“初ベルナベウ”のFWオルモ「ラ・マシア出身だから燃えるか? いや、それ以前にCLだから燃えるんだ」

 ライプツィヒのスペイン代表FWダニ・オルモが、6日のレアル・マドリード戦に向けた前日会見に出席した。同日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 チャンピオンズリーグ(CL)・グループGを2位通過したライプツィヒは、ラウンド16でレアル・マドリードと激突。先に行われたファーストレグは、MFブラヒム・ディアスのゴールに泣き、本拠地『レッドブル・アレーナ』で0-1の先勝を許している。

 セカンドレグが行われるのは、レアル・マドリードの『サンティアゴ・ベルナベウ』だ。ただ、スペイン・カタルーニャ州出身で、スペイン代表にも選出されているものの、バルセロナの下部組織からディナモ・ザグレブの下部組織に移った後、国外でプロキャリアを始めたオルモにとっては、初のピッチに。同選手は「メトロポリターノではプレーしたことはあったけどね。ベルナベウはなかった。生まれ故郷に帰ってくることは、どんな時でもとても特別なこと。初めてのピッチで、勝利と次ラウンドへの切符を手にして帰りたい」としつつ、「ラ・マシア出身者だから燃えるか? いやいや、それ以前の問題さ。フットボールプレーヤーとして、チャンピオンズリーグに出場すること自体が十分幻想だから燃えるんだ。僕たちは立ち向かい、勝利を目指そう」と意気込みを示した。

 ケガから復帰したウィンターブレイク明け以降は、公式戦9試合に出場し1得点3アシストを記録しているオルモ。徐々にトップコンディションに近づいている同選手は「とてもいい気分だよ。ここスペインで、そしてチャンピオンズリーグのベスト16でマドリーと対戦し、勝つために100パーセントの力を発揮する」と決意。さらに「クリスマスの後、僕は多くのプレータイムを得たし、良い感触を掴んだ。シャビ(・シモンズ)との関係性も、ピッチ内外でとても良いもの。明日は一緒に良いプレーをして、ここを突破したい」と明かしている。

 CLでは一段と強さを発揮するレアル・マドリードが相手だが、復調のオルモはチームを逆転突破に導くことができるのだろうか。注目の一戦は、日本時間7日の5時にキックオフを迎える。

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