ハーフ『29』は自身初 シード圏内ギリギリの川崎春花は「ずっと緊張していました…」

<大王製紙エリエールレディス 初日◇16日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6575ヤード・パー71>

川崎春花が5連続を含む8バーディ・2ボギーの「65」をマーク。首位と2打差、トータル6アンダー・2位タイで滑り出した。
10番からスタートしイーブンパーで前半を折り返した川崎。圧巻だったのは後半の1番からで、ここから怒涛の5連続バーディ! 3番と5番はそれぞれ9メートル以上のロングパットを決め、ハーフのスコアを『29』でまとめた。「ハーフ『29』は初めてです。パッティングは距離感だけを意識していたら入ったみたいな感じでした」と、はんなりとした口調で振り返った。

今週の大会終了時点で、メルセデス・ランキングで50位以内に入った選手には来季のフル出場権(一部試合を除く)が与えられる。現在の川崎の順位は49位。昨年の国内メジャー「日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯」を制し、3年シードの資格は保有しているが、その権利を使わず、50位以内に入り来季のシード権を確保したいところだ。

「(プレー中は)ずっと緊張していました…。大事な試合だと自分の中では分かっていたので、逆に今回は意識して臨んでいます」(川崎)。

シード権はもちろん、ツアー通算3勝目を目指す川崎。首位とは2打差と好位置で初日を滑りだした。「今日のこういう感じでやれば、このスコアが出るんだと学びになったので、明日以降に生かしていきたいなと思います」と、2日目以降も自らを追い込みながら好スコアを目指す。(文・神吉孝昌)

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