
近頃、雑貨屋さんなどで目にすることの多いアロマキャンドル。実際に使ってみたことはありますか?アロマキャンドルには、人の心と身体を癒してリラックスするための素敵な効果がたくさんあります。眠る前やバスタイムなど、ぜひいろんな場面でアロマキャンドルを使ってみてくださいね。
自然療法「アロマテラピー」の効果
アロマテラピーとは、植物の香りを利用して心身の状態を良くする自然療法です。植物の精油で作られたアロマキャンドルは、手軽にアロマテラピーの効果を得られる方法の一つ。香りは嗅覚から脳へと行き渡り、自律神経や免疫、体調不良などに働きかけてくれるのです。例えばラベンダーの香りには心をリラックスさせて落ち着ける作用が、ミントの香りには清涼感から頭をスッキリさせる作用があります。ミント系のアロマは全体的に眠気の抑制や消化器系の不調にも効果がありますね。体調が優れないときや心や頭がスッキリしないときなどは、アロマキャンドルでアロマテラピーの効果を感じてみましょう。
炎に秘められた1/fゆらぎの効果
1/fゆらぎとは、自然界の多くに共通しているリズムのことです。規則性と不規則性がバランスよく存在するリズムのことで、例えば川の流れる音や風に揺れる木々などにも1/fゆらぎは存在します。キャンドルに灯された炎の光にも、1/fゆらぎはあります。そのためアロマキャンドルの炎をじっと見ていることで、1/fゆらぎからリラックス効果を得ることができるのです。アロマキャンドルを使うときは、ぜひ炎の光をじっと眺めてみてください。イライラや不安感が和らいで、ストレスへの良い対処法になりますよ。現在、この1/fゆらぎを持つ灯りで心を落ち着けることを「ライトテラピー」とも呼んでいます。
キャンドルからマイナスイオンが発生
マイナスイオンは滝や森林から発せられる空気のことで、ストレスの軽減やリラックス効果があります。キャンドルは炎が燃える際に、微量ですがマイナスイオンを発生させています。つまりキャンドルに火を灯し続けることは、空気中にマイナスイオンを発生させ続けることになるのです。部屋をマイナスイオンで満たせば、空気が澄んで疲労感やストレスなどを緩和してくれますよ。マイナスイオンは空気清浄器のような効果も持っていますから、観葉植物の代わりとしてインテリアにしても良いですね。
writer:さじや