「冬に向けスタッドレスへ!」16式機動戦闘車のタイヤ交換 陸上自衛隊今津駐屯地が公開

ホイール止めるハブボルトは10本!

タイヤチェーンの併用も有り

 陸上自衛隊 今津駐屯地は2023年11月13日(月)、16式機動戦闘車のタイヤ交換の様子を公式X(旧Twitter)で公開しました。 作業はこれまで履いていた夏タイヤを車体から外し、冬に向けてスタッドレスタイヤに履き替える場面です。

 16式機動戦闘車の車重は約26t、タイヤは8本あるため、単純計算では1本あたり3.25tの重量を支えていることになります。そのため、タイヤサイズは395/85 R20と呼ばれる巨大なもので、しかもちょっとした被弾では容易にパンクしない、いわゆる「コンバットタイヤ」と呼ばれる特殊構造のものになっています。 それはスタッドレスタイヤでも同様であることから、タイヤ交換には「タイヤリフター」または「タイヤドーリー」などと呼ばれる補助ツールを使い、さらに隊員2人がかりで行っていました。 なお、16式機動戦闘車にはこのほかにもタイヤチェーンが用意されており、豪雪地帯や演習場の悪路などでは、スタッドレスタイヤとチェーンを併用することもあります。 今津駐屯地は琵琶湖の西岸に位置する滋賀県高島市の山間地にあり、冬場は雪が積もります。そのため、16式機動戦闘車に限らずトラックや各種業務車両も順次スタッドレスタイヤに履き替える模様です。

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