第一京浜のボトルネック「梅屋敷」拡幅どうなった? 京急蒲田の北側はどう変貌するのか

かなり”工事前段階”にはなってきましたが…

片側2車線の渋滞ポイント

 東京~横浜間の大動脈とも言える国道15号「第一京浜」ですが、都心部から断続的に片側2~3車線道路が続きます。大森海岸から先は片側4車線化されていますが、大田区大森町をすぎるとふたたび片側2車線に戻ります。 慢性的な渋滞となっていることから、蒲田駅周辺を中心として、国と都による改良事業が続けられています。 このうち、もっとも混雑がひどかったのが、蒲田駅南側の環八通りとの「南蒲田交差点」でした。ここで環八通りはさらに京急本線とも踏切交差しており、ほとんど交通マヒ状態でした。連続立体交差事業とその関連事業で、2012年に京急は高架化、第一京浜の交差点も本線アンダーパス化が完成しています。 いっぽうでその北側、大森町から蒲田までの約1.2kmが「梅屋敷工区」として拡幅事業が進行中。いまだ片側2車線のままで、依然として渋滞の激しい区間です。最終的に片側3車線に拡幅される計画ですが、まだ着工に至っていません。用地取得率は、2021年度末で89%、2022年度末で90%。今年度もひとまず用地取得を進めている段階です。 上下2層構造のまま本線からダイナミックに分岐していく、京急蒲田駅の京急空港線の高架橋。第一京浜を悠々とまたいでいきますが、巨大な2本足の門型橋脚は、第一京浜の拡幅を見据えた設計となっています。

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