出場停止処分解除のA・カブレラ 米シニアツアーで復帰&下部にも参戦予定

昨年8月、元パートナーへの暴行などで2年半の実刑から釈放されていたアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)が今週のPGAツアー・チャンピオンズ(米シニアツアー)で復帰する。
昨年12月にPGAツアーから下された出場停止処分が解除され、今週のモロッコで開催される「ハッサンⅡトロフィー」(2月22〜24日)に参戦する。第1ラウンドはスチュワート・アップルビー(オーストラリア)らと同組でスタートする。カブレラがPGAツアー傘下の大会に出場するのは2020年以来となる。

さらに次週、カブレラの母国であるアルゼンチンで開催される米下部のコーン・フェリーツアー「117VISAアルゼンチンオープン」(2月29~3月3日)にスポンサー推薦での出場が確定したと言われている。同大会の勝者は今季のメジャー最終戦「全英オープン」の出場権を獲得することができる。

07年に「全米オープン」、09年には「マスターズ」を制しているカブレラ。マスターズには歴代覇者としての出場資格を有する。ただし米国へ入国するための“査証”は一度却下されたと伝えられており、現在再び申請中。そのため“査証”が降りるまでは米国外での大会の参戦が続くことになる。(文・武川玲子=米国在住)

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