管理する河川でその漁協の定める通りであれば、落ち鮎を狙っても問題ありません。

落ち鮎のシーズンになると、友釣りに使う友鮎を売っている店も販売を終了していることがあるので、自分で友鮎を釣り上げる必要が生じます。そういった時に用いるのがコロガシ釣りです。コロガシ釣りは、10本程度の掛け針が付いた仕掛けをアユが居そうな場所に投入し、扇状に引いてアユを引っ掛ける釣りです。かなり大胆に動かすので、竿や仕掛けは頑丈なものを使います。

ただし、コロガシ釣りは友釣りの遊漁券でできる場合と別にコロガシ釣り用の遊漁券を購入しなければならない場合があります。そして、そもそもコロガシ釣りが禁止されている場合もありますので、漁協のWEBサイトなどを確認してから釣行してください。コロガシ釣りは地域によって呼び方が違うことがあるのでその点にも注意が必要です。
鮎シーズンももうすぐ終わりますが、まだもう少しだけ楽しめる場所もありますので最後の最後までアユ釣りを楽しみましょう。

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